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リーダーを生み出すとは

5凡人:2012/01/22(日) 21:44:14
【Theリーダー 第1部 何のために 誰のために(2)】
アラブの春、反格差社会デモ…共通点は指導者不在
2012.1.3 13:54

 粗末なテントでは垢(あか)まみれの男たちが体を休めていた。熱く政治を語る若者も、マリフアナを吸っている男性もいる。ところ構わず用を足す者もおり、悪臭が鼻を突く。

4月6日運動

 エジプトの首都カイロにある首相府前。ここでは昨年12月中旬まで、軍の暫定統治に反対する若者中心の民主化勢力「4月6日運動」などが座り込み、正門を封鎖していた。

 「4月6日運動」はムバラク前大統領を退陣に追い込んだ反政府デモで動員に大きな役割を果たした。

 「これから革命が始まる」。デモ当初、想像以上の早さで抗議活動が全土に広がるのをみて「4月6日」創設者の一人、アハマド・マーヘル氏(31)は手応えを感じていた。

 マーヘル氏はもともと、民主化運動「キファーヤ(もう、たくさんだ)」のメンバーだった。

 しかし、何か提案をしても、著名な政治学者や人権活動家らが名を連ねる指導部の意思決定は遅かった。当局との軋轢(あつれき)を避け、デモは指定の場所で数時間行う程度。キファーヤは次第に「一部のエリートの運動と化していった」という。

 マーヘル氏は2008年、仲間とキファーヤを離れ「4月6日」を設立。「指導者としてではなく、普通の若者の一人として」大衆動員型の運動を目指した。

 その手段がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブックだった。

2つの共通点

 アラブの春、英ロンドンの暴動、米国の反格差社会デモ、ロシアの反プーチンデモ…。11年はSNSを通じた運動が世界を揺るがした。主義主張は一つの運動の中でさえ多様だが、2つの大きな特徴がある。(1)情報がたちまち共有され、短時間で多くの参加者が集まる(2)運動全体を象徴する明確なリーダー(指導者)がいない−ことだ。

 マーヘル氏自身も「リーダーになるつもりはない」と明言する。「指導者」不在のまま、SNSはこれまで既存の政治組織やテロ活動家が何年かけてもできなかった大衆巻き込み型の運動を、世界中で実現させている。

情報社会進展 役割に変化

 選挙を通じて存在感を示しているのが、2年ほど前に始まった米国の保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」だ。

 茶会も始まりは、小さな政府を標榜(ひょうぼう)する保守思想をツイッターでつぶやくことで知り合った仲間をリスト登録したことからだった。茶会の有力組織「全国茶会連合」は当初、登録者はわずか26人だったが、2週間後には2千人に到達する。10年11月の中間選挙では、全米の各組織が支持候補を上院に5人、下院に少なくとも30人を送り込む大きな成果をあげた。

 今や全米には似たような経緯で発足した茶会系の組織が少なくとも600はあるとされるが、やはり特定の指導者はいない。

 「以前は断絶していた保守系の組織が、SNSを通じてネットワークを築く進化を成し遂げた。緩やかなつながりを維持し、共通の目標のため迅速な反応で共闘するのが茶会の神髄だ」

 「全国茶会連合」のまとめ役の一人、マイケル・パトリック・レイヒー氏は解説する。レイヒー氏によると、支援候補の決定や集会の開催はSNSを通じて告知し、登録者の誰もが参加可能な電話会議が行われる。

 「会議に参加すれば誰でも意見を言えるし、誰が不参加でも決定は下される」のが特色だが、一方で、結束力は必ずしも高くない。

 米シンクタンク「ブルッキングス研究所」のトーマス・マン上席研究員は国政への影響力を認めながらも「茶会は『分散された草の根運動』だ」と指摘する。既成政党のように運動を組織化し、支持領域を拡大させる基盤を持っていないとの分析だ。
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