したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

福島原発事故が語るものとは何か?

46凡人:2011/03/25(金) 13:03:09
何度失言しても失職しない、されないところがなんとも日本的。アメリカではありえない。
*******
【オピニオン】砕け散った日本の鏡
イアン・ブルマ/ 2011年 3月 21日 15:18 JST

 東京都知事で作家の石原慎太郎氏の失言は今回が初めてではない。石原氏は東北を襲った巨大地震について、現代の日本人の「我欲」に対する「天罰」だと発言。さらに、「積年たまった日本人の心の垢を、津波をうまく利用して我欲を洗い流す必要がある」と述べた。

 石原氏の発言は、現代の若者が個人主義的で自分の保身や立場ばかりを優先し、常に自分よりも国のために行動していた集団意識の高い、従順で規律正しい昔の日本人の心を忘れているという、保守派が長年主張してきた持論を表している。

 石原氏はそのままでは逃れられなかった。「天罰」発言にはすぐに抗議が殺到し、同氏は地震と津波、さらに原発事故で被害を受けた多くの被災者を深く傷つけたとして発言の撤回、謝罪を強いられた。それだけではない。この震災は、若者を含めた日本人が今でも規律正しく、利他的であることを証明している。

 自然の猛威に意味を見出だすという太古の人間と同じ行動を、石原氏は独自の無神経さでやってのけたのだ。古代中国では、地震などの自然災害は王朝が滅亡する凶兆であると考えられていた。日本でも同様に、地震は巨大ナマズが暴れることによって起きると信じられており、このナマズは神として崇められ、鎮められるべきであるとされてきた。

 火山付近や断層の上で生きる意味を、脆弱な人間は他にどのようにして理解できるだろうか。いつも通り静かにお茶を飲んだり、食事の準備をしていた次の瞬間に天変地異ですべてが破壊されるのだ。もちろん意味などないのだが、意味を見出さずに生きるのは人間にとって難しい。日本人や中国人に限ったことではない。今回の大震災を、十戒に従えという神の「メッセージ」と言い放ったグレン・ベック氏の見方は石原氏となんら変わらない。

 日本人は昔から自然の破壊力を目の当たりにしてきた。しかし、自然は時に助けにもなる。1274年にモンゴル、中国、韓国から16000人の兵士を乗せて日本攻撃に向かっていた船が、巨大台風により沈没した。これが、「神風」の語源である。この場合、自然は日本を救済したのだ。

 日本が苦境にあった1944年に、死を恐れずに攻撃に向かった特攻隊を無駄に神風と呼んだわけではない。通常の軍事作戦では敗戦を避けられる状況ではなかった日本軍は、最も優秀な若者を犠牲にするという崇高で神聖な方法により、強いアメリカ軍が恐れて引き返すかもしれないと考えた。

 核爆弾の被害を受けた初めての国である日本が今、原発事故に直面しているのは何とも皮肉である。原爆も一部では天罰と考えられた。1945年にB-29機の焼夷弾攻撃により東京が炎上し、数日で10万人もの死者が出たのもひどい惨事であったが、これはまだ理解ができた。しかし、たった1つの爆弾で街全体が数秒で消滅したのは、どちらかと言えば自然の猛威が振るったかのようだったのだ。
1-3


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板