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福島原発事故が語るものとは何か?

39凡人:2011/03/25(金) 05:35:05
大混乱の避難所でも優しさ 義足、松葉づえ流されても「生きているだけで幸せ」(2011.3.19 産経)

 行き場を失った多くの被災者が集まる宮城県石巻市の石巻赤十字病院。すでに病室は満室で、ロビーや廊下には段ボールなどを敷き、横たわる被災者らであふれかえっている。医師や看護師も足りない上、降り積もる雪が対応の遅れに追い打ちをかける。各地から集まったボランティアが患者らの世話を手伝うが、それでも作業は追いついていない。

 そんな大混乱の病院に小野寺佳子さん(69)が車いすに乗って運ばれてきた。21歳の時に重い骨髄炎を患い、左足を切断。以来、義足をはめ、松葉づえを使って生活してきたという。

 「生きていることで十分。ほかの寒い避難所で食事もとれない人たちに比べたらとても幸せ」。おっとりとした口調で申し訳なさそうに話した。

 小野寺さんは同市内にある身体障害者用の県営住宅の1階で被災した。頸椎損傷に苦しむ夫、聖太郎さん(76)と命からがら5階に逃げた。直後に津波が襲い、住んでいた1階は完全に水没した。

 「義足も松葉づえもみんな流されてしまった…」

 被災直後から小野寺さんは車いすでの生活を余儀なくされた。

 水が引いた後、湊小学校に避難し、そこにいた被災者とともに自衛隊のトラックで順番に赤十字病院に運ばれた。しかし、先に病院に運ばれたはずの夫とは再会できなかった。「病院に運ばれたはずだが、その後、違う施設に運ばれたらしい。どこにいるかは分からないと言われた。それだけ病院内が混乱してるのでしょう」

 病院に搬送されてからも病室やベッドは用意されない。自分で車いすを乗り降りし、廊下に敷いた段ボールを寝床に生活を送る。

 「夫は生きている。私も体は元気。ほかにもっとつらい思いをした人がいる。そういう人たちを少しでも安心させてほしい」と小野寺さん。混乱を極める中でも、文句を言わず廊下やロビーを寝床に懸命に生きる人たちが集まる。小野寺さんのように他人を気遣う被災者の優しさで、病院は包まれている。(西村利也)


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