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素朴な疑問

1819犀角独歩:2004/10/27(水) 14:10

―1818からつづく―


> 『御本尊集』…山中氏の研究を否定した人は居ない

三学無縁さんに拠りますと、立正佼成会の教学の責任を持つ幹部がこの点を指摘したことがあるということでした。その方の名前をわたしは失念しました。

> 山中氏…「臨模・作為」

この分類に基づくご指摘でしたか。失礼しました。
彫刻本尊原本を鑑みる限り、実に事情は複雑だと慨嘆を禁じ得ないところがあります。
雑駁に申し上げれば、「南無」は臨写の如くです。「妙法蓮華経」は模写の如く、しかし、法の旁[土/ム」の土の横棒二本目は、禅師授与では止筆、彫刻本尊は下に跳ねています。經の旁については記した如く差異を存します。四大天王、日蓮花押に至ってはそれぞれの画の置かれる場所はほぼよく一致しながら、しかし臨写の如くです。不動愛染は静謐の特徴を写さないのにも拘わらず、各部位の形貌は禅師授与と重なります。
実際は写真をご覧いただきながら、説明申し上げるのが最もおわかりいただけるところで、ネットにでもアップすれば容易いことになります。しかし、何せ著作権もなにもあったものではないネット社会で、永年苦労した図形を載せれば、直ちに悪意・転載の憂き目に遭うことは必至です。そのために出版を終えるまでは発表はOHPとし、投稿は文章に留めております。事情をご察しいただければ有り難く存じます。

> 今の段階では大石寺蔵の真偽

わたしの今回の管見は彫刻本尊の石山伝承の真偽を問うことに終始しました。
あえて禅師授与漫荼羅については寡聞とし、先に送ることとしております。
また、仰せの研究は石山が彫刻本尊と共に禅師授与漫荼羅の写真を公開し、文字の鑑定と共に材質の科学的分析も含めて世に発表する責務を負う点であるとわたしは考えております。


> 寺尾英智氏…紹介

有り難く拝受申し上げました。


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