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1オオツキ:2004/01/08(木) 03:28
あー、オオツキが本来目指すところは、
完璧な虚構で飾られた日記であります。

当ページリンクからいける、居酒屋氏のサイトなどがそう。

楽しくて、翳や苦しみなど微塵も見せず、
読んでもそのサイトの主がどんなひとなのか見えない。
来る人は、ただそれを愉しむ。

僕は、サイト上ではディズニーランドでありたかった。

でも、オオツキさんも悩めるお年頃。
はけ口としてのサイト利用は好むところではないのですが、
しかし別所でも書いたように、
誰も聞かぬ場所で倒れた森の木は存在するのかさえあやふやなもの。
愚痴もまた誰かに聞かれる、もしくは聞かれることを期待せねば
ストレスの解消という意味ではあまり有効ではありますまい。

当初、表のダイアリーも試行錯誤でまじめっぽいことも書いていたのですが、
そもそも反応が無いので来訪者がどういった傾向を期待するのかも不明で、
尻すぼみになってしまいました。

そんなこんなで、再度実験的にこの場にて裏日誌を書いてみることに。

目的は主にオオツキさんのストレス解消です。
位置づけ的には"誰かに見られている可能性を想定しての独り言"。
いやらしいですな。
でもこのスリル感がないと意味がないのですよ。

今後自分で納得できれば表に反映しますし、
思うところあれば皆さんに意見も聞きたい(このスレッドにどーぞ)。
反応も無く、
自分の引き出しの減少(リアルでのオオツキさんは、本来シリアスが基本スタイルであります)を感じるようであれば、
あっさり消滅するやもしれません。

不定期。

発見した方、興味のある方は、生暖かい視線で御笑覧あれ。

2オオツキ:2004/01/08(木) 04:08
(※この日記は全部嘘だ)

気がつくと、彼女が死んで五ヶ月あまりが経とうとしている。
気が滅入るあまり、
今日は仕事もサボって一日ボーっとしていた。

ふとしたはずみに胸を打つ記憶の力はとても暴力的で、
嵐の夜、波間に漂う木片の気持ちが理解できるほどだ。
夜の海の真の闇のなかで、なす術も無くどんどん削られる感覚。

映画を見ても、想うのは彼女にみせてあげたかった、だし、
スーパーで果物を見ても、想うのは彼女にたべさせてあげたかった、だ。
彼女は林檎が、王林が好きだった。
苺とシャンパンを、あわせて食べるのが好きだった。
僕以外の誰がその事実を知っているのだろうか。記憶しているのだろうか。
死んだ人間の果物の好みを?

本来の僕はなにも信じない。
人の想いの恒久性も信じてはいない。
現に彼女と、常にうまくいっていたワケでもない。

だが、唯一。

彼女が僕の愛情を信頼してくれていたのはわかっていたし、
その正体が愛情だろうが執着だろうが、
僕には"信じてもらえる"という事実だけで十分だった。

多分結婚とかじゃなくっても、一生続く関係だよね。

そう言ってくれた、
世界中で唯一の人間が消えてしまった。

愛情が自己肯定の、保護本能の道具であることを、僕は疑わない。
でも、今、苦しいのは事実だ。

僕は人間関係の構築に積極的な性質ではない。
今後、再度リスクを犯して誰かを好きになれるのか、わからない。

というよりも、僕は今まで人生で出会った女の子はみんな好きだが、
好き以上の踏み込んだ関係を誰かに望めるのかわからない。

なにも、わからない。

なにもわからなくて困惑しているのが、
ここ数ヶ月の僕の正直なところだ。

3オオツキ:2004/01/08(木) 23:04
http://www.lyricsplanet.com/index.php3?style=lyrics&id=31307

デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」って曲がある。


 地上管制室より トム少佐
 地上管制室より トム少佐
 プロテイン錠を服用の上 ヘルメットを着用せよ

 地上管制室より トム少佐
 カウントダウン開始 エンジン始動
 発火装置確認 君に神のご加護を

 地上管制室より トム少佐
 やったぞ 大成功だ
 君がなにを着てるかさえ 新聞のネタになるぞ
 そろそろカプセルを離れる時間だが

『こちらトム少佐 地上管制室へ
 今ドアから踏み出すところだ
 ひどく不思議な心地だよ
 星々も今日は違って見える

 地球から遠く
 こうして僕はブリキ缶に座っている
 惑星は蒼く
 僕に出来ることはなにもない

 遥か10万マイルも旅してきたが
 とても気持ちは落ち着いている
 操舵は この船に任せてもよさそうだ
 妻に とても愛していると伝えてくれるかい』

 地上管制室より トム少佐
 回路が死んでいる 異常発生だ
 応答せよ トム少佐
 応答せよ トム少佐
 応答せよ トム少佐
 応答せ……

『月から遠く
 こうして僕はブリキ缶に座っている
 惑星は蒼く
 僕に出来ることはなにもない』


宇宙へ出た英雄が、
事故で地球へ戻れなくなり空を漂う、という歌だ。
(トム少佐が単に通信回路を自分で切った、という説もあるが正解はしらない)

これだけでも切ないのに、
この曲には10年を経てオチがついている。

ボウイの10年後の曲、「Ashes to Ashes」では

http://davidbowie.com/users/tomosk/ashes2.htm


> 古い歌にうたわれた
> あの男のこと 覚えているかい
> ちょっと噂を地上管制センターから聞いたんだが
> いやいや ホントかどうかは知らないが

> 灰は灰に 臆病者は上機嫌に
> 今 僕らは トム少佐は薬中で
> ハイになってよろよろ天国気分で
> 最悪の状況だと知ってしまった


なんとトム少佐はヤク中になっている。

事故から生還できたはいいがその後凋落したのか、
そもそも宇宙へあがってはいないのか、
やはり自分で回路を切っただけだったのか。

ボウイは長く過去の自分に苦しめられたスターだ。

10年という歳月による物語の侵食、
そしてそれを経たトム少佐の悲劇。

それでも、今日も「Space Oddity」を聞く。
宇宙に浮かぶトム少佐を想うだけで涙が出る。
諦観と孤独の漂う、美しい歌だ。

(そしてこの話に、オチはない)

4オオツキ:2004/01/09(金) 13:37
あぁ、気が付いたら「Spase Oddity」の訳のツメを
思いっきり間違っておりまった。
最後は

『月から遠く
 こうして僕はブリキ缶の周りを漂っている
 惑星は蒼く
 僕に出来ることはなにもない』

ですな。
でもこれって、
この段階ではトム少佐の死を暗喩してないかしラ?

管制がトム少佐に応答を呼びかけるくだりのメロディは
いつも鳥肌がたちます。

あと現在のボウイはしぶくて超カッコイイ。

(そして再度オチ無し)

5タカシマ:2004/01/12(月) 05:36
 失礼します。
 初めまして、私はオオツキさんの文章でいつも楽しませてもらっている者です。

 私は大槻さんのシリアスな文体が好きなので、ここも楽しんで読ませてもらってます。
 ダイアリーの様な文体も好きなのですが…それ以上にオオツキさんのシリアスな文体が凄く私は好きなので。

 ですが…
 ここのカキコが増える=オオツキさんにヤな事があった
 ってことかもしれないので…ここのカキコが増えないことを祈るべきかもしれませんが。

 それでは失礼致しました。

6オオツキ:2004/01/12(月) 15:27
ありがとう。いらっしゃい。

アクセスがあっても反応がなければやはり寂しいもので。
こうして見知らぬ誰かがわざわざ反応を返してくれる、というその事実だけで微かに救われます。
シリアスにやっても認めてくれる人がイルンダ!(安堵)

イヤなことがあれば増える、ということはないのでご安心を。

腐ってもモノ書きですので(嘘をつく事に特化した生物)、
このスレッドのテキストも、それでもリミッターで制御されているのですが、
素に近いのは間違いないので照れるというのが問題といえば問題か。

そんなワケで下げ進行(E-mailの欄に“sage”と入力)でお願いできると幸いです(笑)。

あと、書き直しができないから日記には向かないねコレ。どうしたものか。

7オオツキ:2004/01/21(水) 15:03
http://www.fifth-essence.com/archive/bestpix2003/index.htm

この世界はどうしようもなく美しいのだなあと、
感じられる画像ばかりです。

ネット上には他にも様々に面白い画像を集めるサイトがあって、

http://pya.cc/

たとえば此処なんかはコメントをつけることも出来て、よく面白いものがみられる。
ただ、ちょっとでも変わっている画像には必ずといっていいほど

「これアイコラ(合成)?」

というコメントがつけられていたりする。
そんな時には、世界の醜い部分を見たような気がしてがっかりする。
時々逆に質問したくなる。

「コラだったらなんなの?」

僕らは一生をかけても、現世に存在する光景のほんの僅かしか見られはしない。
写真さえ一瞬の切り取りに過ぎず、それはすぐに過去へと変わる。
今を保存する手立ては絶対に存在しない。
どんなに優れた写真であろうと時間から切り取られた瞬間、それはもう虚構になるのだ。

真贋は事の本質じゃないのだ。

生物は、互いに同じ光景を見ることができない。
同じ光景を見ていても、それを処理する目の、脳の見る光景が異なるからだ。
それを知った上で、
僅かにでも感想を共有できたかに見える錯覚を喜ぶべきなのだろう。

色盲の人が見る灰色の世界は、僕の見る雑色の世界とは違うかもしれない。
でも、その世界だってきっと美しい。

全盲の人が脳裏に見る世界とはどんなものだろうか。
その世界だって、きっと美しいと僕は信じる。

8:2004/01/23(金) 01:03
こんばんは。
ロム専を貫き通す所存でおりましたが、なぜだか今更になって反応をば。
場の空気が読めない厨で申し訳ありません。少し酔っているようです。

虚構であれリアルであれ自らの日記に類するものを晒すということは、
来訪者に対して何らかの想像の余地を与えてしまうように思います。
虚構を全て真に受ける来訪者もいるでしょう。
リアルを虚構と捉える来訪者もいるでしょう。
なにせここは恐ろしいインターネットですから。
ですが、その想像の余地こそが「来訪者の求めるもの」なのではないでしょうか?
そういった了見で、私は此処が他でもない教授の城であり、教授がジャッジ・ドレッドであることを常に覚えていて下さればなぁと願います。
例え目に見える反応がなかったとしても、教授の新たな試み…行動そのものに興味を持っている来訪者も多数存在するようですし(伝聞)。もちろん、僭越ながら私もその一人です。

…なんだかエラそうに持論を展開してしまってすみませんでした。
や、しかも申し遅れました。
概ね楽しく、たまにそうでなく来訪させて頂いております。
教授が携わられた作品では『終末』と『シュレーディンガーの猫』を
こよなく愛しております桜と申します。
今度結婚して頂けませんか(挨拶)。

教授のますますのご活躍を陰ながらお祈り致します。
それでは、失礼致します。

9:2004/01/23(金) 01:08
あああーっ折角真面目を装って、勇気を振り絞って書き込んだのに
教授って…教授って! 
ギギギギ、是非デリって頂けませんか、所長。
よろしくお願い致します…。

10オオツキ:2004/01/24(土) 06:45
おはようございます(明け方)。

なにせ“オオツキ”であるせいか、
現実たまに『教授』と言われることもございます。問題ナシングです。
すべてはプラズマです(オオツキ違い)。

そうですね。
桜さんのいってくださったとおりだと思います。
ここはオラが領土のwebッぺサイトですのでオラが神。
ジャッジ・ドレッド。
つまるところ俺イタリアの種馬!(チガウ)

エイリアーん(一文字入れ忘れ)。

でも、
ついつい。
ついつい。

普段は人様の反応をこそ生きる方便(たつき)とする人間のサガなのでしょうか。
スタローンほど……タフにはなれないのですなぁ。
みなさんの顔が見たくって、
みなさんの声が聞きたくって、耳をそばだててしまいます。

>概ね楽しく、たまにそうでなく

がエラクに気になるほど(笑)。
き、気になる点がありましたらぜひご指摘を……(メールでも何でも)。

仕事上であるならばいかな割り切りも行いますが、
どうも、この辺りがまだweb上でのわが身の至らぬところでありますよ。

あ。あとですね。
将来性と免許が無いというほぼリアルのび太(NOT東大)でよろしければ、
ゼヒ結婚をば(挨拶)。

す、好きな花言葉はドクニンジンでっす!(“あなたは私の命取りになる”)

11オオツキ:2004/01/26(月) 12:40
結局のところ、
この掲示板は書き直しが利かないのでオオツキのテキストパワーでは
クオリティの維持が難しい。

自分の納得できるカタチにならんので、
とりあえず保留としてしばし迷走いたしまス。

表のあつかいも迷走中ッ。

12大槻:2005/07/21(木) 23:55:20
ロードオブザリングが終わったよ。
スターウォーズも終わったよ。

観せてあげたかった。

君は結末を識らない。

13大槻:2005/11/15(火) 10:38:24
みんなが「遺志のため」に「違うこと」をしてるよ。

いくらエロゲ屋だからって、
そこまで互い違いにコズミック・モザイクを形成しなくてもいいのになあ。

生きた人間は、
生きた人間の理でしか動けないってこった。

14大槻涼樹:2005/11/16(水) 19:41:52
俺らはシッカリキッチリA型っ子じゃんか。
てきとーにやるからガンガン墓の上にあがられるんだよもう。

ちゃんと味方を見抜かなかったせいだぞ。
自業自得。

生きてたらみっちり説教してやる。
くやしい限りだ。


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