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本門の戒壇について
5
:
空き缶
:2003/11/04(火) 16:14
野菊さん、川蝉さん、はじめまして。
早々のお返事ありがとうございます。
「国立戒壇論」は富士門流の伝統が、「大政奉還・明治維新」後の日本政治の変換を受けて、うまれてきた思想であると思います。
戒壇論については、某掲示板にて「顕正会」の皆さんと意見を交わそうと思い、スレッドを立ち上げましたが、残念ながら閑古鳥が鳴いている状態です。
「富士門流信徒の掲示板」においても、現在の私の考えを箇条書きにして述べさせていただきました。
富士門においても、上代では「朝廷の帰依による、朝廷発願・建立の戒壇」であり、戒壇建立の場所については、日本一の名山「富士山」であると伝わっています。
この戒壇が建立されるまでは、日蓮門下は「私度僧」(律令制下、定められた官許を受けることなく出家した僧尼。)で在るべき、とするのが富士門流における「戒壇建立」の意義であったように感じます。
今日的な意義としましては、どうなんでしょうか?少なくとも「国立戒壇」を造ると成ると、「公共事業」ですから、もっと別な税金の使い方をしてほしいと、個人的には思ってしまいます。
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