したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

全国の都市間競争の現実

153凡人:2012/03/30(金) 11:15:49
中部の玄関、世界に開く MEIEKI 変わる名古屋駅前(上)
リニアにらみ新ビル続々 2012/3/28 6:03

 リニア中央新幹線の開通を15年後に控え、名古屋駅周辺が変貌を遂げようとしている。今秋には、半世紀にわたり駅前のランドマークとして親しまれてきた「大名古屋ビルヂング」の解体作業が始まり、超高層・複合ビルの建設・開業ラッシュを迎える。「名駅」は中部の玄関口として国内外からヒト、モノ、カネを呼び込む国際競争力の高い「MEIEKI」に生まれ変われるのか――。

名古屋ターミナルビルの解体が進み、今夏から「名古屋駅新ビル」の建設が始まる

 名駅の北側に、約1万1700平方メートルの空き地が出現した。松坂屋名古屋駅店などが入居していた「名古屋ターミナルビル」の跡地だ。東海旅客鉄道(JR東海)が約1200億円を投じる再開発で、2010年12月着手の解体工事をほぼ終え、16年度開業を目指す新ビルの建設に入る。

■高さ200メートル級建設

 地上46階建てで高さ220メートル。既存の「JRセントラルタワーズ」よりは低いが、JR名古屋駅の上だけで3棟の超高層ビルがそびえ立つ。ジェイアール名古屋高島屋の増床部分や、家電量販店大手のヨドバシカメラなど、商業施設のテナントも決まりつつある。27年に東京―名古屋間が開通するリニアの駅も、新ビルの地下30〜40メートルの位置に設ける公算が大きい。

 駅前では再開発案件が目白押し。三菱地所が大名古屋ビルヂングを15年秋に34階建てに建て替える。日本郵政と名工建設も名古屋中央郵便局跡地で40階建て、高さ200メートルの新ビルを同時期に完成させる。トヨタ自動車系の東和不動産は「第2豊田ビル」の西館と東館を一体で再開発、17年春に複合ビルを開く。

 駅から南側に約1キロ離れた国鉄笹島貨物駅跡地「ささしまライブ24地区」では4月、愛知大学が学生7000人の利用を想定した新名古屋キャンパスを開く。豊田通商などのグループは会議場や商業施設を備えた「グローバルゲート(仮称)」を開業する計画。中京テレビも新社屋を設け、16年度内に移転する。

■回遊性高める

 名古屋駅地区街づくり協議会の藤井修事務局次長は「新たな人の動きが生まれる」と期待する。名古屋市は笹島交差点から下広井町交差点まで約300メートルの地下歩道を整備する計画。行政の支援で、回遊性を高めるインフラも充実しそうだ。

 「リニア開業は大きなチャンス」。名古屋鉄道の山本亜土社長は19日の記者会見で、20年にも名駅周辺の再開発に着手するため準備を進めると明らかにした。駅前とささしま地区を結ぶ「駅南」再開発の中心事業者となる名鉄が動き出せば、ビル建て替えという「点」から新たな街づくりという「面」へと、名駅の進化はもう一歩進む。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板