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本門の戒壇について

49ROCK:2003/11/19(水) 17:53
管理人さん、こんばんは&御邪魔してます。

>「書籍情報」に研究の成果の著作の宣伝を兼ねてご紹介下さい。
>是非オープンの時はURLをこの板に書き込み下さい。

ありがとうございます。出版時期が確定すればお言葉に甘えて書き込ませて頂き
たいと思います。
宗門の方は教科書的存在のようなものにしたいとおっしゃっていたので、多少の
自信はあるんですけれど、私としては〝まだまだだな〟と思っています。

>板本尊の表面は何削りか、かんな削りなら桃山時代以降ですが、ちょうな?削り
>なら以前となるが。大石寺の板曼陀羅は、観た人の言うにはかんな削りだとか。

細井日達師は昭和47年9月12日、日正寺竜口法難会において、

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また、戒壇の御本尊様は楠の板である。楠の板で大部古くなりほこりが後ろの方にた
まり今度お水洗いする事になり、洗ったのである。実際に大御本尊は楠の板で、其の
時分はカンナがなかった、鎌倉時代には手斧である。だから、あの御本尊は手斧けず
りである。それを見ればすぐわかる。それを知らないで漆を塗ってあるからあれは足利
時代に出来たとか、最近は徳川時代に出来たなどととんでもないことを言う。ところが
あれは後ろをみるとみんな削ったあとがちゃんと残っている。それをみても明らかに鎌
倉時代である。しかも、手斧で明治時代の人は知っている。まるいものではない。 あの
時代には鉞みたいな手斧で削った。其の板です。実際に見ればはっきり分かる。(中略)
そういうことを見てもはっきり鎌倉時代の板本尊である。 そうすると、また向うの悪口を
言う人は、身延には楠はない、あんな寒い所に楠はない、あれは静岡県富士の辺でな
ければ無いんだ。だから結局富士へ来てから造ったんだという。ところが、あにはからん
や、身延の入口の大野山本遠寺という寺がある。これは身延駅から身延へ行く手前に
今でもある。その寺にちゃんと千二、三百年前からの楠の木が今でも生きている。もし、
それが千年の木としても、大聖人様が七百年とすればまだ三百年以上の木があったわ
けである。

(『日達上人全集』2輯5巻、p434−435、1980年)
──────────────────────────────────

と述べています。参考までに。
ところで、細井師は「その寺にちゃんと千二、三百年前からの楠の木が今でも生きている」
と云っています。確かに大野山本遠寺には楠がありますが、身延町の天然記念物に指定
される際に測定された樹齢は450年ですから、宗祖在世の時代から身延に楠があったかど
うかは疑わしいと思います。
細井師は何を根拠に「千二、三百年前からの楠の木」としているのか甚だ不可解ですね。
真実、大野山本遠寺に樹齢が1200年を超す楠があればその楠が天然記念物に指定され
るはずですから。


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