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日本社会における女性観、男性観

108凡人:2014/05/13(火) 10:40:26 ID:bwiS95oU0
過激「セクハラ発言」連発で懲戒の三セク職員、2審で逆転「処分無効」判決の“なぜ”
2014.5.13 07:00 Sankei【関西の議論】

「俺のん、デカくて太いらしいねん。やっぱり若い子はその方がいいんかなあ」などと過激な“セクハラ発言”を繰り返した男性職員。懲戒処分とされたが、処分無効を申し立てた裁判で2審・大阪高裁は「処分無効」の逆転判決を言い渡した。所属先が事前にセクハラに対する具体的な注意や指導をしていなかったことが理由となった

 「俺の性欲は年々増すねん」「この前、カー何々してん」。女性職員の前で度が過ぎたセクハラ発言を繰り返したとして、出勤停止処分を受けた大阪府内の第三セクターの男性職員2人が、処分の無効などを求めた訴訟の控訴審で、大阪高裁は3月、原告側の請求を認める逆転判決を言い渡した。女性がセクハラ発言に明確な拒否の姿勢を示さなかった上、三セク側が事前に具体的な注意や指導もしないまま突然、「解雇」の次に重い「懲戒処分」に踏み切ったことなどが「酷(こく)すぎる」と判断された。ややもすると“良識的”な世の女性を敵に回しかねない判決とも受け取れるが、果たして判決の詳しい中身とは。


「ダブル不倫」に閉口

 大阪府内で集客施設を運営する三セク。派遣を含む職員約200人が勤務し、そのうち過半数の約110人を女性が占める。来場者も約6割が女性で、家族連れや学校などの団体も多く訪れる。三セク側は、内部でのセクハラが施設のイメージに致命的なダメージを与える可能性があるとして、これまで定期的に研修を開くなどし、セクハラ防止に力を入れてきた。

 だが、実はその内側では男性職員によるセクハラ発言が繰り返されていた。

 平成23年、派遣職員の女性が部屋で一人で勤務していると、既婚の男性職員が入ってきて会話を始めた。話題は「ダブル不倫」。浮気相手という複数の女性の年齢や職業を語り出し、果ては浮気相手とその夫との性生活にまで話が及んだ。

 女性職員にとっては閉口するしかない発言内容。もちろん不快感はあったが、強く抵抗の意志を示したわけではなかった。

 「俺のん、デカくて太いらしいねん。やっぱり若い子はその方がいいんかなあ」

 「俺の性欲は年々増すねん。なんでやろうな」

 男性職員はその後もたびたび部屋に現れては、大胆な内容を口にした。女性職員が答えに窮していると、男性職員は笑いながら立ち去っていった。


「それアウトですよ」

 23年11月ごろ、一人で勤務する女性職員のもとに再び男性職員が現れた。話題は「浮気相手」が車で迎えに来たという内容。そこから話が暴走した。

 「この前、カー何々してん」

 閉口する女性職員に男性職員は「何々」の部分を何とか言わせようとした。しかし、女性職員が「それアウトですよ」と言い返すと、男性職員は「あはは、アウトやな」と笑いながら去っていった。

 女性職員がセクハラ発言を聞いたのは一人で部屋にいた時だけではない。休憩室にいた際、男性職員が他の職員との間で来場した女性客について交わした会話の内容もひどかった。

 「今日のお母さんよかったわ…」

 「かがんで(スカートの)中見えたんラッキー」

 女性客を性的対象とした会話。女性職員は不快感だけでなく、「自分たち職員も同じような視線で見られているのでは…」と不安を感じた。


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