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じょうえつしんかんせん とき(・○・)

9匿名さん:2004/11/15(月) 00:25
ぐらぐら ぐらぐら


次の日も、じしんはつづきました。
ときの、ふあんげなかおをみて、おじさんは、しばらくいっしょに
いることにしました。


 「初めてお客さんのせたときのこと、おぼえてるか?」


 「うん、よくおぼえてるよ。どの駅でも人がたくさんで、みんな手ふってくれてた」(・○・)


 「おじさんもうれしかったよ。
みんな、ときが来るのをずっと待ってたんだからな」


ときは、まあたらしい線路を、力いっぱい走っているところを思い浮かべました。


 びゅんびゅん、びゅんびゅん


 「ぼく、また走れるのかなあ・・・」(・○・)


 「走れるさ。おじさんが直してやるから」


ときは、きずの痛みが少し、やわらいだような気がしました。


「ぼく、お客さんを駅までつれていってあげられなかった。
だから、こんどはちゃんとしゅうてんまで走らなきゃね」(・○・)


おじさんは、だまって、うんうんと、うなづいていました。


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