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素朴な疑問

1254みかん:2004/04/04(日) 19:01
大石寺において戒壇堂と本堂が混同されている件については、一昨年かいた未発表の文章で考察したところですが。

> 現代におけますところの通説では、「戒壇」とは「僧侶になるための受戒の儀式を執り行う場所」であると思いますが、富士の流儀ではなにか別の意味がありましたでしょうか?

日蓮の本門戒壇構想は、南都の小乗戒壇院、叡山の(迹門)大乗戒壇院に継ぐ戒壇院として構想されたはずです。

ご存じのように、本門寺の戒壇堂たるべき「正本堂」を、「正本堂」と名付け、僧侶の授戒の場ではなく、大人数の一般信徒の戒壇板曼荼羅への参拝の場所として使用していたわけです。

これがどこから来るのかですが、富士門流史に詳しくない私にはよくわかりませんが、

三大秘法禀承事(私は偽書だと思います)の
「三国並に一閻浮提の人懺悔滅罪の戒法のみならず大梵天王帝釈等も来下して・給うべき戒壇なり」
という記述が、戒壇堂を、僧侶の授戒の場という本来の意味ではなく、一般信徒の修行の場という解釈に変えてしまった原因であろうと思います。


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