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素朴な疑問

1033愚鈍凡夫:2003/11/28(金) 05:33
皆さん、お早うございます。

マザー・テレサは、戦火の中で悲惨な体験をし、深く傷ついた少女たちの心のケアもしていたわけです。PTSDに苦しむ人の心の奥底まで入り込める人なんですね。そういう意味では、サイコ・セラピストとしても一流の方だったと思います。この、病苦・生活苦だけではなく、深刻なトラウマにまで光を当てた女史の姿に、幾度となく感動を覚えたものです。
女史が育った街は、いろんな宗教が混在していて、女史自体異教徒に対するアレルギーが元々なかったようですね。そして、見知らぬ貧しい人にまで優しかった母親の影響を強く受けたのだと思います(食事の時、見知らぬ人と食卓を共にすることがよくあったそうです。母親は微笑みながら親戚の人と紹介していたらしいですが)。

誕生から6〜7歳までの子供の生活で最も重要な大人は母親です。それは、子供がこの時期に、愛情とは何かを学ぶからです。女史は、子供が社会生活に適応することを学ぶこの時期に、人間としてもっとも尊いことを母親から学んだのだと思います。
「援助を必要とする人」を援助することが当たり前の行為として、自然に身に付くような環境に育ったというのが大きかったのではないでしょうか。

女史がノーベル賞で貰ったメダルを売って、パンを買おうとした話は有名ですが、反面、自分の名を施設や建造物に付けるのを極端に嫌がったそうです。どこかの宗教指導者とは全く正反対なのが、何とも凄いですね。

余談ですが、
数珠を通して仏教・ヒンズー教・キリスト教の関係を考えてみるのも面白いかなと思ったりしています。


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