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エンタメ業界の日本と世界

1凡人:2011/09/12(月) 06:27:58
エンターテインメント業界の日本と世界の実情

2凡人:2011/09/12(月) 06:29:46
月収10万円は当たり前!? ロックバンドの赤貧事情
http://www.cyzo.com/2009/03/post_1664.html

 ロック歌手で、現在はタレントとしても活動するダイアモンド☆ユカイが、今月5日に自伝『成り下がり』(光文社)を出版。華やかな女性遍歴に加え、一時は「月収10万円」の赤貧生活を送っていたことも告白し、波紋を呼んでいる。

 ダイアモンド☆ユカイといえば、元レッド・ウォーリアーズのカリスマ的ボーカリスト。同バンドの絶頂期こそ短かったとはいえ、当時の彼は、玄人筋からも「日本では珍しい、本格派のロックンローラー」との評価を得ていた。バンド解散後もソロのライブ活動は続けていただけに、「月収10万円は意外だ」との声もある。

 しかし現在のロック界では、ダイアモンド☆ユカイの懐事情はけっして珍しいものではないようだ。

「CDを数万枚程度売るバンドであっても、事務所から支払われる月給は10万円台が普通。さらに売れてないバンドや新人では、数万円というケースさえもあります」(事務所関係者)

 これは、ミュージシャンの収入源の多くが印税によることも大きい。CDをリリースすれば、作詞作曲者には売上の3〜5%、歌手や演奏者には1%程度の印税が入ってくる。したがって、月給自体はサラリーマンクラスであっても、年間の収入は億単位ということはあり得るのだ。

「先ごろ『某国民的バンドのリズム奏者の給与が30万円しかない』とのウワサが音楽業界内を駆け巡りました。彼の場合、相当の印税が入っているはずですが、事務所からの収入はその程度であってもおかしくはありません」(同前)

 そうした収入構造となっているため、CDセールスの落ち込みが目立つ昨今、ミュージシャンの懐事情はさらに寒くなっているというわけだ。

 他方、コンサートやイベントには多くの観客が集まり、現在の音楽界は「ライブバブル」の真っ只中にあるという。しかし、高コスト体質である日本の興行界では、当のミュージシャンには利益がほとんど還元されない構造となっている。そのため、ロックバンドがCDリリースから演奏活動へと活動の軸足を移したとしても、「全国中を回ったとしても収入はさほど増えない」(同前)のが現状であるそうだ。

 なお、作詞作曲を手がけるミュージシャンにとって、もっとも確実な収入源はカラオケ関連の印税である。たとえば"泣けるパンク"の草分けバンドBの元メンバーは、誰もが知っているヒット曲を多数持っているため、年間で1,000万円を超える印税収入があるそうだ。ダイアモンド☆ユカイの場合、ヒット曲を持たなかったことがバンド解散後の苦境につながったといえる。

 もっとも、CD不況の昨今、ヒット曲を出すのは至難の技。さしあたって、バンドマンの赤貧生活を改善するためには、ライブ活動できちんと稼ぎを得られる興行システムを確立する必要がありそうだ。
(玉井光太郎)

3凡人:2011/09/12(月) 06:30:19
<日経エンタテインメント2003年2月号より>
中堅シンガーが2000人規模のホール(渋谷公会堂)でコンサートをやる場合。
(不況の影響で、最近は協賛企業は減る一方、レコード会社からの援助金もない場合が多い。)

●収入=1180万円
チケット売上げ=1000万円。(1枚 5000円×2000人として)
グッズ・物販=180万円。(客の3割が、平均3000円購入したとして)

●支出=1130万円
会場レンタル費=120万、宣伝費=50万、アルバイト人件費・食費=70万、
プレイガイド手数料=60万、著作権使用料=10万、その他雑費=10万
↑ここまでがイベンターの必要経費320万。
それプラス、イベンターに支払うギャラ=40万でトータル360万円。
舞台制作費=100万、音響・照明=140万、特効=20万、輸送費=80万、雑費=20万、
リハ・スタジオ10日分=100万、サポートミュージシャン4人のギャラ=140万、
↑以上がコンサート製作会社の経費600万。
それプラス、製作会社の儲け=50万、トータル650万円。

物販の経費=120万円。これはアーティスト事務所が負担。

(収入=1180万円) − (支出=1130万円) =アーティスト事務所の儲け50万円。

支出で1番大きいのはセットなどの舞台制作費。デザインを凝ったり大型ディスプレイを使えば数千万円。
逆にZEPPなどの大型ライブハウスには基本的な音響・照明設備が備わってるため、
同規模のホールより300万円ほど抑えることができる。

※上記は一回公演のみ
  ハロプロは複数公演でしかも通常一日二回公演 単純に考えると一回分丸儲け

4凡人:2011/09/12(月) 06:30:55
80 :名無しのエリー[sage]:2009/01/04(日) 20:55:55 ID:lgxg/tvR0
ドームでやる場合
貸し館料、設営費、機材費、警備、係員費
水光熱費、清掃費

収入はチケット代、スポンサー(後援)からの収入、物販費

ジャニ系とかは物販費で黒字だろうけど

後は赤字(ファンサービスだろうな)


86 :名無しのエリー[sage]:2009/04/15(水) 17:41:20 ID:zT0GQCQQ0
制作会社でバイトしてたから内情知ってるけど
ドームや武道館でやる場合、金掛かるのは、

1.ステージセットの設営(3000-5000万)
2.LEDビジョンの設置(レンタル料1台1日500万円ぐらい)
3.電飾(特にドームみたいな大空間だと、かなり派手にしないと寒々となる)
4.会場使用料(1dayなら3日分、武道館1日500万、本番以外の日は半額)。

武道館やドームでやると、上の4つの費用がベラボウに掛かるから
1day満員でも赤字、2day満員でトントンぐらい。

2000人規模のホールでやると、上の4つの費用が非常に安く済むし、
当日設営の当日撤去が可能だから、むしろ黒字になりやすい。

ただツアーの場合、ホールでやってもアゴアシを考えると赤字になったりする。
大きな黒字を出すのは、スポンサーがつく場合とか、クリスマスディナー形式で
チケットが1枚4万とかの場合ぐらい。やっぱりCFやってるアーティストは
その会社にスポンサーになってもらえるケースが多いから、非常に有利。

武道館や東京ドームで単独ライブやると、アーティストとして箔がつくから
アーも事務所も、赤字覚悟でやりたがるのは事実。

5凡人:2011/09/12(月) 06:31:28
262:名無しさん@恐縮です:2009/03/07(土) 13:11:19 ID:tsih7j4OP
メジャーデビューしたてのバンド

10年前はメンバーそれぞれ7万の給料が貰えていた
今はそれがゼロ円。

売れたら印税で・・・というが、印税の配分は作詞作曲歌唱全部やっても新人だとせいぜい3%
作詞作曲やってないメンバーは歌唱印税をメンバー数で割る、という悲惨な状態が
「まだまし」と言われるようなレベル。印税配分無しも珍しくない。

グッズで・・・というが、所属事務所(レコ社じゃないよ)にほとんど持っていかれる。
グッズ収益が自分の手元まで残るなんて、メジャーではごく一部。

その一方

M3でCD売りまくってる某ユニットの年収が1千万を超える

地方都市のライブハウスでライブやりまくってる一般的には知名度ゼロに等しいV系バンドの年収が
バンド単位ではあるが3000万くらいあったり

6凡人:2011/09/12(月) 06:32:00
329:名無しさん@恐縮です:2009/03/07(土) 15:13:06 ID:nq8rltTD0
一方、レコード会社正社員の年収は1000万

この国の典型例。
中間搾取する人間が稼いで、実際に商品を作る人間は赤貧。


346:名無しさん@恐縮です:2009/03/07(土) 15:52:33 ID:a4wPiBHwQ
>>337
同意だわ、シヤーベッツ好きだけどライブでいまいち乗りきれなかった

メモリーグラスの堀江純はその一曲で年間180万くらい入るらしい。それでなんとか生きてこれたとか。
一発あてられただけでも凄い事だ

7凡人:2011/09/12(月) 06:32:30
556:名無しさん@恐縮です:2009/03/08(日) 09:05:20 ID:Cuhp9r3B0
メジャーでやると中抜きがひどく、金がうまくまわらなくなり、
そこそこ売れてるのに食えない人間が多数。

こういう業界になっていること自体が異常なんだけどね。

テレビ業界もそう。
局社員ばかりが潤って、実際に作っている制作会社がド貧乏で
すぐ辞めていく。
でも、テレビ番組をやりたい人は次から次へと沸いてくるので問題なし。

音楽業界も似たような形態になってるよなぁ。
夢で若者を釣って、大人達が儲けている。

結論、この国はカス

8凡人:2011/09/12(月) 06:33:05
65 : 名無し募集中。。。 : 2010/08/03(火) 08:50:30.61 0
一番利益率が高いのはお祭りとか企業・団体の余興だよ
カラオケデータだけ持っていけばいいから

70 : 名無し募集中。。。 : 2010/08/03(火) 08:55:16.96 0
>>65
知名度の低いタレントは10〜50万が相場
頻繁にテレビに出ているタレントは150〜300万が相場
知名度によってギャラランクが分かれる


259 : 名無し募集中。。。 : 2010/08/03(火) 10:08:27.38 0
海外でしかもバンドともなると
人と機材で莫大な運賃掛かるからな
よっぽど客が入らないと利益でない
マイナーな海外アーティストの来日とか飛行機格安チケットで
ギャラ数万とかそういう世界

9凡人:2011/09/12(月) 06:33:37
英人気歌手 エイミー・ワインハウスさん死亡 英報道
2011.7.24 01:44
死亡が報じられたエイミー・ワインハウスさん(ロイター)

 ロイター通信は23日、英スカイニューズ・テレビの報道として、英人気女性歌手エイミー・ワインハウスさん(27)が、ロンドン市内の自宅で死亡しているところを発見されたと報じた。詳しい死因などは不明。ワインハウスさんここ数年、薬物とアルコール依存症の治療を受けていた。6月にはセルビアで行った野外コンサートで泥酔し、曲が歌えないなどのトラブルを起こしていた。


コンサートで泥酔のワインハウス、2公演を中止に
2011.6.21 07:05
 18日にセルビアで行った野外コンサートで泥酔してまともに歌うことができず、観客からブーイングを浴びた英歌手、エイミー・ワインハウスさん(27)が、今週予定していたトルコとギリシャでの公演の中止することになった。19日、AFP通信が伝えた。

 首都ベオグラードの会場には約2万人が集まったが、ワインハウスさんはステージ上でふらつき、曲の途中で何度も歌うのを止めたという。ワインハウスさんはここ数年、薬物とアルコール依存症の治療を受けている。(SANKEI EXPRESS)

10凡人:2011/09/12(月) 06:34:06
ガガさん、また訴えられる 今度はヒット曲「盗作」と  2011年8月6日 13時30分

 米ロサンゼルスでの音楽賞で、報道陣にポーズをとるレディー・ガガさん=2010年9月(ロイター=共同)

 【ロサンゼルス共同】米人気女性歌手レディー・ガガさんのヒット曲「ジューダス」について、シカゴ在住の歌手が3日、自分の曲に酷似しており盗作だとして、ガガさんや所属する音楽会社を相手に損害賠償を求める訴えをイリノイ州の連邦地裁に起こした。ロイター通信などが5日、伝えた。

 訴訟を起こした歌手はレベッカ・フランチェスカッティさん。訴えによると、05年に自分の曲の録音に参加したミュージシャンが、その後ガガさんのアルバム制作に関わったという。

 米芸能メディアによると、ガガさん側は提訴についてコメントしていない。

11凡人:2011/09/12(月) 06:34:42
ロンドンの暴動でイギリス最大のCD倉庫が焼失 (2011年8月12日日経)

 8月9日早朝、今回の大規模なロンドン暴動によって、イギリスとアイルランド最大のインディペンデントCD流通を行なう〈Sony〉、〈Pias〉の倉庫が全焼し、CDやレコードの在庫が多数焼失してしまった。大小様々なインディ・レーベルがその在庫をここから流通しており、各レーベルの被害は深刻だ。

 中でも〈4AD〉〈Matador〉〈Rough Trade〉〈XL Recordings〉など、インディ・ミュージック・ファンなら聞いたことがあるだろう錚々たるレーベルを擁する〈Beggars〉グループは、実に75万コピーものCDおよびレコードを失い、ストックをリカバーするのには少なくとも10日間、レコードは3カ月以上かかるらしい。損害のリクープは保険金から当てるとのことだが、時間的な損失が大きい。〈Domino〉もアークティック・モンキーズの新シングルの発売を控えていたが、これもやはり全失、現在ウェブ上から注文できるごく限られた数しか在庫がないという状態だ。

 〈Sub Pop〉のヘッド、ジョナサン・ポーンマンは「何よりも、誰も怪我がなかったことは幸いだった」と最悪の事態を免れたことをポジティブに捉えているが、「しかしこれから慎重に今後の対策と展望を練らなくてはならない」と、非常に深刻な事態であることを強調した。トータスやジム・オルークの作品などで有名なシカゴの〈Thrill Jockey〉は小売値にしておよそ30万ドルの損害らしく、〈Sonic Cathedral〉のオーナー、ナサニエル・クランプも「これから数カ月間、皆今後をどうするか考えて行かなければならないだろう。インディ・シーンっていうのがどれほど薄氷の上に立っているものなのか、改めて気付かされた」と語っている。各レーベル共に非常に困難な状態にあるようだ。

 金額的な損失もさることながら、それ以上に深刻なのはレーベルとレコード・ショップが今後数カ月に渡って全く在庫の無い状態の中、営業しなければならないということ。そして、この切迫した状況がインディペンデント・ミュージック・シーンにどのような打撃を与えることになるか、まだ誰もはっきりした見通しがつかないことであろう。UKインディペンダント・ミュージック協会も、この1週間はオンライン配信で購入するよう音楽ファンに呼びかけている。それが今は窮地に立たされた各レーベルにとって、とても大きな助けになることも付け加えた。

 今回のこの件で被害を被ったレーベルの中にはこれから発売予定の作品だけではなく、バック・カタログまですべて失った会社もあるという。もちろんマスターが失われたわけではないので作品自体は残るが、大企業とは違ってぎりぎりのところで採算をとっているインディ・レーベルとしては、商品であるCDやレコードを失うこの事態そのものが大きなダメージである。音楽の文化的側面を支え、それぞれの使命感をもって運営してきたであろうインディ・シーンの危機。イギリスが非常に大きなマーケットである以上、このダメージが今後、世界の音楽シーンにも大きな影響を与えることが予想される。


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