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日本の文化と世界の文化
52
:
凡人
:2011/12/01(木) 19:53:39
日本人の裏と表。「04、08年の2度、紫綬褒章と県民栄誉賞を受けたほか、出身地である合志市からは「名誉市民」や、母校の中学校がある阿蘇市からは「市民栄誉賞」を受賞。」
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内柴氏懲戒解雇…大学関係者ら愕然
(2011年11月30日 読売新聞)
内柴氏の処分について会見する二塚学長(左)と浦田事務局長代行
■大学の記者会見
「学外のホテルで女子学生(部員)に重大なセクハラ行為を行った。職員としての適性を著しく欠く」
同大では29日、二塚信学長と浦田俊英・事務局長代行が記者会見し、9月から進めていた調査の結果を発表。内柴氏の不適切な行為を認定したほか、学長、柔道部部長を減給1か月(10分の1)、監督、コーチを戒告にする懲戒処分も発表し、「再発防止に全力を挙げる」と口元を引き締めた。
二塚学長は大学の管理運営にも問題があったことを認め、「うわさは以前からあったが、確認できなかった。『まさか2度もオリンピックで優勝した人が……』という気持ち。結果からみると指導が甘かった」と反省。さらに、「(内柴氏とは)文武両道を極限まで追求しようという話を何度もして理解を得ていたと思っていたが……」と続けた。
また、女子柔道部については「九州で1番、全国でもベスト8の成績を残し、部員も存続を希望している。ピンチをチャンスに変えて再生を図りたい」と述べた。
■自治体の困惑
内柴氏は、アテネ五輪(2004年)、北京五輪(08年)の柔道男子66キロ級を連覇し、数多くの名誉を手にしてきた。
04、08年の2度、紫綬褒章と県民栄誉賞を受けたほか、出身地である合志市からは「名誉市民」や、母校の中学校がある阿蘇市からは「市民栄誉賞」を受賞。また、合志市では「内柴正人旗少年少女柔道大会」もある。今年は10月に予定されたが、本人の出席がかなわず延期された経緯があった。
今回の不祥事に対し、荒木義行・合志市長は「大学に事実確認を行い、適正に対処する」とのコメントを発表。市の条例には「著しく名誉を失い、尊敬を受けなくなった場合には称号を取り消すことができる」との規定があり、担当者は「名誉市民の取り消しも視野に検討する」と述べた。
蒲島知事は、県民栄誉賞について「業績に対して贈る賞で、取り消し規定はない」とする一方、「受賞された方がこのようなことになって残念だ」と話していた。
五輪金メダリストが、教育者としての地元の期待を裏切った。29日、九州看護福祉大(玉名市)からセクハラ行為で懲戒解雇処分を受けた同大客員教授で女子柔道部コーチの内柴正人氏(33)。大学関係者は思わぬ不祥事に「愕然(がくぜん)とした」と頭を抱え、市民、県民栄誉賞を与えた自治体には衝撃が走った。
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