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ラーメン二郎コピペ

47匿名さん:2009/01/23(金) 09:11:22
突如、暴徒と化したロティストたち。警官隊の銃撃も、ゾンビのように群れ歩くロティストたちには通用しなかった。
そしてロットゾンビの魔手が佐藤にも伸びる――
ここまでか――!
無人のコンビニのバックヤードに追い詰められた佐藤に、じりじりとゾンビが迫る。
爛々と赤く輝く目が佐藤の視線をとらえると、ストンと腰が抜けた。
何か――何か投げつけるものは!?
商品の散らばった床をまさぐってみても、手に触れるのはポテトチップやカップラーメンの類ばかり。
さっきまで三田本店で隣に座って二郎を啜っていたロティストが、今やゾンビと化して牙をむきにじり寄ってくる。
終わった――。目をぎゅっと瞑り、佐藤は「そのとき」に備えた。
そのとき。
ズドン!という銃声のような轟音に驚いて目を開けると、背中から血脂を吹き上げつつその場に崩れ落ちるゾンビが見えた。
戸口に視線を走らせると、男が一人。
黒いコートを羽織り、黒いサングラスをかけた男。
知っている――ロティストなら誰でも――この男こそ!
「ふふ…『ロットウィザード』ただいま参上、といったところか。さしもの『バケツ食いの佐藤』も危機一髪だったな。」
ロットウィザードの手には、短く切り詰めたショットガンが握られている。
さきほど佐藤が聞いた聞いた轟音は、まさしく銃声であった。
「け、警官のピストルでは、死ななかったのに…それは、ショットガン…?」
「いや、これは『ロットガン』だ…といっても、銃自体はただのショットガンには違いない。
 ただ、弾丸に仕掛けがあってね。ショットシェルの中に詰まっている散弾に、縦横に溝が掘ってある。
 その溝のせいで、対象に命中した散弾は砕け、真皮と皮下組織の間でまさに『暴れまわる』のさ。
 …『ヤツら』はそこにいるのだからね。貫通する銃弾では、効果は薄い。」
安堵感もあってか思わず、ハフッ、と佐藤の鼻から笑いが抜ける。
「…またあの与太話ですか?『二郎』というのは実は未知の生物か何かで、皮下脂肪のフリをして人に寄生してるっていう…」
バカバカしい。
「やれやれ…では、実際に見てもらうしかないか。」そう言うと、ロットウィザードはナイフを取り出し、
ゾンビの死体へと近づいていった。


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