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素朴な疑問

1210エル:2004/04/02(金) 09:11
れん こんにちは。

>上代では御堂としての立派な建物があるわけではなく、土を踏み固めた土壇
>が本体だったようです。主師の代に天堂が建立されたようです。

ということは、相撲の土俵のような感じだったのでしょうかね。私は、天堂の
本尊というのがあったと、かつて聞いた記憶があるのですが、建物のなかには
御本尊はなかったということですね?

>初座は蓮師の時代から行われていたようで、

ただ、日鎮上人の書かれた「堂参御経次第」という書物には、当時の勤行の様
子が書かれていて、天拝は初座ではなく二座に行なわれているのです。

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大永三年癸未 五月一日 夜の部
1、本堂   十如是・寿量品・題目百返
2、天御経  十如是・寿量品・題目百返
3、御影堂  十如是・寿量品・題目百返、再度、寿量品・題目三百返


大永三年癸未 五月二日 朝の部
1、御影堂  十如是・寿量品・題目三百返
2、天御経  十如是・寿量品・題目百返(祈念申候)
3、本堂   十如是・寿量品・題目百返(奉祈願候)
4、御影堂  十如是・寿量品・題目百返(祈念申候)
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以上の順番となっています。これが疑問なんですよ。
驚くことに、夜も天拝を行っています。(@_@)

我々は、天拝は朝のみと教わりましたが、「初座 天拝 朝のみ」という形式
は、近年になってから生まれたものでしょうか?

日亨上人によりますと、五座三座の分配、十如是・寿量品長行・自我偈の区別
等の細目については、第九世日有上人が定められたと云われていますね。とこ
ろが、うえに述べた日鎮上人は日有上人より後の猊下です。初座天拝という化
儀は、承知徹底されていなかったのでしょうかね。

あと、江戸時代の頃は以下の順番だったと云われていますが、

1. 天堂    初座
2. 本堂    二座
3. 御影堂   三座
4. 客殿    四座
5. 墓所    五座

この中の、本堂にはどの御本尊が祀られていたのでしょうか?客殿は、今日の
ように御座替りの御本尊だと思うのですが。


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