したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

国際経済史

75誰が単位取得すんだよ:2008/11/08(土) 21:48:01
債権者は債務者の総財産から債権額に応じて平等に債権の満足を受けるのが原則
である。物的担保は、担保目的物を換価して得た額のうち債権額以下の金額を他
の債権者に先んじて取得する事が出来る。この点で優先弁済的効力を有するとい
える。人的担保の場合は債権者平等原則を破ることはない。しかし、債務の履行
を請求できる相手を増やしていることから、無担保の債権者よりは債権の満足が
得やすいという点で優先弁済的効力を有するといえる。人的担保は物的担保に
比べて、債権回収の確実化の度合いが低いが、物的担保に比べ成立が容易であ
る為、比較的低額な市井での金融に多く用いられる手法である。それに対し、
物的担保の中でも不動産や財団を対象にした担保物権は、債権回収を確実化す
る力が強いが、成立に費用と手間が掛かるので、不動産の購入や企業間の取引
などの高額な契約に対して使われる事が多い。また、物的担保の中で登記・登
録を要しない動産を対象にした担保は、債権担保を除き今日ではあまり担保と
して機能していないのが実情のようである。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板