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全国の都市間競争の現実

129凡人:2012/01/14(土) 09:07:36
北関東で展開する商圏を超えてのお客の奪い合い。一都2県に人口がとられている北関東3県にもかかわらず増床の拡充合戦。しかも経済不況の真っ只中。海外へ工場撤退、増税、デフレ、倒産、失業、減給、高齢で国民の可処分所得が減っている。このままの拡充が持続できるとは思えない。近い将来には闘いの勝敗がハッキリする。それぞれの店舗が撤退と進出を繰り返して商圏の勢力図が大きく変っていることだろう。
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アウトレットなど増床続々、広域集客狙う 北関東の商業施設
テナント充実 観光ツアーも 日経
2012/1/14 6:10

 北関東で、アウトレットモールなど広域集客型商業施設の増床やサービス拡充が相次いでいる。北関東の外からも幅広い年齢層の客を取り込もうと、テナントの充実だけでなくツアーバスの運行も始めるなど、特色を打ち出すのに懸命だ。ただ関東全域でアウトレットの店舗は増え続けており、競争は激しくなるばかりだ。

あみプレミアム・アウトレットは店舗数を従来より5割増やした

 「まもなく開きます」。昨年12月8日の朝。茨城県阿見町にあるあみプレミアム・アウトレットでは、約1000人の客が増床による新装開店を待ちわびていた。

 20〜30代向けと50代以上向けを中心に店舗数を従来より5割増やし、151店となった。店舗面積も3万平方メートルと約4割増。米国のゴルフウエアなど3店は国内アウトレットで初めての出店だ。

■直行バス新設

 米国の街並みを模した敷地内ではあちこちに行列ができている。千葉県から来た女性(53)は「最近足が遠のいていたが、好きなブランドが出店したので来た。非日常の空間で楽しい」と話す。

 同店はこれまで茨城や千葉など近隣客の比率が高かった。増床の狙いの1つは「より広域からの誘客と滞在時間の拡大」(運営会社のチェルシージャパン)。そのため福島県いわき市などからの直行バスを新設した。

 さらにはとバス(東京・大田)と組み、東京電力福島第1原子力発電所事故で客が減った袋田の滝など、茨城の観光地巡りと買い物を組み合わせた応援ツアーも始めた。

 アウトレットを含む約100の専門店が集まる「ニューポートひたちなか ファッションクルーズ」(茨城県ひたちなか市)も昨秋、13店を新規に開店したほか既存11店も改装。服飾や靴、雑貨を充実させた。

 栃木では、西武プロパティーズ(埼玉県所沢市)が運営する那須ガーデンアウトレット(那須塩原市)の増床工事が年末に始まった。店舗面積を2割超広げ、有力ファッションブランドやアウトドア用品、喫茶・飲食店など35前後の新テナントを誘致する計画。7月中旬の開業を予定する。

 那須エリアは震災直後の観光客減などで苦戦したが、12月の売り上げは前年を超え、年明け以降も1割近く上回る水準だ。市野健二支配人は「年末年始などを除けば厳しい状況は変わらない。増床を話題に地域の魅力を高めたい」と意気込む。

■円高追い風に

 群馬でアウトレットと並ぶ集客力を持つのが、昨夏に北関東で初めて開業した米会員制ディスカウント店のコストコ(前橋市)。ベイシアの大型モールの核テナントで、開店時点の会員数は5万人超と国内で過去最多だった。北関東自動車道の前橋南インターチェンジの隣にあり、週末には長野や埼玉の車も並ぶ。

 特徴は海外産の売れ筋商品を大量に仕入れ、大容量で安く売る戦略。為替相場の変動に合わせて価格を随時見直すため、今のような円高の局面では追い風が吹く。

 ベイシアのモールにはその後、国内最大の蔦谷書店も開業。集客力の高い店舗の集積で集客を押し上げる。年内にも全テナントが入居し、敷地面積23万平方メートルの県内最大級の施設が完成する。

 家族連れに向けたきめ細かなサービスも目立つ。あみと運営主体が同じ佐野プレミアム・アウトレット(栃木県佐野市)は、親が買い物中の4歳から小学6年生までを預かり、リース作りなどで遊ぶプログラムで家族層をひき付ける。那須ガーデンアウトレットは飼い犬を運動させられる「ドッグラン」を併設し、観光客らに好評だ。

(水戸支局 大林広樹)


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