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日本の文化と世界の文化

54凡人:2011/12/04(日) 10:30:17
ホステスはキャバクラに流れ、老舗は閉店…師走も無情、北新地
2011.12.3 18:00

社用族もめっきり減った。仕事帰りに一杯…は、今や居酒屋が定番?

 長引く不況に東日本大震災後の自粛ムードも加わり、各地のネオン街は師走を迎えても活気を取り戻せないでいる。銀座と並ぶ社交街の大阪・北新地も同じ。今年に入って老舗の大型クラブや料亭が相次ぎ閉店。ホステスが実入りのいいキャバクラなどで働くことを好むため、古くから新地で商売するラウンジ経営者からは「客も女の子も集まらない」とボヤキも聞かれる。苦境に立つ北新地の今を探った。

 「今はどの店もギリギリのところで商売していると思いますよ」

 北新地の店を網羅した新地新聞を発行するKIC(北新地情報センター)の担当者は苦笑混じりにこんなエピソードを明かす。

 月初めに、新地新聞に掲載している店がちゃんと営業しているかどうかを確かめるため電話を入れると、「現在使われていません」などと不通になっている店が必ずある。しかし、10日後に再びかけると通じる場合があるという。そんな店が何十軒も。「これは、客から入金があるなど余裕のあるときだけ電話代を払っているから。それだけ、綱渡りの経営を続けている店が多いということですね」と担当者。

 「リーマンショック後はずっと悪い状態が続いている」

 北新地でラウンジなどを経営する60代男性もこう話す。

 男性によれば、新地は現在3千店弱の営業規模があるが、約700店分が“空き”の状態。今年5月には、老舗の高級クラブが店を閉めた。座っただけで5〜10万円。ホステス60〜70人を抱え、バブル期には新興の客らでにぎわった大型店だった。また、新地の中心で数十年続いた料亭も今春ごろ閉店した。

 こうした由緒のある店に取って代わっているのが、キャバクラやガールズバー、洋風・中華風の居酒屋など。安くて不況向きという理由以外に、新地一帯の家賃が安くなっていることも進出に拍車をかけているようだ。

 高級イメージの強い北新地だが、最近は同じ大阪・キタでも若い客が多く、大衆的な店の多い阪急東通商店街周辺よりも相対的に家賃が安い傾向にある。先の男性が数年前のデータとして教えてくれたところによると、30坪のテナントスペースの1カ月の家賃は、東通なら50〜60万円、新地は50万円を切るくらいだという。

 新地では今、運転資金も含め500万円もあれば、開店できるという。これは、店舗や営業の権利を売買していたバブル期のころと比べ一ケタ安い。だからチェーン店や大型資本の店が進出しやすい。個人でも簡単に開業できるが、客がつかなければすぐにつぶれ、2年も持てばいい方といわれる。
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