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日本の文化と世界の文化

18凡人:2011/10/11(火) 06:00:31
歌舞伎のことは分からない。人生このかた、テレビでその舞台の一部をみたことはあっても、コンサートや映画のように、歌舞伎を見に出かけたことは一度もないし興味もない。男が仮面のような厚化粧とけばけばしい着物姿で女性を演じている舞台をみて、その演技に酔いしれる人間がこの世の中にいるのかとつい考えてしまう。同じような意味で宝塚の女性役者が男に成りすますのもどうも肌に合わない。不自然さ際立ち、なかなか肝心の舞台の話の流れに集中できない。女形で人間国宝とは何か。シーラカンスがイメージに浮かぶほど、どうもピンとこない。とくに面白いと感じることは、日本人の美意識である。日本庭園に代表するように、人間の手をなるべく排除した自然のそのままの美しさが強調され、売り物にしている。料理における寿司文化も、食材の新鮮さと自然のうまみにそのエッセンスがあるとして、その美意識の連続性を強く感じたものだ。だから歌舞伎や宝塚の舞台には強く、日本文化の逆を感じる。

日本の文化は相撲という国技もそうだが、自己陶酔型である。伝統ということで、一部のファンのために国が税金を使って必死に支えている。日本発祥の伝統文化ではないが、日本のプロオーケストラも財政的には厳しく、歌舞伎と同じように財源探しに必死だ。ただこちらは広いファン層、音楽性や文化性やまた将来への継承性が高いという点では大きく違う。
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歌舞伎の中村芝翫さんが死去 / 女形で人間国宝
2011年10月11日01時23分

 古風で端正な女形として知られた歌舞伎の人間国宝で、文化功労者の中村芝翫(本名中村栄次郎)さんが10日午前0時50分、肝不全のため東京都内の病院で死去した。83歳。東京都出身。自宅は東京都港区虎ノ門5の3の15。葬儀・告別式は27日午後2時から東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で。喪主は妻雅子さん。

 1933年、5歳で中村児太郎を名乗り初舞台。祖父は大正から昭和初期に活躍した名女形の五代目中村歌右衛門。父は五代目中村福助。初舞台の年に父を亡くし、40年に祖父が亡くなった後は、六代目尾上菊五郎に師事。67年七代目芝翫を襲名した。


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