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素朴な疑問

1753犀角独歩:2004/10/13(水) 10:24

問答さんに問いかけていただきながら、ちょっと目を離したすきにレスが進んでいました(笑)

目師が天奏に所持した宝物をたしか列挙した資料があったと記憶するのですがどこでしたか。探してみます。ただ、この辺の話の信憑性は如何ばかりか。何せ、紫宸殿に掛ける本尊というのが、れんさんがご指摘くださったとおり削損して紫宸殿本尊だという代物で、これもたしか目師は持って行った話になっていたような。いずれにしても、閲覧に供するためであったと記憶します。

「万年救護」語の要山血脉両抄、北山所破抄、さて、どちらが初出なんでしょうか。血脉両抄の成立年代が決め手ですね、これは。

・法華本門宗血脈相承事(本因妙抄)
「万年救護の為に之を記し留むる者」
・具騰本種正法実義本迹勝劣正伝(百六箇抄)
「万年救護写瓶の弟子日興之を授与す云云」
「釈迦諸仏の出世の本懐、真実真実唯為(ゆいい)一大事の秘密なり。然る間万年救護の為に之を記し留む。」
・五人所破抄
「今日蓮聖人は万年救護の為に六人の上首を定む」

「万年救護」語は、北山では六老全員に掛かりますが、要山では興師に限りますね。

では、「万年救護本尊」となると、愚鈍凡夫さんのご指摘の『五人所破抄一覽』も載りますが、隠師は35代です。17代精師が『家中抄』『日蓮聖人年譜』に既にその用語が見られます。元来、目師直授伝説を、興師授与、次に目師と変えたのは精師でしょうか。それともあとからの改竄でしたっけ?

この点は、れんさんがお詳しかった。れんさん、もしロムされていらっしゃいましたら、ご教示ください。あと、もう1点、冨要『五人所破抄一覽』の「今日蓮聖人者又為に万年救護の(三十五字省略)能聴是法者斯人亦復難と文」のこの35字は何が埋まるのでしょうか。ご多忙のところとは存じますが、ご教示いただければ有り難く存じます。


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