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素朴な疑問

139一字三礼:2002/07/25(木) 23:42

日興上人の「原殿御返事」に

・・守護の善神此の国を捨去すと云う事は不審未だ晴れず候。其の故は鎌倉に御座し候御弟子は諸神此の国を守り給う尤も参詣すべく候、身延山の御弟子は堅固に守護神此の国に無き由を仰せ立てらるるの条、日蓮阿闍梨は入滅候誰に値いてか実否を決すべく候と、委細に不審せられ候の間、二人の外弟子の相違を定め給うべき事候。師匠は入滅候と申せども其の遺状候なり、立正安国論是なり。

ここで、“鎌倉方と身延方で意見の相違が出て、どちらが正しいか決しがたい”と日円師が言った時、日興上人は“遺状があります。立正安国論がそうです”と仰っております。
もしも「二個相承書」が存在したとすれば、この時点で日円師に「二個相承書」を見せて、日興上人御自身が他の五老僧に対する優越・正当性を示せば、神天上法門で揉める事もなかったでしょうし、ましてや身延離山などに至らなかったでしょう。
また、「二個相承書」が存在してもなお、示さなかったと言うのであれば、師匠・日蓮聖人の御遺志を蔑ろにしたことになります。


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