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御遺文関係は此方で

1管理者:2003/11/12(水) 21:46
便宜上、このスレッドを立ち上げました。

2管理者:2003/11/12(水) 21:48
空き缶さんへ。本来は真言宗系に属するものかとは思いますが、独断で、即身成仏のレスの一部を此処に張り付けます。

かつて川蝉さんだと思いますが、某掲示板にて修行僧「蓮長」の卒論的文献として「戒體即身成佛義」を上げておられました。
この「戒體即身成佛義」等は、顕教の戒體より密教の戒體の方が優れているとする結論だと思いますが、この辺からの発想なんでしょうかね?

3川蝉:2003/11/17(月) 10:05
空き缶さんへ。
冨士門流信徒掲示板には投稿しないようにしていますが、一日おきぐらいに閲覧しています。
空き缶さんが「幽霊」という言葉にかんしてコメントされているのを拝見しました。

弘安三年八月の「内房女房御返事」真無に
「幽霊生存之時」とあり、
また、建治元年四月の「法蓮鈔」真蹟にも
「慈父幽霊第十三年忌辰」
と幽霊と云う言葉があります。

4空き缶:2003/11/17(月) 11:35
川蝉さん

御教授ありがとうございます。

私はあちらこちらで、臆面も無く恥をさらしている次第です。

5空き缶:2004/01/03(土) 20:01

 管理人さんへ、「類纂 日蓮聖人遺文集」を拝して、御教授願いたいことなどを、今後こちらのスレッドを活用させて戴きたく存じます。
 何卒、宜しくお願い申上げます。

「類纂 日蓮聖人遺文集」には、多くの御遺文に「泰堂云く・・・」といった奥書がみられますが、これは「類纂 日蓮聖人遺文集」を編集された、泰堂上人によるものでしょうか。

6管理者:2004/01/04(日) 09:48
皆さん、お早う御座います。

空き缶さんへ。

>多くの御遺文に「泰堂云く・・・」といった奥書がみられますが、これは「類纂 日蓮聖人遺文集」を編集された、泰堂上人によるものでしょうか。
大聖人滅後二百余年に「五大部」を元として収録をした物を「録内」と称し、其の余の口伝・秘訣等と称して寺院に収蔵相承した物を「録外」として珍蔵してました。その後、諸師が御遺文を刊行しました。
小川泰堂居士、御書を一読して感ずる処ありて帰仰し祖書を拝読す。然し版本誤謬多く、其の版本の校訂を誰も成し遂げていないことを遺憾とする。時に尾張に日明師の稿本、今尚存在すると聞き、嘉永の春にその地に至り相議し、此の遺稿を書写す。
泰堂居士、真跡を一々に拝し、版本の誤謬を訂正し、全財産を御遺文の校訂につぎ込み、完成したのが「高祖遺文録」三十巻です。
類纂の「泰堂云く」とは、御真筆を拝したときの注記として「高祖遺文録」に一々に書かれて居られるのをそのまま載せて在ります。
以上、簡単ですが質問の一端を書きました。

7れんげ:2004/01/04(日) 16:48
管理人さん、皆さん、こんにちは。でももうすぐ、こんばんわですね。(^^ゞ

私は今日から仕事です。。
いまひと段落ついてコ−ヒ−タイムしています。(^.^)v

管理人さん
某掲示板等へのご遊行、とても嬉しく拝見させていただきました。(*^.^*)
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。m(__)m 
本日も護法務ご苦労様でございました。m(__)m 合掌

8れんげ:2004/01/04(日) 16:52
あれれ(~_~;) 雑談スレッドに書き込みしたつもりが・・・
管理人さん、ごめんなさい。m(__)m お正月ボケからまだ覚めていませんでした。(-_-;)
どうぞ宜しくお願い申し上げます。m(__)m 合掌

9野菊:2004/01/04(日) 18:47
それでは、スレッドを戻しましょう。
今年はじめて読んだ御遺文は、
「忘持経事御書」
中国の歴史上もの忘れのひどい人は夏の桀王、殷の紂王であることを記され、
ついで仏弟子の中では須梨槃特は自分の名前を忘れるほどであるから、世界一
の忘れん坊で、いまの常忍上人は持経を忘れたのであるから日本第一の忘れん坊
とユーモアいっぱいに書かれ、経は持っていっても心を忘れている者が多くいる
ことを嘆かれています。そして、最後に常忍上人の孝行と日ごろの信仰を褒め、
母子ともども成仏間違いなし!と結ばれていました。

たまたま開いたご遺文でしたが、今年は、この「忘持経事」を忘れずに過ごしたい
と思います。みなさんはどの御遺文を今年のテーマにされますか?すべてでしょうか?

10うらら:2004/01/04(日) 22:28
みなさん御遺文の研究をしてますか?
私も住職さんのとこで研究してます。
立正大学の日蓮教学研究所の研究員です。
今年は最初に読んだのは唱法華題目鈔の205ページです。

11野菊:2004/01/04(日) 22:43
うららさんこんにちわ(^○^)
住職さんが、日蓮教学研究所の研究員さんなのですか?
うららさんが、研究員さんなんですか?
>唱法華題目鈔の205
って?
>>故に堕悪道事無疑。同くは法華経を強て説聞せて毒鼓の縁と可成歟。
>>然れば説法華経可結謗縁時節なる事無諍者をや。又法華経の方便品に
>>五千の上慢あり。 
というところですか?

忘持経事御書で感激したのはですね。
僕は、会社でよく忘れ物をするんですよ。「行ってきまーす」と言って
出てから、2、3度戻るのはしょっちゅうです。東海一の忘れん坊です。
だから、近親感を覚えたのと、やはり大聖人のやさしさですね。
あとは、形だけ持っていても心で持っていないといけないというところ
また、富木上人の母親に対する親孝行のところを見習いたいと思いました。
研究などとは、私は程遠い者ですが昨年、縁有ってたくさん資料をいただ
いたので少しでも読みたいと思っています。でも正月は映画ばかり見てしまった。爆
ラストサムライとか、マトリックスのDVDとか−−(-_-;)反省

12空き缶:2004/01/05(月) 00:16

 管理人さん、皆さん、こん○○わ。ご丁寧にありがとうございます。

 「小川泰堂居士」とありましたが、私は編集の労をとられました「上田泰堂上人」による奥書かと思っていました。
 「小川泰堂居士」とは、「居士」といわれるところから在家の方とおみうけしますが、いかがでしょうか。

 私はこれまで、大石寺系の御書(御遺文)を中心に拝していましたので、読み下しの段階で違いのある「開目抄」と「観心本尊抄」、また大石寺が僧侶用に出版した「昭和新定日蓮大聖人御書」に唯一掲載をみなかった「日朗御譲状」(但し断簡類や註法華経も不掲載)等をまず最初に拝しています。
 
 「類纂 日蓮聖人遺文集」によりますと、「日朗御譲状」は京都本圀寺に御真筆があるとされています。にもかかわらず、大石寺はなにゆえいずれの遺文集にも掲載をみなかったのか不思議でなりません。

 また、「立正安国論(広本)」の奥書にも興味深いものを感じましたが、これ以上は長くなりますので、また後日にします。

13管理者:2004/01/05(月) 11:11
空き缶さん。
>「上田泰堂上人」による奥書かと思っていました。
そーでしたか、紛らわしいですね。(^_^;
昔、昭和48年頃に御遺文を検索出来るようにと、カードに御遺文を書き取りしてまして、昭和53年に泰堂が生まれました、その時、小川泰堂居士御遺文編纂の偉業を思い付けさせて頂きました。名前負けしてます。(^.^;
>在家の方とおみうけしますが、いかがでしょうか。
はい、在家の方です。藤沢にお墓が在ります。お子様は田中智學大先生に嫁がれ、身内は国柱会の会員です、小川冨士子先生は泰堂居士の系統です。野菊さんが詳しいかと・・・
>「日朗御譲状」は京都本圀寺に御真筆があるとされています。
此の書は、「類纂 日蓮聖人遺文集」では付録的に扱ってます、つまり偽書説が在るからです。現に京都本圀寺所蔵ですが、真筆では無く偽書です。
>「立正安国論(広本)」の奥書にも興味深いものを感じましたが、
またお書き下さい。

14野菊:2004/01/05(月) 22:15
小川泰堂居士は、智学先生の父と同じ幕末のお医者様でした。ちなみに
智学先生の二人目の奥様(諸事情ありまして)泰子さまは、小川泰堂居士
のお孫さんです。里見岸雄氏の母にあたると思います。メルマガの大橋
冨士子先生は、前妻周子様のご子息、芳谷先生のお子様です。小川姓を
継がれた御血縁の方もいらっしゃいますが、名前は忘れました。でも、
冨士子さんだったかも?確か、国文学に詳しい方だと思いました。
なんせ、一男四女いらっしゃいますので−−(-_-;)

15空き缶:2004/01/05(月) 22:30

管理人さん、野菊さん、こん○○わ。御返事ありがとうございます。

「日朗御譲状」について、「真筆では無く偽書」との事ですが、興風談所の御書システムでも偽書の部類に入っていましたが、どのような理由で偽書といわれているのでしょうか?筆跡でしょうか?よろしければ御教授下さい。

京都要法寺に伝わった、日目門流の相伝書「具騰本種正法実義本迹勝劣正伝」(百六箇抄)には、「先陣者毎度日興、後陣日朗、其外臆病者、大難悪風吹散彼此たゝすみ、大将の日蓮をも見失けり。日興日朗なくは、某大陣あやうくや見けん。日興先かくれは無辺行菩薩歟、日朗後ひかうれは安立行菩薩歟、日蓮大将なれは上行菩薩歟、日目毎度幡さしなれは浄行菩薩歟。」(大石寺堀日亨師は富士宗学要集にて後加としている個所)というくだりが有り、また日興師には二箇相承(これも偽諸説有り)があることなどから、日興師・日朗師には特別な相伝があったのではないかと思わせる記述があります。そのような意味から、日朗御譲状や二箇相承の偽書説の根拠に強く関心をもっています。どうぞ宜しくお願いします。

16空き缶:2004/01/05(月) 22:32

 スミマセン訂正です。

 (これも偽諸説有り)→(これも偽書説有り)


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