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福島原発事故が語るものとは何か?
310
:
凡人
:2011/09/08(木) 11:13:29
大震災半年:県外避難者アンケ「移住を検討」54%
毎日新聞 2011年9月8日 0時55分
東日本大震災から半年を前に、毎日新聞は被災地から県外に避難している全国の被災者を対象に、避難生活の現状を尋ねるアンケートを行った。帰郷の見通しは87%が「立っていない」とし、このうち故郷を離れての定住を「考えている」とした人は62%、全体でも54%だった。また、半数以上の家庭で家族が別居を余儀なくされるなど、県外被災者の置かれている深刻な状況が浮き彫りになった。
アンケートは8月下旬から9月上旬に実施。岩手▽宮城▽福島3県を除く全国44都道府県に避難する計245人から回答を得た。避難前の居住県は、福島172人▽宮城62人▽岩手5人−−など。福島県からの避難者は、65%が自主避難。
故郷を離れて被災地外で定住することを考えている理由は「原発がどうなるか、わからない」「子供への放射能の影響が心配」と福島第1原発事故の影響をあげた人が多く、「津波で家が流された」との回答もあった。
家族と震災後に別居したと答えた人は52%。稼ぎ手が地元に残ったケースが多く、「高齢の両親が避難に疲れて戻った」などの理由も。二重生活などで、生活が「大変苦しい」「どちらかと言えば苦しい」は計69%。
震災後の転居回数は平均3・2回で、最多は11回だった。
心身への影響も深刻だ。避難生活で66%の人がストレスを「感じる」と答え、61%が不眠・頭痛など体調の変化を訴えた。「飲酒習慣ができた」(40歳男性、滋賀県に避難)、「夫と離れ、先も見えない。動悸(どうき)が止まらない」(33歳女性、神奈川県)という声もあった。
一方、故郷とのつながりは86%が「ある」と回答。「携帯電話やメールなどを活用している」という声もあり、絆を辛うじて保つ様子がうかがえる。
原発政策については、福島からの避難者の94%が「即時廃止」「時間をかけて廃止」と回答した。理由は「一瞬にして生活が変わった」(36歳女性、秋田県)▽「つらい思いをする人をこれ以上増やさないで」(37歳女性、和歌山県)−−など切実な声が相次いだ。
政府によると8月25日現在、全国の避難者(被災3県を除く)は6万5991人。【まとめ・野上哲】
<主なアンケート項目と回答>
アンケートの対象は岩手、宮城、福島県以外に避難している被災者。245人から回答を得た。%は小数点以下を四捨五入。
◇Q 震災時に同居していた家族は、いま一緒に住んでいますか?
1 一緒に住んでいる 39%
2 一緒には住んでいない 52%
3 もともと独居 8%
4 無回答など 1%
◇Q 避難先を選んだ理由は何ですか?
1 親せきや知人がいる 54%
2 ネットなどで支援策を見て 6%
3 特にあてもなく避難した 5%
4 その他 35%
◇Q 故郷(震災時の居住地)の人々とのつながりは今もありますか?
1 ある 86%
2 ない 13%
3 無回答など 1%
1=2
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