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素朴な疑問

1381犀角独歩:2004/05/24(月) 17:29

愛煙家さん、はじめまして。

わたしが答えることかどうか解りませんが、石山義と言わず、仏法教義には「進化論」は介在する余地はないでしょうね。

ここで何度も取り沙汰される「五百塵点劫」、これが現在の時間に換算すればどれほど前のことか解りませんが、宇宙開闢以前まで遡ってしまうのではないでしょうか。十界衆生はおろか、地球も太陽系も、銀河系、現宇宙すら存在しない過去まで遡ってしまいます。

しかし、仏教‘神話’は劫(カルパ)に四周期説を採るものの、霊長類は言うに及ばず、他の生物種も永遠の過去から存続していた前提で成り立っています。

もっとも、わたし達日本人にも馴染みのある閻魔大王は、インド説話の「ヤマ」に由来するようで、このヤマの話とは、いちばん最初に死んだ人が一番最初に冥界に辿り着いたので、その世界の王になったなどという類の話であったと記憶します。まあ、こんな曖昧さはあるものの、少なくとも石山が依経とする補強のコンセプトは永遠に存続してきた衆生類であって、「進化論」との整合性はゼロに等しいと考えるほかありません。

ただし、創価学会の『生命論」やら、『科学と宗教』やらは、科学との整合性を考えて創案されたストーリーですから、適当に法華経と現代科学が矛盾しないような解説を施していたと記憶します。法華経とも、石山教義とも無関係の話ですが。まあ、それを読んですばらしいと思って自著に書き入れた大橋師の如き、人物もいますから、その影響、石山になきにしもあらずと言ったところでしょうか。


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