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暴力と日本社会

501凡人:2013/12/08(日) 04:19:47 ID:bwiS95oU0
給付金詐取容疑、組幹部を逮捕 福岡、組長と共謀
2013/12/7 2:28

 国の求職者支援事業を悪用した給付金詐取事件で、福岡県警は6日、職業訓練のための講座を福岡県久留米市で開いたと虚偽申請し、給付金約1200万円をだまし取ったとして、暴力団道仁会系組幹部の早川公平容疑者(35)=住所不定=を詐欺容疑で逮捕した。県警によると、早川容疑者は同容疑で再逮捕された同組組長、三笠正貴容疑者(37)と事件を首謀したという。

 県警によると、久留米市での給付金詐取事件の逮捕者は18人目。早川容疑者は実務責任者で、6日に県警久留米署に出頭した。

 逮捕容疑は2011年4〜7月、三笠容疑者と共謀。同市でファイナンシャルプランナーを養成する講座を30人が受講したなどと虚偽申請し、特別民間法人「中央職業能力開発協会」から奨励金や受講生の生活費など計1244万円をだまし取った疑い。県警は認否を明らかにしていない。

502凡人:2013/12/11(水) 05:39:28 ID:bwiS95oU0
暴力団組長のパーティーで歌披露の60代タレントを勧告 芸能人に暴排条例初適用
2013.9.12 19:19

 指定暴力団稲川会系組長の開いたパーティーで歌を披露したとして、東京都公安委員会は都暴力団排除条例に基づき、都内の60代の男性タレントに利益供与をしないように勧告。50代の組長にも12日、利益供与を受けないように勧告した。

 警視庁組織犯罪対策3課によると、暴排条例をめぐって芸能人が勧告対象になるのは全国で初めて。男性タレントは10万円の謝礼を受け取ったといい、「数十年来の付き合いで、場を盛り上げるため歌った。今後はヤクザとは縁を切る」と話しているという。

 男性タレントは5月、都内で行われた組長主催のパーティーに出席。組員に依頼されて歌を2〜3曲披露した。パーティーには数十人が出席しており、都公安委は参加費として1万〜2万円を組長側に支払ったスナック経営者2人についても「利益供与に当たる」として勧告した。

 都暴排条例では、暴力団の活動を助長すると知りながら事業者がサービスを提供するなどの行為を禁じている。違反すれば勧告対象となり、さらに悪質な場合は氏名が公表される。

503凡人:2013/12/11(水) 05:41:01 ID:bwiS95oU0
プロゴルフ協会理事が暴力団幹部とゴルフ
2013.9.8 00:46

 男子プロゴルファーの資格認定や、シニアツアーの運営などを行う公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)の現職理事(67)が、詐欺罪で起訴された特定抗争指定暴力団道仁会(福岡県久留米市)の会長、小林哲治被告とゴルフをしていたことが7日、PGA関係者の話で分かった。

 PGAは調査委員会を設置して調べを進めており、近く緊急理事会を開いて当該理事の処分などを検討する。

 関係者によると、この理事は今年6月に熊本県内で小林被告とプレーし、調査委にも事実を認めている。この関係者は「理事会の解散など決然たる姿勢で対処しないと、公益法人の資格を取り消されてしまう」と話した。

 小林被告は昨年12月と今年1月、暴力団関係者の利用を禁じている沖縄県のゴルフ場で、身分を隠してプレーしたとして起訴された。

504凡人:2013/12/11(水) 05:45:40 ID:bwiS95oU0
[衝撃事件の核心]
家宅捜索の日程も漏らす? 暴力団のために情報収集 警視庁を震撼させる担当捜査員のモラル
2013.8.11 07:00 Sankei

 内部資料だけでなく、捜査情報も漏洩(ろうえい)していたのか−。知人の指定暴力団住吉会系組員に捜査資料を渡したとして、警視庁に逮捕された組織犯罪対策4課の巡査部長、今野博司容疑者(40)が、組員のために熱心に情報収集していた疑いが新たに浮上した。組員は2月に覚醒剤事件で逮捕、起訴されたが、事前に行われた2回の家宅捜索が不発に終わるなど、捜査は難航していた。警視庁幹部は「家宅捜索の日程まで漏れていたとなれば、完全にモラルが崩壊している」と危機感を募らせている。

*リゾートマンションに潜伏 雪の中の逃走劇 ばらまかれた書類には…

 2月4日。国内有数の冬のリゾート地、苗場スキー場にほど近い新潟県湯沢町のリゾートマンションの一室に、サイバー犯罪の捜査を担当する警視庁サイバー犯罪対策課の捜査員らが家宅捜索に入った。

 捜索容疑は、覚せい剤取締法違反。住吉会系組員の30代の男が別荘として利用している部屋だった。

 捜査関係者によると、同課は昨年、「インターネット上で、隠語を使って覚醒剤などの違法薬物が売買されている」との情報を入手して捜査を開始。密売人や顧客を逮捕し、彼らの供述などから、「黒幕」として組員の存在が浮上した。

 ただ、このマンションにたどり着くまで、捜査は困難を極めた。同課は昨年秋、組員が経営する東京都練馬区内の服飾関連会社の事務所を捜索したが、もぬけの殻。その後も拠点にしていたとみられる施設を捜索したが、再び空振りに終わっていた。

 捜査員がマンションの部屋に踏み込んだとき、ターゲットである組員の姿があった。部屋を飛び出し、雪道の中を転げ回るように逃亡する組員を追いかける捜査員。大捕物の末に取り押さえ、覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕した。

 組員が逃げ回った道には書類の束がばらまかれており、それを回収した捜査員らは驚愕の声を上げた。暴力団組員が本来持っているはずのない、暴力団捜査を担当する組対4課が捜査していた銃撃事件に関するものだったからだ。

*銃撃事件の内部資料 抗争相手の住所も記載 「昨年10月に知り合い…」

 銃撃事件は昨年3月277日の未明、東京都国分寺市のJR国分寺駅近くで発生。別の30代の住吉会系組員が銃撃され重傷を負っていた。組対4課は今年1月、殺人未遂と銃刀法違反の容疑で、指定暴力団山口組の2次団体「落合金町連合」系列の組長(44)ら4人を逮捕していた。

 組員が手に入れていた内部資料には、組長らの氏名や住所などの個人情報が記載されていた。

 銃撃された組員と内部資料を持っていた組員は、ともに住吉会の2次団体「幸平一家」の系列組織に所属。幸平一家と落合金町連合との間では、港区六本木の飲食店で平成23年12月、落合金町連合系の組幹部(当時)らを幸平一家系の組員らが集団で暴行する事件が起きている。

 捜査関係者によると、銃撃事件は、この集団暴行事件に対する落合金町連合側の報復だったとの見方が強い。つまり、住吉会側に抗争相手の山口組側の個人情報が記載された資料が渡っていたことになる。

 では、資料はどういう経緯で流出したのか。組員が入手先として打ち明けたのが、組対4課の巡査部長である今野容疑者だった。21年8月から同課で勤務し、主に住吉会系組織の情報収集に当たっていた人物だ。

 今野容疑者も「昨年10月ごろに組員と知り合い、内部資料を渡した」などと認めたため、警視庁は7月、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で今野容疑者を逮捕した。

*同僚から電話で「聞き込み」 家宅捜索の日程が筒抜け?

 捜査関係者によると、今野容疑者は、捜査資料を渡した見返りに組員から住吉会上層部の内部情報を得ていたとみられるが、「金銭などは受け取っていない」と供述しているという。

 ただ、別の捜査関係者は「今野容疑者は覚醒剤事件の捜査本部が置かれていた警察署の暴力団担当の捜査員にたびたび電話し、捜査の進捗(しんちょく)状況を聞いていたようだ」と打ち明ける。

 こうなると、今野容疑者が組員から依頼されて覚醒剤事件の捜査情報を聞き出し、家宅捜索の日程などが筒抜けになっていた疑いも否定できない。

 暴力団捜査に携わる警視庁幹部は「暴力団の情報を取るために暴力団員と接触することは必要だが、取り込まれないようにするのは基本中の基本」と強調。「安易にお互いの内部情報をバーター(交換)したなら弁解の余地はない。捜査情報を漏らしていたならなおさらだ」と憤慨した。

505管理人:2013/12/21(土) 09:10:15 ID:bwiS95oU0
アメリカの対策と比較すると、いくらでも暴力団を壊滅することができるのに、しない日本が浮き彫りになるので面白い。
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「ヤクザの経済的安定に打撃加える」 米財務省、山口組幹部4人を経済制裁対象に追加
2013.12.20 09:49

 米財務省は19日、日本や海外で麻薬密輸やマネーロンダリング(資金洗浄)などの犯罪行為に関わっているとして、日本の指定暴力団山口組の幹部4人を経済制裁の対象に追加指定した。米国内の資産を凍結するとともに、米国の個人や企業との取引を禁止する。

 新たに指定されたのは入江禎(舎弟頭)、橋本弘文(統括委員長)、正木年男(舎弟)、石田章六(顧問)の4氏。同省はこれまで山口組、住吉会、稲川会を組織指定するとともに、山口組の篠田建市(通称司忍)組長ら10人を個人として、それぞれ経済制裁の対象としていた。

 コーエン米財務次官(テロ・金融犯罪担当)は声明で、制裁の目的について「米国の金融システムを犯罪組織の影響から守る」と強調。「ヤクザの経済的な安定に打撃を加え、麻薬密売やマネーロンダリングを防ぐ」としている。

 同省は日本の暴力団がアジアや欧州、米国にまたがる国際的な犯罪組織網を築き、米国内でも麻薬密売などに関わっているとしている。(ワシントン 小雲規生)

506凡人:2013/12/22(日) 09:18:14 ID:bwiS95oU0
蠢く暴力団「表社会」侵食、「みずほ」「愛知県警」「九州誠道会」…“反社”勢力が存在感示した1年、摘発はハードル高まり【衝撃事件の核心】
2013.12.22 07:00Sankei

日本最大の指定暴力団「山口組」を率いる篠田健市(通称・司忍)・6代目組長。九州では地元組織同士の派手な抗争が起きるものの、包囲網が狭まる中で潜伏傾向にある暴力団はこれからどこに向かうのか

 「まさかメガバンクが不正融資に手を染めていたとは…」

 「まさか捜査1課の刑事が情報を流していたとは…」

 「まさか解散した団体が名前を変えて復活するとは…」

 まさか、まさか、まさか…。暴力団をめぐっては今年、驚かされるニュースが相次いだ。みずほ銀行で発覚した暴力団組員への融資、解散したはずの九州誠道会の「復活」、愛知県警警察官と暴力団の癒着…。いまだに暴力団との関係を断ち切れない大企業や人々がいることは、年々高まる社会的な暴力団排除機運に水を差した。暴力団組員の数は減少しているが、潜在化して社会の隅々に根を張っているとされ、捜査機関の攻防は続く。近年は刑事事件として立件するハードルが高くなっているともいわれており、社会を挙げて暴力団排除を進めることが求められている。


経営トップが放置

 暴力団にからむニュースで、今年最も社会的な注目と批判を浴びたのがみずほ銀行だろう。

 金融庁による検査で、関連信販会社「オリエントコーポレーション(オリコ)」の提携ローンを通じて暴力団組員に融資していたことが分かり、当時の経営トップもそれに気付きながら放置していたことが判明した。融資は約230件で総額2億円に上った。

 融資を取り扱う銀行は暴力団に直接的な利益を供与する恐れがあるため、ほかの業界より厳格な取り組みが求められるのに、だ。

 しかも、みずほ銀は平成9年、前身の第一勧業銀行で総会屋への巨額の利益供与が明らかになり、会長辞任に発展した“前科”があった。結局、みずほ銀は金融庁から業務改善命令を受けることになった。

 みずほ銀の問題を受け、全国銀行協会も各行の融資や口座開設審査の強化に伴い、警察庁が持つ暴力団データベースの活用に向けた同庁との協議を始めたが、関西の地銀関係者は「まさかメガバンクで、こんな取引をしているところがあったとは」と驚きを隠せない出来事だった。


関係遮断の道遠く

 愛知県警は9月、同県警捜査1課に所属する警部を逮捕した。容疑は、愛知に拠点を置く指定暴力団山口組の最有力組織「弘道会」の関係者に捜査情報を流したとする地方公務員法違反だった。3年前に起きた、暴力団捜査を担当していた警察幹部への脅迫事件の捜査の過程で疑惑が浮上していた。弘道会は山口組トップの篠田建市(通称・司忍)組長とナンバー2、高山清司若頭の出身母体だ。

 しかし、愛知県警の癒着はこれだけに止まらないもようだ。情報を受け取った側の関係者の公判で、検察側の証人として県警OBが出廷。情報を流して飲食接待や現金などの見返りがあったことを証言し、「他にも10人くらい」の警察官が接待を受けたと暴露したのだ。弘道会が県警内部をも浸食していることをうかがわせる証言だった。

 暴力団との関係遮断を義務付ける暴力団排除条例が全国で施行されても、暴力団との付き合いはなかなか根絶できないのか。

 兵庫県では、露天商組織「兵庫県神農商業協同組合」の役員が山口組関係者に用心棒代を支払っていたことが判明。兵庫県公安委員会が6月、暴力団排除条例に基づき組合名を公表し、その後、解散に追い込まれた。

 また、スポーツの世界でも、男子プロゴルファーの資格認定を行う公益社団法人「日本プロゴルフ協会」(PGA)の副会長や理事が、特定抗争指定暴力団「道仁会」(福岡県久留米市)の小林哲治会長とゴルフをしていたことが発覚した。
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507凡人:2013/12/22(日) 09:18:56 ID:bwiS95oU0
解散→名前を変え復活

 普段は水面下で活動している暴力団の動静が報じられた年でもあった。

 ともに福岡県を拠点とする特定抗争指定暴力団の道仁会と九州誠道会(大牟田市)。両団体は道仁会の後継会長人事に端を発し、一般人を巻き込む激しい抗争を繰り広げていたが、6月、大きな動きがあった。九州誠道会が解散届を福岡県警に提出したのだ。

 「長きに渡り地域社会の皆様方を不安に陥れ、世間をお騒がせ致し、多大なる御迷惑をお掛け致しました事、慙愧(ざんき)の念に堪えず心よりお詫(わ)び申し上げます」

 九州誠道会が出した文書には、地域社会への謝罪で埋め尽くされていた。

 同会は昨年12月、「特定抗争指定」となっていた。指定では、定められた地域内で組員が集まることや、事務所の出入りが規制されており、事実上、活動ができなくなるため、暴力団にとっては死活問題だ。

 このため九州誠道会の「解散」は、当初から「指定外しを狙った偽装では」との見方があった。ただ、長年抗争におびえ暴力団と対峙(たいじ)してきた地域社会にとっては、少なからず期待感もあった。

 期待が裏切られたのは今年10月。九州誠道会を率いていた朴(通称・浪川)政浩会長をトップとする「浪川睦(なみかわむつみ)会」が発足したのだ。約340人とされる幹部と構成員は九州誠道会とほぼ同一。本部事務所も変わっていなかった。

 福岡県公安委員会などは新団体設立ではなく、九州誠道会の“復活”とみなし、「特定抗争指定」を浪川睦会に引き継いだ。


立証のハードル高く

 こうした暴力団の取り締まりには犯罪の立証が必要なのだが、暴力団犯罪は関係者の自白や証言が取りづらく、乏しい証拠をどのように判断するかが分かれ目となる。

 暴力団側にとって厳しい判断が下されたのが、20年に埼玉県内で起きた暴力団抗争で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人)などの罪に問われた「直参(じきさん)」と呼ばれる山口組幹部の一人で山口組直系「小西一家」の落合益幸(通称・勇治)総長に対する、今年7月の判決だった。

 公判では、落合総長が事件直前に実行犯に対して「お前は神戸に行かなくていい。そういうこっちゃ」と告げたことの評価が焦点となった。これをさいたま地裁は「組員は指示と受け止めた」と判断。落合総長が指示した組織的な犯行と認定し、求刑通り無期懲役、罰金3千万円を言い渡した。警察関係者からは「画期的な判決」との声が上がった。

 一方で、福岡県中間市で24年1月に起きた建設会社社長に対する銃撃事件の福岡地裁小倉支部での公判は、捜査機関側に難問を突きつけた。

 殺人未遂罪に問われたのは、工藤会幹部の男2人。検察側は、事件の26時間後に幹部が出したごみ袋から銃弾の薬莢(やっきょう)5個が見つかったことなどを挙げ、2人は有罪だと主張した。

 しかし裁判所は、銃撃が2発だったことと、見つかった薬莢の数が合わないことに着目した。「見つかった薬莢5個のうち、少なくとも3個は別の場所で使用されたといえる。そうすると残り2個も別に使われた可能性があると考えられる」などと述べ、「実行犯としては疑いが残る」と判断。11月、2人に無罪を宣告した。

 ある捜査関係者は「最近は、本人が暴力団関係者だと認めていても、さらなる客観証拠がない限り検察が関係者だと認定せず、起訴しないケースがある」と指摘し、こう話している。

 「暴力団は潜伏化が進んでおり、関係者かどうかを立証するハードルはどんどん高くなるだろう」

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508凡人:2013/12/29(日) 11:54:04 ID:bwiS95oU0
みずほ銀行の闇を知る元行員とは――暴力団への融資は氷山の一角 - 高田欽一
週刊金曜日編集部2013年12月27日 16:16

「事件の奥にある真実を探ろうとすれば死人が出ますよ」

 関係者からそう警告された。

 みずほ銀行が暴力団組員に融資し、金融庁の検査に虚偽報告をしていた件は、九月二七日に金融庁が行政処分を発表して発覚。国会でも問題にされ、一一月一三日に衆院財務金融委員会で、二一日には参院財政金融委でも佐藤康博頭取が参考人招致され、「関係各位に迷惑をかけ、社会を騒がせたことを深くお詫びしたい」と陳謝した。

 反社会勢力への融資の担当者は、及川幹雄氏という元行員。及川氏は、みずほ銀行の裏の仕事を担当し、闇社会から“ワシらのATM”と認識され、常時二億円の金を動かしていたという。国会で問題にされた二億円は、氷山の一角にすぎないということだ。

 また及川氏は、銀行の顧客には有利な投資商品を勧誘して集めた金を不正流用していた。暴力団には返済される見込みのない融資を行なう一方、顧客の金を騙し取っていたわけだ。 

 一二月三日に東京地裁で、銀行の顧客がみずほ銀行を訴えた裁判が二件行なわれた。出資者が及川氏とみずほ銀行に損害賠償を求めた裁判ではすでに、九月二四日に東京地裁が及川氏に全額支払いを命じる判決を下している。及川氏に対してのみ責任が認定されたのだ。同裁判では月利三%の金融商品だったが、別の被害者には月利八%という常識外れの高金利で勧誘していたという。銀行としては、及川氏の単独による犯行にしたいようだ。

 一方で及川氏は、銀行を辞める時に「銀行は絶対に俺を切り捨てることはできない」と彼と親しかった関係者に言っていたという。及川氏が握っているみずほ銀行の闇は深く、それを知ろうとすれば、冒頭のように「死人が出ることになる」と言われたのだ。

 この事件についての報道は少ないが、『週刊新潮』一一月二一日号が「みずほ行員が闇社会に流した詐欺の50億円」と掲載している。取材を受けた関係者によれば「『新潮』の記事は連載予定だと聞いていたのだが、なぜか一回で打ち切られてしまった」という不可解さも残っている。

 次回の東京地裁の期日は、来年一月二一日と二八日。みずほ銀行の闇が暴かれるのか注目したい。

(高田欽一・ジャーナリスト、12月13日号)

509凡人:2013/12/30(月) 18:04:25 ID:bwiS95oU0
"The construction industry is 90 percent run by gangs."(建設・土建屋の90パーセントがヤクザや暴力団関係)とある関係者の話。表を飾るエリートの政府や有名企業はまったく手を汚さずにすむシステム。その裏でヤクザや暴力団が仲介役として暗躍し、税金を食い物に大繁盛している労使システム。現在進行中の福島原発事故の処理事情は日本社会の裏をよく教えてくれる。
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Special Report: Japan's homeless recruited for murky Fukushima clean-up
By Mari Saito and Antoni Slodkowski

SENDAI, Japan Mon Dec 30, 2013 12:44am EST

(Reuters) - Seiji Sasa hits the train station in this northern Japanese city before dawn most mornings to prowl for homeless men.

He isn't a social worker. He's a recruiter. The men in Sendai Station are potential laborers that Sasa can dispatch to contractors in Japan's nuclear disaster zone for a bounty of $100 a head.

"This is how labor recruiters like me come in every day," Sasa says, as he strides past men sleeping on cardboard and clutching at their coats against the early winter cold.

It's also how Japan finds people willing to accept minimum wage for one of the most undesirable jobs in the industrialized world: working on the $35 billion, taxpayer-funded effort to clean up radioactive fallout across an area of northern Japan larger than Hong Kong.

Almost three years ago, a massive earthquake and tsunami leveled villages across Japan's northeast coast and set off multiple meltdowns at the Fukushima nuclear plant. Today, the most ambitious radiation clean-up ever attempted is running behind schedule. The effort is being dogged by both a lack of oversight and a shortage of workers, according to a Reuters analysis of contracts and interviews with dozens of those involved.

In January, October and November, Japanese gangsters were arrested on charges of infiltrating construction giant Obayashi Corp's network of decontamination subcontractors and illegally sending workers to the government-funded project.

In the October case, homeless men were rounded up at Sendai's train station by Sasa, then put to work clearing radioactive soil and debris in Fukushima City for less than minimum wage, according to police and accounts of those involved. The men reported up through a chain of three other companies to Obayashi, Japan's second-largest construction company.

Obayashi, which is one of more than 20 major contractors involved in government-funded radiation removal projects, has not been accused of any wrongdoing. But the spate of arrests has shown that members of Japan's three largest criminal syndicates - Yamaguchi-gumi, Sumiyoshi-kai and Inagawa-kai - had set up black-market recruiting agencies under Obayashi.

"We are taking it very seriously that these incidents keep happening one after another," said Junichi Ichikawa, a spokesman for Obayashi. He said the company tightened its scrutiny of its lower-tier subcontractors in order to shut out gangsters, known as the yakuza. "There were elements of what we had been doing that did not go far enough."
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510凡人:2013/12/30(月) 18:12:20 ID:bwiS95oU0
OVERSIGHT LEFT TO TOP CONTRACTORS

Part of the problem in monitoring taxpayer money in Fukushima is the sheer number of companies involved in decontamination, extending from the major contractors at the top to tiny subcontractors many layers below them. The total number has not been announced. But in the 10 most contaminated towns and a highway that runs north past the gates of the wrecked plant in Fukushima, Reuters found 733 companies were performing work for the Ministry of Environment, according to partial contract terms released by the ministry in August under Japan's information disclosure law.

Reuters found 56 subcontractors listed on environment ministry contracts worth a total of $2.5 billion in the most radiated areas of Fukushima that would have been barred from traditional public works because they had not been vetted by the construction ministry.

The 2011 law that regulates decontamination put control under the environment ministry, the largest spending program ever managed by the 10-year-old agency. The same law also effectively loosened controls on bidders, making it possible for firms to win radiation removal contracts without the basic disclosure and certification required for participating in public works such as road construction.

Reuters also found five firms working for the Ministry of Environment that could not be identified. They had no construction ministry registration, no listed phone number or website, and Reuters could not find a basic corporate registration disclosing ownership. There was also no record of the firms in the database of Japan's largest credit research firm, Teikoku Databank.

"As a general matter, in cases like this, we would have to start by looking at whether a company like this is real," said Shigenobu Abe, a researcher at Teikoku Databank. "After that, it would be necessary to look at whether this is an active company and at the background of its executive and directors."

Responsibility for monitoring the hiring, safety records and suitability of hundreds of small firms involved in Fukushima's decontamination rests with the top contractors, including Kajima Corp, Taisei Corp and Shimizu Corp, officials said.

"In reality, major contractors manage each work site," said Hide Motonaga, deputy director of the radiation clean-up division of the environment ministry.

But, as a practical matter, many of the construction companies involved in the clean-up say it is impossible to monitor what is happening on the ground because of the multiple layers of contracts for each job that keep the top contractors removed from those doing the work.
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511凡人:2013/12/30(月) 18:13:33 ID:bwiS95oU0
"If you started looking at every single person, the project wouldn't move forward. You wouldn't get a tenth of the people you need," said Yukio Suganuma, president of Aisogo Service, a construction company that was hired in 2012 to clean up radioactive fallout from streets in the town of Tamura.

The sprawl of small firms working in Fukushima is an unintended consequence of Japan's legacy of tight labor-market regulations combined with the aging population's deepening shortage of workers. Japan's construction companies cannot afford to keep a large payroll and dispatching temporary workers to construction sites is prohibited. As a result, smaller firms step into the gap, promising workers in exchange for a cut of their wages.

Below these official subcontractors, a shadowy network of gangsters and illegal brokers who hire homeless men has also become active in Fukushima. Ministry of Environment contracts in the most radioactive areas of Fukushima prefecture are particularly lucrative because the government pays an additional $100 in hazard allowance per day for each worker.

Takayoshi Igarashi, a lawyer and professor at Hosei University, said the initial rush to find companies for decontamination was understandable in the immediate aftermath of the disaster when the priority was emergency response. But he said the government now needs to tighten its scrutiny to prevent a range of abuses, including bid rigging.

"There are many unknown entities getting involved in decontamination projects," said Igarashi, a former advisor to ex-Prime Minister Naoto Kan. "There needs to be a thorough check on what companies are working on what, and when. I think it's probably completely lawless if the top contractors are not thoroughly checking."

The Ministry of Environment announced on Thursday that work on the most contaminated sites would take two to three years longer than the original March 2014 deadline. That means many of the more than 60,000 who lived in the area before the disaster will remain unable to return home until six years after the disaster.

Earlier this month, Abe, who pledged his government would "take full responsibility for the rebirth of Fukushima" boosted the budget for decontamination to $35 billion, including funds to create a facility to store radioactive soil and other waste near the wrecked nuclear plant.
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512凡人:2013/12/30(月) 18:16:49 ID:bwiS95oU0
‘DON'T ASK QUESTIONS'

Japan has always had a gray market of day labor centered in Tokyo and Osaka. A small army of day laborers was employed to build the stadiums and parks for the 1964 Olympics in Tokyo. But over the past year, Sendai, the biggest city in the disaster zone, has emerged as a hiring hub for homeless men. Many work clearing rubble left behind by the 2011 tsunami and cleaning up radioactive hotspots by removing topsoil, cutting grass and scrubbing down houses around the destroyed nuclear plant, workers and city officials say.

Seiji Sasa, 67, a broad-shouldered former wrestling promoter, was photographed by undercover police recruiting homeless men at the Sendai train station to work in the nuclear cleanup. The workers were then handed off through a chain of companies reporting up to Obayashi, as part of a $1.4 million contract to decontaminate roads in Fukushima, police say.

"I don't ask questions; that's not my job," Sasa said in an interview with Reuters. "I just find people and send them to work. I send them and get money in exchange. That's it. I don't get involved in what happens after that."

Only a third of the money allocated for wages by Obayashi's top contractor made it to the workers Sasa had found. The rest was skimmed by middlemen, police say. After deductions for food and lodging, that left workers with an hourly rate of about $6, just below the minimum wage equal to about $6.50 per hour in Fukushima, according to wage data provided by police. Some of the homeless men ended up in debt after fees for food and housing were deducted, police say.

Sasa was arrested in November and released without being charged. Police were after his client, Mitsunori Nishimura, a local Inagawa-kai gangster. Nishimura housed workers in cramped dorms on the edge of Sendai and skimmed an estimated $10,000 of public funding intended for their wages each month, police say.

Nishimura, who could not be reached for comment, was arrested and paid a $2,500 fine. Nishimura is widely known in Sendai. Seiryu Home, a shelter funded by the city, had sent other homeless men to work for him on recovery jobs after the 2011 disaster.

"He seemed like such a nice guy," said Yota Iozawa, a shelter manager. "It was bad luck. I can't investigate everything about every company."

In the incident that prompted his arrest, Nishimura placed his workers with Shinei Clean, a company with about 15 employees based on a winding farm road south of Sendai. Police turned up there to arrest Shinei's president, Toshiaki Osada, after a search of his office, according to Tatsuya Shoji, who is both Osada's nephew and a company manager. Shinei had sent dump trucks to sort debris from the disaster. "Everyone is involved in sending workers," said Shoji. "I guess we just happened to get caught this time."

Osada, who could not be reached for comment, was fined about $5,000. Shinei was also fined about $5,000.
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513凡人:2013/12/30(月) 18:17:56 ID:bwiS95oU0
'RUN BY GANGS'

The trail from Shinei led police to a slightly larger neighboring company with about 30 employees, Fujisai Couken. Fujisai says it was under pressure from a larger contractor, Raito Kogyo, to provide workers for Fukushima. Kenichi Sayama, Fujisai's general manger, said his company only made about $10 per day per worker it outsourced. When the job appeared to be going too slowly, Fujisai asked Shinei for more help and they turned to Nishimura.

A Fujisai manager, Fuminori Hayashi, was arrested and paid a $5,000 fine, police said. Fujisai also paid a $5,000 fine.

"If you don't get involved (with gangs), you're not going to get enough workers," said Sayama, Fujisai's general manager. "The construction industry is 90 percent run by gangs."

Raito Kogyo, a top-tier subcontractor to Obayashi, has about 300 workers in decontamination projects around Fukushima and owns subsidiaries in both Japan and the United States. Raito agreed that the project faced a shortage of workers but said it had been deceived. Raito said it was unaware of a shadow contractor under Fujisai tied to organized crime.

"We can only check on lower-tier subcontractors if they are honest with us," said Tomoyuki Yamane, head of marketing for Raito. Raito and Obayashi were not accused of any wrongdoing and were not penalized.

Other firms receiving government contracts in the decontamination zone have hired homeless men from Sasa, including Shuto Kogyo, a firm based in Himeji, western Japan.

"He sends people in, but they don't stick around for long," said Fujiko Kaneda, 70, who runs Shuto with her son, Seiki Shuto. "He gathers people in front of the station and sends them to our dorm."

Kaneda invested about $600,000 to cash in on the reconstruction boom. Shuto converted an abandoned roadhouse north of Sendai into a dorm to house workers on reconstruction jobs such as clearing tsunami debris. The company also won two contracts awarded by the Ministry of Environment to clean up two of the most heavily contaminated townships.

Kaneda had been arrested in 2009 along with her son, Seiki, for charging illegally high interest rates on loans to pensioners. Kaneda signed an admission of guilt for police, a document she says she did not understand, and paid a fine of $8,000. Seiki was given a sentence of two years prison time suspended for four years and paid a $20,000 fine, according to police. Seiki declined to comment.
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514凡人:2013/12/30(月) 18:21:28 ID:bwiS95oU0
UNPAID WAGE CLAIMS

In Fukushima, Shuto has faced at least two claims with local labor regulators over unpaid wages, according to Kaneda. In a separate case, a 55-year-old homeless man reported being paid the equivalent of $10 for a full month of work at Shuto. The worker's paystub, reviewed by Reuters, showed charges for food, accommodation and laundry were docked from his monthly pay equivalent to about $1,500, leaving him with $10 at the end of the August.

The man turned up broke and homeless at Sendai Station in October after working for Shuto, but disappeared soon afterwards, according to Yasuhiro Aoki, a Baptist pastor and homeless advocate.

Kaneda confirmed the man had worked for her but said she treats her workers fairly. She said Shuto Kogyo pays workers at least $80 for a day's work while docking the equivalent of $35 for food. Many of her workers end up borrowing from her to make ends meet, she said. One of them had owed her $20,000 before beginning work in Fukushima, she says. The balance has come down recently, but then he borrowed another $2,000 for the year-end holidays.

"He will never be able to pay me back," she said.

The problem of workers running themselves into debt is widespread. "Many homeless people are just put into dormitories, and the fees for lodging and food are automatically docked from their wages," said Aoki, the pastor. "Then at the end of the month, they're left with no pay at all."

Shizuya Nishiyama, 57, says he briefly worked for Shuto clearing rubble. He now sleeps on a cardboard box in Sendai Station. He says he left after a dispute over wages, one of several he has had with construction firms, including two handling decontamination jobs.

Nishiyama's first employer in Sendai offered him $90 a day for his first job clearing tsunami debris. But he was made to pay as much as $50 a day for food and lodging. He also was not paid on the days he was unable to work. On those days, though, he would still be charged for room and board. He decided he was better off living on the street than going into debt.

"We're an easy target for recruiters," Nishiyama said. "We turn up here with all our bags, wheeling them around and we're easy to spot. They say to us, are you looking for work? Are you hungry? And if we haven't eaten, they offer to find us a job."

(Reporting by Mari Saito and Antoni Slodkowski, additional reporting by Elena Johansson, Michio Kohno, Yoko Matsudaira, Fumika Inoue, Ruairidh Villar, Sophie Knight; writing by Kevin Krolicki; editing by Bill Tarrant)
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515凡人:2014/01/25(土) 05:56:30 ID:bwiS95oU0
教研集会開幕 県警、厳戒態勢で警備 街宣車集結 批判繰り広げ 滋賀
2014.1.25 02:07 Sankei

 大津市を主会場に県内で24日始まった日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会(教研集会)。メーン会場の県立体育館付近や、県庁前などでは、開催に抗議する団体が街宣車約100台を集結させ、日教組に対する批判を繰り広げた。会場周辺のトラブルに備え、県警は大勢の警察官を動員して警備に当たり、一帯は物々しい雰囲気に包まれた。街宣活動は集会最終日の26日まで続くとみられ、県警も警戒を続ける。

 県立体育館ではこの日午前8時半から、教研集会の全体集会が開かれた。加藤良輔・中央執行委員長のあいさつや教育の専門家による講演などがあり、教職員ら約3千人が参加した。

 会場近くの県道には、午前11時ごろから午後3時ごろにかけて街宣車が列を作った。拡声器を使い、「偏向教育をやめろ」「解散せよ」などと大音声で日教組を批判。このため、県道は断続的に渋滞が起こった。

 これに対し、県警も多数の警察官を道路沿いなどに配置。拡声器の音量を測定して法令の規定以上になるとボリュームを下げるよう指示したり、臨時の交通規制が敷かれた道路に進入しようとする運転手に注意したりと対応に当たった。

 会場近くの保育園では、騒音やトラブルなどを心配して数人の保護者が子供を休ませた。女性保育士(35)は「大きな音に驚いたり、外の様子を気にしたりしている園児もいます。お昼寝も満足にさせてやれない状態でした」と話していた。

 日教組広報部は「よりよい教育を進めるために集会は必要。地域の方々に迷惑をおかけして申し訳ないがご理解いただきたい」と話している。

516凡人:2014/02/20(木) 10:42:08 ID:bwiS95oU0
山口組幹部、二審も実刑 恐喝事件で大阪高裁判決
2014/2/19 13:40 nikkei

 あいさつ料名目で建設業の男性から計4千万円を脅し取ったとして、恐喝罪に問われた暴力団山口組ナンバー2で、弘道会(名古屋市)総裁の高山清司被告(66)の控訴審判決で、大阪高裁(森岡安広裁判長)は19日、懲役6年とした一審・京都地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

 被告側は「被害者の証言は変遷し信用性がない。恐喝したことはない」と無罪を主張したが、判決は「被害者の証言は他の証拠でも裏付けられている」と指摘した。

 判決によると、高山被告は配下の組員らと共謀し、土木建設工事の受注などに関するあいさつ料名目で2005〜06年、男性からホテルなどで計4千万円を脅し取った。

517凡人:2014/02/22(土) 08:44:52 ID:bwiS95oU0
群馬女性殺害 警察による銃押収「暴力団以外」から7割
2014.2.21 01:13 Sankei

女性の遺体が見つかったディスカウントストアの駐車場付近を調べる群馬県警の捜査員ら=20日午前11時半ごろ、群馬県館林市小桑原町

 群馬県館林市で鈴木千尋さんが殺害された事件では銃が使用された。全国の警察による近年の拳銃の押収量は、平成7年の1880丁をピークに減少傾向。ただ、かつては暴力団からの押収量が7割以上を占めていたが、近年は暴力団以外が7割以上を占める逆転現象が起きている。一般社会に拳銃が出回っていることが危惧され、警察庁は危機感を募らせている。

 警察庁によると、拳銃の押収量は平成に入ってから徐々に増え、7年には1880丁で最多を記録。その後は減少に転じ、12年には1千台を割り込んで903丁となった。20年以降は500丁以下、24年は373丁と近年では最も少ない押収量だった。昨年1〜11月は443丁を押収し既に前年を上回ったが、押収実績としては低レベルだ。

 押収量が過去最多の平成7年は、1880丁のうち1396丁が暴力団からの押収で、全体の74・3%だった。その後も暴力団からの押収は6割以上だったが、14年は43・8%と初めて5割以下となり、24年は25・5%に。

 暴力団からの押収が減る一方で、一般人などからの押収が増加。7年には25・7%だった一般人らの割合が、14年に5割を突破。22年には75・3%となり、25年1〜11月では85・7%と完全に比率が逆転した。

 ある指定暴力団幹部は「暴力団排除条例などで締め付けが厳しく、借金の担保に一般の人に拳銃を差し出す現役幹部もいる」と実情を話し、「拳銃に(実弾を)10発付けて50万〜60万円で一般の人に売ることがある。シノギ(資金源)が厳しい場合は40万円で取引されていると聞いたことがある」と明かす。

 警察庁幹部は「拳銃の供給源は暴力団。暴力団の捜査を徹底して進め、一般社会への供給を遮断しなければならない」と強調する。

518凡人:2014/02/23(日) 10:22:58 ID:bwiS95oU0
組関係の店で職場懇親会…「癒着」に揺れる県警
(2014年2月22日12時59分 読売新聞)

 全国的に暴排運動が高まる中、暴力団関係者への捜査情報の漏えいで和歌山県警の警部補が、飲食接待を受けたなどとして刑事部門の要となる幹部2人が、いずれも懲戒処分となった21日、関係者からは、驚きと落胆の声が相次いだ。

 県警への市民の信頼が大きく揺らぐ事態で、県警幹部は「ざんきに耐えない。指導を徹底して、再発防止に努める」と話している。

 県警はこの日午後4時から、刑事企画課警部補、打田正樹容疑者(44)の地方公務員法違反容疑での書類送検や懲戒免職、刑事企画課長の室谷文男(56)、機動捜査隊長、花野剛一(55)両警視の減給処分について発表した。

 室谷警視が暴力団関係者経営の飲食店で、職場の懇親会を開いていたことも明らかになり、県警記者室に集まった報道関係者約20人からは、暴力団との〈癒着〉を追及する厳しい質問が相次ぎ、説明は約2時間45分と異例の長さになった。

 再発防止については、暴力団関係者らへの情報収集のあり方について通達を出したといい、小西順士・首席監察官は「利害関係者や警察OBら部外者との飲食を伴う交際も、服務の徹底を図り、いささかの疑念も差し挟まれることのないようにしたい」と話した。

 警部補の情報漏えいについて、同僚からは厳しい声が上がった。「『ミイラ取りがミイラになる』危険と常に隣り合わせの中で捜査をしている」という暴力団担当の捜査員は、「協力者を得るには、相手の知らない情報を渡すことが一番手っ取り早い。本当に情報を渡していたならば、絶対に超えてはいけない一線だ」と話す。

 警視2人の不適切交際についても、ある幹部は「模範となるべき立場なだけに、絶対に接待を受けてはいけなかった」と批判した。

 県警では昨年5月にも捜査2課長の警視が、女性警察官と不倫を重ねたことが発覚し、依願退職。幹部の不祥事が相次ぎ、小西首席監察官は「前代未聞のことで、残念だ」と述べた。

 一方、県警は21日、女性と不適切な交際をしたとして、県警本部の総務課長を戒告処分とした。総務課長は辞職する意向という。(村山卓也、梨木美花)

519凡人:2014/02/23(日) 10:25:20 ID:bwiS95oU0
新聞記事からみる日本の暴力団・ヤクザの動き。

http://www.fresheye.com/%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E5%9B%A3/

520凡人:2014/02/23(日) 10:42:47 ID:bwiS95oU0
強要未遂:事故で脅された男性自殺 容疑で暴力団幹部を再逮捕 /新潟 - 毎日新聞
Feb 5, 2014 毎日新聞 

 交通事故を巡って暴力団組員から不当な要求をされた新潟市の70代の男性が、事故から約2カ月後の昨年12月に自殺していたことが4日、県警などへの取材で分かった。県警組織犯罪対策2課と西蒲署は同日、この男性を脅して保険会社に連絡させようとしたとして、別の男性への恐喝未遂容疑で逮捕していた山口組系暴力団幹部で露天商の菅沼進容疑者(70)=燕市吉田本町=を強要未遂容...

521凡人:2014/03/26(水) 05:18:19 ID:IIRobKk20
柔道告発選手「現在不安なし」 暴力指導で代理人報告
2014年3月25日(火) PM 08:04

 日本オリンピック委員会(JOC)の25日の理事会で、柔道女子日本代表の暴力指導を告発した15選手の代理人の弁護士から「選手は現在、競技活動の中で特段に大きな不安や支障を感じることはないと話している」との報告があったことが説明された。JOCが昨年発覚した問題の現状を把握する目的で、弁護士に再度聞き取り調査を要請し、3月上旬に回答があった。

 選手は全日本柔道連盟(全柔連)の組織改革が順調に進んでいることへの感謝も口にしているという。JOCはこれらの報告を踏まえ、2013年度は停止していた全柔連への選手強化交付金の支給を14年度から再開することを決めた。

522凡人:2014/04/19(土) 08:00:48 ID:bwiS95oU0
男性を監禁容疑 暴力団幹部ら男4人逮捕 男性は死亡 神奈川県警
2014.4.18 20:18 Sankei

 神奈川県警暴力団対策課などは18日、逮捕監禁容疑で、横浜市金沢区富岡東の指定暴力団稲川会系組幹部で無職、浅岡望(29)ら4容疑者を逮捕したと発表した。

 逮捕容疑は、3月28日午後11時50分ごろ、横浜市中区の無職男性=当時(29)=を、男性宅から車で横須賀市内の飲食店内に連れ去り、30日午後11時ごろまで監禁したとしている。いずれも容疑を否認しているという。

 4人のうちの1人から通報があり、横須賀署員が駆け付けたところ、男性は既に死亡していたといい、同課で詳しい死亡の経緯を調べている。

523凡人:2014/07/01(火) 15:27:42 ID:bwiS95oU0
衝撃「民生委員は暴力団幹部」を許した行政の「形式的手続き」と「人材不足」…“熱心な仕事ぶり”に1年半も気付かず
2014.7.1 07:00 Sankei [関西の議論]

民生委員が暴力団幹部と判明した大阪府枚方市の市役所

 住民の安全を守り、地域発展に貢献するはずの民生委員が、実は暴力団幹部だった−。こんな前代未聞の事実が大阪府枚方市で発覚した。この男性のあまりの熱心な仕事ぶりに市の担当者も1年半にわたり気が付かず、年間約4万8千円の活動費も支給していた。たまたま詐欺事件で逮捕されたことを機に、警察からの連絡で暴力団幹部の身分が判明、担当者に衝撃を与えた。一体、なぜ分からなかったのか−。(香西広豊)

*PTA副会長、自治会長…「地域に貢献する暴力団幹部」

 「民生委員が暴力団関係者とは全く知らず、非常に遺憾なこと」

 市は6月4日、市内の民生委員が暴力団関係者だったという前代未聞の事実を受けて、コメントを発表した。

 竹内脩市長も翌5日の定例会見で「ショックだった」と表情を曇らせた。

 発端は3日にさかのぼる。指定暴力団山口組傘下の組織幹部の男性(46)が詐欺容疑で大阪府警枚方署に逮捕された。

 逮捕容疑は、組員であることを隠して市内の信用金庫支店に自分名義の口座を開設し、融資名目で300万円をだましとったとしている。

 この逮捕で、男性が市立小学校区の民生委員を務めていることが最初に発覚した。

 さらに調べていくと、地域の自治会長やPTA役員を務めていたことも判明した。

 男性は平成21年度に、地元小学校のPTAの副会長を務めたほか、24年4月からは地元の自治会長も務めていた。

 また、25年5月からは市の青少年育成指導員も担当。青少年相談や地域パトロールのほか、コンビニエンスストアなどで陳列されている有害図書の報告といった「社会環境整備活動」にも積極的に参加していた。

 その働きぶりについて、市子ども青少年課の担当者も「(地元では)非常に熱心に活動されていたと聞いている」と証言する。

 さらに、今回の詐欺事件で逮捕されるまで、男性は地元小学生の野球チームでコーチを務め、指導もしていた。

 「丁寧に教えるコーチだった。技術もあり、子供たちにも人気があった」とチームの代表者。男性は小学5、6年生の高学年チームを担当し、試合では「冷静で、じっくりとした試合運びを好むタイプだった」と振り返る。

 一方で、暴力団幹部だったことは知らなかったという。チームは男性を退団扱いとし、子供たちには「一身上の都合」で退団したと伝えた。

 地域活動に非常に熱心だった男性の一面を裏付けるように、市の担当者も男性を民生委員に推薦した理由について、「地域活動に熱心で責任感、指導力も高く、適格性もあると判断していた」と説明する。

 男性は逮捕後、処分保留で釈放され、大阪地検は不起訴処分とした。地検は処分理由を明らかにしていない。
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524凡人:2014/07/01(火) 15:29:13 ID:bwiS95oU0
*事務的な選任手続き

 民生委員は、都道府県や中核市の推薦を受けて厚労相が委嘱する特別職の地方公務員。生活保護世帯や高齢者の相談をはじめ、住民生活を幅広く支援するのが主な業務だ。

 任期は3年。男性の場合は前任者の欠員に伴って24年12月、市の推薦で民生委員に委嘱された。25年12月には再任もされている。

 なぜ長期間、市は暴力団幹部の身分に気付かなかったのか。その背景には、事務的に進められる選任手続きがある。

 市は、市立小学校の校区ごとに民生委員を選んでいる。

 まず、校区の住民組織やPTA、青少年育成団体の関係者らで構成する「民生委員校区推薦会」が、民生委員にふさわしい人物を市に推薦する。

 続いて市議や社会福祉・教育の関係者などでつくる市の「民生委員推薦会」が、その人物を評価。ふさわしいと判断すれば、今度は知事に推薦する。

 知事は厚生労働相に推薦。最終的には厚労相が委嘱する、という流れだ。

 関係者によると、民生委員を任せるか否かの判断基準として、それまでの地域貢献活動が重視される傾向が強い。

 一方で、身分調査は形式的にとどまる。

 民生委員の推薦には、民生委員校区推薦会の作成する推薦書が必要。その推薦書には「職業」を記入する項目もあるが、男性の場合、もちろん暴力団関係者とは書かれていなかった。


*深刻な「なり手」不足

 市は現在、厚労相に対して、男性の民生委員解嘱を具申する手続きを進めている。

 ただ、今後の再発防止策となると、抜本的な解決策がないのが実情だ。

 市健康総務課の担当者は「市内の民生委員は500人以上いる。各委員の身元を警察などに照会するぐらいしか方法がないが、(民生委員は)ボランティアでやっていただいているので、それも難しい」と頭を抱えている。

 今回の事案が起きた背景について、民生委員の実情に詳しい旭合同法律事務所(名古屋市中区)の高橋寛(ゆたか)弁護士(70)は「民生委員のなり手不足」を挙げる。

 都市化で近所づきあいが希薄になり、若い世代ほど人口の流動も進む中で、しっかりと地域に根付いて民生委員を担う人材が不足しているというのだ。

 高橋弁護士は「民生委員が高齢化している地域も多く、若い世代にも民生委員の仕事をアピールしていく必要がある」と指摘。

 今回のような事態を防ぐ方法としては、「やはり推薦する自治体などが、きっちりと候補者の身元などを調査することだ。市民の信頼を裏切るようなことがあると、民生委員制度の存在基盤が揺るぎかねない」としている。

525凡人:2014/07/02(水) 07:13:34 ID:bwiS95oU0
暴力団との見えない癒着は珍しくない。警察への一般市民の信頼は遠い。
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暴力団関係者に個人情報漏らす 容疑の静岡県警巡査部長逮捕
2014.7.2 02:10 産経

 暴力団関係者の男に個人情報を漏らしたとして、県警は1日、地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで天竜署巡査部長の清水佳史(よしふみ)容疑者(36)=磐田市一言=を逮捕した。清水容疑者は容疑を認めており、今後犯行の動機などについて詳しく調べる方針。

 逮捕容疑は2月下旬、天竜署内で県警の情報管理システムを操作し、電話で知人の40代の男に対して、この男の知人の住所を伝えたとされる。

 県警監察課によると、清水容疑者は県東部の警察署に勤務していた平成15年に男と知り合い、男が暴力団関係者であることを知りながら、家族ぐるみで交友を深めていた。今年4月になって県警に「清水が男に情報を漏らしている」との情報が寄せられ、捜査を進めていた。男は同月中に病死したという。情報の漏洩(ろうえい)は男が依頼したとみられ、男の知人に危害が加えられるなどの被害はなかった。

 県警では、5月にも細江署の巡査部長が覚せい剤取締法違反(譲り渡し)容疑で逮捕されており、岡本安志警務部長は「全職員に対する指導を徹底する」とコメントした。

526凡人:2014/07/04(金) 16:04:08 ID:bwiS95oU0
黒ワゴン車で運び込む暴力団員の姿確認 埼玉・川口男性遺棄
2014.7.4 02:04 sankei

 川口市のJR西川口駅周辺で2日、県内に住む外崎郁人(とのさき・いくひと)さん(43)が連れ去られ、川越市の埼玉医科大総合医療センターで見つかった事件で、30代くらいの男が黒いワゴン車で外崎さんを同医療センターに運び込んだことが3日、川口署捜査本部への取材で分かった。西川口駅周辺で外崎さんを連れ去った男らの中に複数の指定暴力団組員がいたことも判明した。

 捜査本部の調べでは、2日午前11時10分ごろ、30代とみられる男が運転する黒いワゴン車が同医療センターの救急入り口に乗り付けた。

 男は車から降り、後部座席中央にいる外崎さんを運ぶよう警備員に要請。駆けつけた看護師らがストレッチャーを使って外崎さんを運び出した直後、男は車で走り去ったという。外崎さんは搬送時、すでに脈はなく、同医療センターで死亡が確認された。

 外崎さんは同日午前3時40分ごろ、西川口駅周辺で暴力団組員を含む男らと口論後、車で連れ去られるのが目撃されている。

527凡人:2014/10/03(金) 03:24:59 ID:U3.pXMBQ0
工藤会の女性襲撃事件、主要団体中心に実行か 逮捕15人に
2014/10/2 2:09 Nikkei

 暴力団工藤会(本部・北九州市)トップらが逮捕された女性看護師に対する組織的な殺人未遂事件で、最高幹部3人の出身母体である同会の主要団体を中心に襲撃が計画・実行された疑いのあることが1日、福岡県警への取材で分かった。県警は同団体の集中的な取り締まりで工藤会の壊滅を進める方針。

 県警は同日、新たに北九州市小倉南区南方4、同会系組幹部、田口義高被告(49)=詐欺罪などで公判中=ら6人を組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)容疑で再逮捕したほか、別の組幹部(46)を公開手配した。逮捕者は計15人となった。

 県警は同会トップの総裁、野村悟容疑者(67)と、ナンバー2の会長、田上不美夫容疑者(58)を再逮捕。このほかナンバー3の理事長、菊地敬吾容疑者(42)ら7人を既に逮捕している。

 野村、田上両容疑者は同会を構成する主要団体の田中組出身で、菊地容疑者は同組組長を兼務している。捜査関係者によると、このほか公開手配された組幹部を含む13人のうち12人も田中組の幹部や関係者という。

 野村容疑者ら15人の逮捕容疑は2013年1月、福岡市博多区の路上で、同容疑者の指揮命令に基づき、女性看護師(47)の頭などを刃物で数回突き刺すなどして殺害しようとした疑い。女性は全治約3週間のけが。

 捜査関係者によると、県警は野村、田上両容疑者らを指示役に、各容疑者が任務を分担していたとみている。

 両容疑者はそれぞれ田中組組長とナンバー2の若頭だった1998年、配下の同組幹部らと共謀し、元漁業協同組合長の男性(当時70)を射殺した疑いが強まったとして、9月に殺人などの疑いで逮捕された。

 福岡県内では工藤会の関与が疑われる民間人の襲撃事件が相次いでいるが、多くは未解決のまま。県警の樋口真人本部長は1日の記者会見で「各種証拠や情報収集による組織実態の分析などから、田中組が数々の凶悪事件において中心的な役割を果たしてきたと判断している」と指摘。「テロ行為というべき凶悪事件には、実行犯だけでなく、首謀者も徹底的に追い詰める」と強調した。

528凡人:2015/02/16(月) 14:29:57 ID:ve6M5DlE0
工藤会系幹部らを逮捕 組織的殺人未遂容疑で福岡県警
2015/2/16 2:00 日本経済新聞 電子版

 北九州市の駐車場で昨年5月、男性歯科医が刺され重傷を負った事件で、襲撃に関与した疑いが強まったとして、福岡県警が暴力団工藤会(本部・同市)系組幹部ら数人を組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)容疑で逮捕したことが15日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同会が組織的に関与したとみて事件の全容解明を進める。

 事件は昨年5月26日朝、北九州市小倉北区の駐車場で発生。出勤途中だった同市の男性歯科医が車…

529凡人:2015/03/03(火) 03:55:36 ID:ve6M5DlE0
【衝撃事件の核心】
「山口組守護神」弁護士の顧問料は「月20万円」 有罪判決に開き直り? 会見でぶちまけた裏社会との〝あぶない関係〟
2015.3.2 15:00更新 Sankei

1審で有罪判決を受け、弁護士バッジ剥奪の危機に陥っている山之内幸夫被告=平成26年4月、大阪市北区

 「ヤクザにとってこれほど悪い時代はなかった」。有罪判決にやけになったのか。指定暴力団山口組の顧問弁護士は建造物損壊教唆罪に問われた自身の公判後に記者会見し、捜査当局への批判をぶちまけた。「顧問料は月20万円」「最高幹部から顧問復帰を依頼された」。謎に包まれた顧問業の一端まで明かし、捜査関係者からは「身の危険を考えないのか」との声も漏れる。即座に控訴に踏み切ったが、禁錮以上の有罪判決が確定すれば弁護士バッジを失う。「弁護士ならばヤクザのような少数意見にこそ耳を傾けるべきだ」と〝正義〟を強調する「山口組の守護神」の職業観とは。

「弁護士生命、いずれ終わる」

 1月25日、今年創設100周年を迎える山口組は、全国の組幹部を集めた100周年記念行事を神戸市内の総本部で開いた。その3日後、長年にわたり山口組を支えてきた顧問弁護士の山之内幸夫被告(68)は、大阪地裁の法廷で人生の岐路を迎えた。

 「懲役10月に処する。ただし2年間は刑の執行を猶予する」

 裁判長は執行猶予付き有罪判決の主文を宣告、判決理由を朗読した。ダークスーツに身を包んだ山之内被告は、自身の主張をことごとく退けた判決にも表情を変えず、終始冷静に聞き入った。

 しかし閉廷後に大阪市内で開かれた会見では、一転して不満が爆発。警察、検察、裁判所への怒りを10分近くにわたって一気にまくし立てた。

 「私のクビを取りたい警察の意向を受けた検察が、普通は起訴猶予にする事案を起訴し、裁判所もそれを追認した」

 「司法判断というより、世の中に暴力団の顧問弁護士が存在してはならないという行政判断に近い。到底納得できない」

 判決によると、山之内被告は平成25年9月、事業をめぐるトラブルの解決を依頼してきた男=建造物損壊罪で有罪確定=に倉庫を壊すようそそのかしたとされる。「壊して」「大丈夫や。かまへん、そんなもん」。男が山之内被告とのやりとりをひそかに録音した音声データが決定打となり、大阪府警が昨年3月に書類送検。翌4月に大阪地検が起訴した。

 公判で山之内被告は一貫して検察側の「公訴権の乱用」を主張。しかし判決はこれを一蹴し、「法律家でありながら法秩序を無視しており、厳しい非難が向けられるべきだ」とした。

 「裁判で1審が占めるウエートは大きい。私の弁護士生命はいずれ終わるでしょう」

 山之内被告は会見で、弁護士としての経験則からこんな〝予言〟もしたが、間もなく判決を不服として控訴した。

法解釈を教示、法廷外でも「守護神」

 山之内被告は昭和50年に弁護士登録。山口組の竹中正久4代目組長の時代に顧問弁護士に就任した。昭和62年に「暴力団の顧問は弁護士としての品位を汚す」として、所属する大阪弁護士会から戒告処分を受けたため、いったん顧問を辞任したとされる。

 しかし、会見での本人の説明によると、「表向き辞めたことにして実際は続けていた」。顧問でなくなったのは平成3年、山口組系組事務所に隣接するビルの新築工事をめぐり、施主の弁護士との交渉で美術品を脅し取ろうとしたとして、組幹部らとともに恐喝未遂容疑で逮捕、起訴された後だという。

 「組に接触できなくなって必然的に顧問ができなくなったのです」

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530凡人:2015/03/03(火) 03:56:19 ID:ve6M5DlE0
 この事件では、大阪地裁が無罪を言い渡し、大阪高裁も支持したため、9年に無罪が確定した。それでも、8年後に篠田建市(通称・司忍)6代目組長が就任するまで組側とは断絶状態が続いた。転機は18年、6代目体制の最高幹部から「もう一度顧問に復帰してほしい」と依頼されたことだったという。

 再び顧問に就任した後、組幹部らの刑事弁護のほか、直系組長が組事務所として使っていた土地の明け渡しを求められた民事訴訟でも代理人を務めた。配下の組員に指を切断する「指詰め」をさせたとして、山口組系組幹部が強要罪に問われた事件では25年8月、大阪地裁で無罪判決を勝ち取った。

 ただ会見では、こうした表に出る活動の裏で、さまざまな相談に対応していたことも暴露。22年以降に全国の自治体で制定が続く暴力団排除条例の研究や、暴力団にかかわる新法の解釈などを依頼され、見解をまとめた書面を組側に提供したと語った。

 24年3月には、世界遺産に登録されている三重県熊野市の神社にある石灯籠4基に山口組最高幹部の名前が刻まれ、三重県警が撤去を求めていることが報道されたが、この際にも組側から「どうしたらいいか」と助言を求められていたという。

 顧問料については「山口組の2つの財産管理会社から月10万円ずつもらっていた」と説明した。

 ある弁護士によると、大阪で主だった企業の弁護士顧問料は月5万円。東京では月15万〜20万円の企業もあり、山之内被告のケースと一致するが、山口組の顧問料としては低いとの印象がある。暴力団担当の捜査関係者も「表向きは20万円かもしれないが、裏金としてもっと多額の金をもらっていた可能性はある」との見方を示した。

暴力団は「落ちこぼれの受け皿」

 「今回は山口組を弱体化させる目的で顧問の私が狙い撃ちにされた。ただ、顧問をしたことを後悔したことはない」

 映画化された「悲しきヒットマン」などの著作でも組員へのシンパシーを隠さなかった山之内被告は、会見の終盤、暴力団に対する持論を展開した。

 暴力団の存在は「社会からドロップアウトした人間の受け皿」と指摘。「創業から100年続く企業がどれだけありますか。警察から壊滅作戦を繰り返されても100年続くヤクザ組織は、それなりに存在する理由があるということです」と語った。

 さらに「弁護士であれば大衆に迎合せず、少数の味方になることだ。世の中から敵のように扱われている暴力団組員の意見にこそ耳を傾けるべきだ」と力説。ただ、「残念ながら賛同してくれる弁護士はいない」とも付け加えた。

 1審では「山口組顧問弁護士」の肩書を前面に押し出して検察側と対決するため、「主張が制約される」多人数の私選弁護団の就任申し込みを断り、国選弁護人1人に弁護を委ねたという山之内被告。「最初で最後の顧問弁護士」を自負する男が、控訴審で改めてどのような主張をしていくかに注目が集まる。
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531凡人:2015/04/11(土) 14:13:28 ID:da95RwFo0
歯科医襲撃疑いで9人逮捕、福岡 工藤会系幹部ら
2015年02月16日(最終更新 2015年02月16日 19時26分)西日本新聞

 北九州市小倉北区で昨年5月、男性歯科医(30)が襲撃され重傷を負った事件で、福岡県警は16日、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)容疑で、特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系組幹部後藤靖容疑者(40)ら3人を逮捕し、同組幹部中西正雄容疑者(49)ら6人を再逮捕したと発表した。

 市漁協組合長選出で候補として取りざたされていた歯科医の父親に事件後、脅迫文が届いたことから、県警は漁協をめぐるトラブルが背景にあるとみて調べている。

 9人の逮捕・再逮捕容疑は昨年5月26日、歯科医の腹などを刃物のようなもので刺し、工藤会の活動として組織的に殺害しようとした疑い。

532凡人:2015/05/28(木) 03:28:09 ID:da95RwFo0
喧嘩両成敗では?打撲や挫傷、その他の傷害は喧嘩につき物。なぜチャイニーズだけ。喧嘩に参加した者全員が逮捕されてしかるべし。
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組員に暴行、「チャイニーズドラゴン」4人逮捕
2015年05月20日 17時28分 Yomiuri

 暴力団組員を殴って重傷を負わせたとして、警視庁が中国残留孤児2、3世らの不良グループ「チャイニーズドラゴン」のメンバーの男4人を傷害容疑で逮捕していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 「ドラゴン」は東京都内の繁華街の一部で勢力を広げており、同庁は暴力団との抗争に発展しかねないとみて警戒を強めている。

 逮捕されたのは、豊島区の無職、李明岩容疑者(36)ら20〜30歳代の中国人の男4人。

 捜査関係者によると、李容疑者らは昨年7月29日未明、北区のJR赤羽駅前の路上で、山口組系組員の杉山清一容疑者(46)(埼玉県三郷市)ら日本人4人と乱闘になり、杉山容疑者の頭を木の板で殴って頭の骨を折る重傷を負わせるなどした疑い。

533凡人:2015/06/08(月) 05:34:07 ID:da95RwFo0
住吉会会長ら3人逮捕 千葉県議選巡り公選法違反の疑い
2015/6/8 1:31日経

 千葉県警は7日、4月の県議選をめぐり飲食店で有権者らを接待したとして、指定暴力団住吉会会長、関功容疑者(69)=同県柏市大青田=ら3人を公選法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕した。

 逮捕されたのはほかに、いずれも同県いすみ市の会社役員、飯塚弘芳容疑者(68)と無職、峰島清八容疑者(70)。県警は3人の認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は県議選告示前の3月上旬ごろ、同市選挙区から立候補を予定し、関容疑者らが支援していた男性への投票や票の取りまとめの報酬として、地元の有権者ら十数人に1人当たり数千円相当の接待をした疑い。

 いすみ市選挙区からは新人の男性2人が立候補し、自民公認候補が無所属候補を破り当選した。〔共同〕

534凡人:2015/06/26(金) 10:15:03 ID:da95RwFo0
拘留中の組員に便宜の巡査免職 福岡県警
2015/6/26 1:55Nikkei

 福岡県警は25日、県警小倉北署で留置管理を担当していた男性巡査(24)を懲戒免職処分にしたと発表した。巡査は勾留中の暴力団工藤会系組員の男(36)の依頼に応じ、勾留している別の男に罪をかぶるよう伝えたとして犯人隠避教唆ほう助容疑で5日に書類送検されていた。25日、同ほう助罪で起訴された。

 県警監察官室によると巡査は今年2月、留置場内で覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された工藤会系組員から「知人の男に罪をかぶるよう伝えてほしい」と口頭で数回頼まれ、承諾し男に伝えた。男が3月、取り調べ中に事実を明かし発覚した。巡査は「良好な人間関係を築けば業務がやりやすくなると思った。申し訳ない」と話している。

 同監察官室は巡査の当時の上司だった警部補(55)ら3人を監督責任を怠ったとして本部長訓戒などの処分とした。鍛治田敬首席監察官は「職員に対する指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努める」とコメントした。

535凡人:2015/06/27(土) 05:20:33 ID:da95RwFo0
日本のお家芸。沈黙させるのは屁のカッパ。
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(メディアタイムズ)慰安婦報道 元記者の家族も攻撃
2014年10月7日03時38分朝日新聞

 慰安婦報道にかかわった元朝日新聞記者が勤める大学へ脅迫文が届き、警察が捜査を進めている。インターネット上では、元記者の実名を挙げ、「国賊」「反日」などと憎悪をあおる言葉で個人攻撃が繰り返され、その矛先は家族にも向かう。暴力で言論を封じることは許せないと市民の動きが始まった。

学者や弁護士ら、脅迫状届いた大学を支援する会

 この元記者は今春、朝日新聞社を早期退職した植村隆氏(56)。2年前から続けてきた北星学園大(札幌市厚別区)の非常勤講師を現在も務めている。

 大学は9月30日、学生と保護者に向けた説明文書の中で初めて、植村氏の退職を求める悪質な脅迫状が5月と7月に届き、北海道警に被害届を出したことを明らかにした。3月以降、電話やメール、ファクス、手紙が大学や教職員あてに数多く届き、大学周辺では政治団体などによるビラまきや街宣活動もあった。

 同僚教員は言う。「もはや植村さんだけの問題ではない。大学教育、学問の自由が脅かされている」

 攻撃は北星学園大にとどまらない。帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)にも9月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者の人間科学部教授(67)の退職を要求する脅迫文が届き、府警が威力業務妨害容疑で調べている。元記者は同日付で退職した。

■ネットに子どもの写真や実名
 「反日」「捏造(ねつぞう)記者」といった言葉で、北星学園大に勤める植村氏を中傷するネット上の書き込みが目立ち始めたのは今年1月末だ。

 「週刊文春」2月6日号が「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」との記事を掲載していた。かつて慰安婦の報道にかかわった植村氏が、4月から関西の大学で教鞭(きょうべん)を執ると伝え、植村氏が書いた記事について「捏造記事と言っても過言ではありません」との研究者のコメントがつけられていた。

 ネット上で、大学へ抗議電話やメールを集中させる呼びかけが始まった。3月、大学側が「採用予定だった植村氏との雇用契約は解消されました」とホームページで公表すると、ネットには「吉報」「ざまぁ」の書き込みが相次いだ。

 植村氏によると、その後、自宅に面識のない人物から嫌がらせ電話がかかるようになった。ネットに公開していない自宅の電話番号が掲載されていた。高校生の長女の写真も実名入りでネット上にさらされた。「自殺するまで追い込むしかない」「日本から、出ていってほしい」と書き込まれた。長男の同級生が「同姓」という理由で長男と間違われ、ネット上で「売国奴のガキ」と中傷された。

 嫌がらせや中傷は今もやまず、植村氏が弁護士を通じてひどい書き込みの削除をプロバイダーに求めているが、削除が追いつかないという。

■各紙、足並みそろえて批判
 朝日新聞は10月1日付朝刊で元記者の勤務先の大学に脅迫文が相次いで届いたことを報じた。2日付で「大学への脅迫 暴力は、許さない」と題した社説を掲げたほか、毎日、読売、産経の各紙も社説で取り上げ、厳しく批判した。

 朝日の慰安婦報道を紙面で批判してきた産経は同日付で「大学に脅迫文 言論封じのテロを許すな」と題した「主張」を掲載。「報道に抗議の意味を込めた脅迫文であれば、これは言論封じのテロ」「言論にはあくまで言論で対峙(たいじ)すべきだ」と訴えた。

 毎日は3日付の社説「大学への脅迫 看過できない卑劣さ」で、今回の事件の背景には「一部の雑誌やネット上に広がる異論を認めない不寛容な空気がある」と指摘。「ヘイトスピーチ(憎悪表現)にも相通じる現象だ」とした。

 読売も3日付で「大学への脅迫文 言論封じを狙う卑劣な行為だ」と題する社説を掲載した。

■家族や職場への攻撃は卑劣だ
 〈植村隆・元朝日新聞記者の話〉 1987年5月、朝日新聞阪神支局に男が押し入り、散弾銃で当時29歳の記者が殺された。私は彼の同期だ。問答無用で記者が殺されたあの事件と今回のケースは異なるが、身近に思えてならない。家族や職場まで攻撃するのは卑劣だ。私が書いた元慰安婦に関する記事に批判があるが、記事を捏造(ねつぞう)した事実は断じてない。今後、手記を発表するなどしてきちんと説明していきたい。
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536凡人:2015/06/27(土) 05:23:44 ID:da95RwFo0
■テロ行為にも等しい
 〈五野井郁夫・高千穂大准教授(政治学)の話〉 民主主義の要である言論の自由を暴力で屈服させるテロ行為と等しく、大変危険だ。ネットや雑誌で「売国奴」「国賊」という言葉が飛び交う中、短絡的なレッテル貼りが今回の事件を惹起(じゃっき)していると考えられる。言論を暴力で抑圧してきた過去を日本社会は克服したはずなのに、時代が逆戻りしたかのようだ。私たちはこうした脅しに屈してはいけない。

■社会への不満、背景に
 〈鈴木秀美・大阪大教授(憲法・メディア法)の話〉 嫌韓・反中やヘイトスピーチにつながる排他的な考えのはけ口として、朝日新聞の関係者を攻撃する構図がある。背景に現在の社会への様々な不満も重なっている。雑誌が「売れる」ことだけを考え扇情的な記事を書き、こうした暴力性をあおっている側面もある。メディアにはものごとを冷静に考える材料となるような建設的な議論が求められる。

■脅迫は許されない
 〈八木秀次・麗沢大教授(憲法学)の話〉 慰安婦問題を報じた元記者が中傷されていることを当事者の朝日が問題視して、読者の理解を得られるだろうか。普段、企業や役所の不祥事を厳しく追及しているのだから、執筆の経緯を元記者が自ら説明すべきだ。ただ、個人を「さらし者」にして攻撃するネット文化にくみすることはできない。脅迫は許されないし、職を奪うまでの行為は行きすぎている。

■国際的評価を下げるだけ
 〈古谷経衡(つねひら)さん(著述業)の話〉 朝日の慰安婦報道は国際社会に負の影響を与えたと考えている。だが、暴力で要求をのませる行為は許せない。脅迫状の送り主は日本の名誉を回復したいと考えているのだろうが、日本は元記者らが脅される国だと、国際的評価を下げるだけだ。短絡的な行動が後を絶たないのは、「愛国」を掲げさえすれば厳しい批判を受けない、保守派のあり方にも問題がある。
     ◇

 〈元記者の慰安婦報道をめぐる経緯〉 植村隆氏は、大阪社会部員だった1991年8月11日付の大阪本社版朝刊で韓国の元慰安婦の証言を他紙に先んじて報じた。慰安婦を支援する「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」に初めて体験を明かしたという内容。同年12月には、この女性の詳細な聞き書きを報じた。

 これに対し、植村氏の韓国人の妻の母が韓国の「太平洋戦争犠牲者遺族会」の幹部であることを指摘し、身内を利するため、捏造(ねつぞう)した事実を含む記事を書いたとする批判が繰り返されてきた。

 植村氏への中傷が激しくなる中、朝日新聞は今年8月5日付朝刊で特集紙面を掲載。植村氏の記事の中で「慰安婦」と「女子挺身隊」を誤用したことを認めたうえで、記事に意図的なねじ曲げはなく、縁戚関係を利用した特別な情報提供もなかったと結論づけた。特集の妥当性については、有識者7人による第三者委員会で検証される。

■報道機関などに対する主な事件
1987年 朝日新聞阪神支局が散弾銃を持った男に襲われ、記者2人が殺傷される。
  94年 朝日新聞東京本社で右翼団体構成員が発砲して立てこもる。毎日新聞東京本社でも、暴力団の記事を巡り組員が発砲。
2000年 月刊誌「噂(うわさ)の真相」の皇室記事への抗議に来た右翼団体構成員が編集長を暴行。
  02年 NHK京都放送局で、「ニュースで声明を出せ」と要求する右翼団体代表が刃物を持って女性を人質に立てこもる。
  04年 テレビ西日本(福岡市)に「今日爆発します」とメールを送った男を威力業務妨害容疑で逮捕。
  05年 テレビ朝日に爆弾をしかけると携帯電話の掲示板に書き込んだ男を逮捕。
  06年 昭和天皇と靖国神社を巡る記事に抗議して、右翼活動家が日経新聞東京本社に火炎瓶を投げつける。
  09年 NHK放送センターや福岡、札幌などの放送局に旧日本軍が使用した銃の実弾や「赤報隊」と書かれた紙が送りつけられる。
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537凡人:2015/06/30(火) 09:05:30 ID:da95RwFo0
街宣中に中学生怒鳴った疑い、政治団体代表を逮捕 福岡
2015年6月29日17時47分 朝日

 街宣活動中に中学生を怒鳴りつけたとして、福岡県警は29日、政治団体「大日本愛国党福岡県本部」代表の宮崎義隆容疑者(39)=北九州市若松区鴨生田4丁目=を県迷惑行為防止条例違反(粗暴行為)の疑いで逮捕し、発表した。「耳をふさがれ、挑発されたと思った」と、おおむね容疑を認めているという。

 公安2課によると、宮崎容疑者は6月13日午前、福岡市博多区で街宣活動中、耳をふさいだ男子中学生(14)に近づいて自転車のハンドルをつかみ、「おい、こら」「お前ら、こんな今の教育でいいと思うんか」などと大声で怒鳴り、中学生に不安感を与えた疑いがある。当時、県教職員組合(福教組)の集会に抗議するため、同団体などが車8台で街宣活動中だったという。

538凡人:2015/07/15(水) 07:10:17 ID:da95RwFo0
山口組組長ら1億円支払いで和解 名古屋キャバクラ放火
2015年7月15日03時32分 Asahi

 名古屋市で2010年、指定暴力団山口組系の組員らがみかじめ料の支払いを拒むキャバクラに放火した事件で、死亡した従業員(当時27)の両親が山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(73)ら計5人を相手取り、約1億6千万円の損害賠償を求めた訴訟が14日、名古屋地裁で和解したことがわかった。山口組の組長らが7月末までに連帯して1億円を支払うことで決着した。

 08年に改正された暴力団対策法は、組員が資金獲得のために市民を脅したり、負傷させたりした場合、組トップの責任を問えるとしている。全国最大勢力の山口組の最高幹部らが、多額の和解金を支払うのは珍しく、今回の和解は末端の組員による犯行の責任を組織として事実上認めたことになる。

 事件は10年9月3日未明に発生。実行役2人が、名古屋市中村区椿町のキャバクラ「インフィニティ」に押し入ってガソリンに火をつけ、従業員の佐野方紀さん=愛知県知立市=を死亡させたというもの。2人は翌年、殺人や現住建造物等放火容疑で逮捕され、組幹部(50)は無期懲役、組員(38)は懲役30年の判決を受け、すでに確定している。

 佐野さんの両親が13年5月、放火殺人の実行役2人のほか、使用者責任があるとして上部組織に当たる山口組の篠田組長とナンバー2の高山清司若頭(67)ら幹部を提訴。慰謝料約8千万円や死亡逸失利益約5千万円など計約1億6千万円の支払いを求めていた。

539凡人:2015/07/15(水) 07:16:44 ID:da95RwFo0
2億数千万円相当の覚醒剤、所持容疑で組員逮捕 兵庫
2015年7月14日15時14分Asahi

 多量の覚醒剤を隠し持っていたとして、兵庫県警が、山口組系暴力団組員の男(46)を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)容疑で現行犯逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。隠し持っていたのは計約3・4キロ(末端価格2億数千万円相当)に上り、県警は入手ルートを調べている。

 捜査関係者によると、男は6月24日夜、軽乗用車を運転中に速度違反の疑いで神戸水上署員から職務質問を受けた。その際、後部座席付近で約1キロの覚醒剤が入った袋二つが見つかり現行犯逮捕。その後車内を捜索したところ、約1・4キロの覚醒剤がさらに見つかったという。男は容疑を認めているという。14日午後に最終送検する方針。

540凡人:2015/08/18(火) 08:29:28 ID:da95RwFo0
「態度悪い」と女社長、バイト十数回蹴り死なす
2015年08月17日 20時00分Yomiuri

 愛知県警東海署は17日、同県阿久比町白沢、鮮魚卸売会社社長武藤美幸容疑者(47)を傷害容疑で逮捕した。

 発表によると、武藤容疑者は16日午後10時頃〜17日午前3時50分頃、同県大府市朝日町の駐車場に止めてあった乗用車内で、同県知多市八幡、同社アルバイト増元春彦さん(23)の頭や顔、腹などを十数回蹴り、腹部内出血などのけがを負わせた疑い。武藤容疑者は17日午前3時50分頃、「蹴ったら、意識や呼吸がない」と119番。増元さんは病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 調べに対し、武藤容疑者は「勤務態度について、車内で指導をしていたが、話を聞く態度が悪く、口論になって蹴った」と容疑を認めているという。同署は傷害致死の疑いもあるとみて司法解剖して死因などを詳しく調べる。

541凡人:2015/08/28(金) 00:12:03 ID:da95RwFo0
山口組、13団体を処分 離脱組も「山口組」名乗る方針
2015年8月27日21時21分 Asahi

 国内最大の指定暴力団山口組(直系組長72人)が分裂することが警察当局への取材でわかった。篠田建市(通称・司忍)組長(73)の出身母体である弘道会(名古屋市)に近い組織は残り、前の5代目組長(故人)の出身母体の山健組(神戸市)に近い組織が離脱する。警察当局は双方が衝突する恐れがないか、動向を注視している。

 警察庁によると、山口組の2014年末時点の組員は44都道府県に計1万300人。準構成員らを含めると2万3400人で、全国の暴力団関係者の43・7%を占めている。

 捜査関係者によると、離脱するのは山健組、宅見組(大阪市)、俠友会(兵庫県淡路市)など関西の組織が中心で、10団体を超える見通し。山健組は山口組内の最大組織で、2千人の組員がいる。離脱する組は「山口組」の名前をつけた新組織を結成する方針。

 神戸市灘区の山口組総本部では27日、緊急の執行部会が開かれ、山健組や宅見組など複数の組が欠席。山口組側は欠席したり、離脱の意向を示したりしている計13団体をこの日、絶縁や破門の処分とした。

542凡人:2015/09/18(金) 06:58:26 ID:da95RwFo0
工藤会系幹部ら、みかじめ料要求容疑で逮捕 警察の決別訴え奏功
2015/9/17 2:26 日経

 北九州市で飲食店を経営する男性(57)にみかじめ料を要求したとして、福岡県警は16日、暴力団工藤会(本部・同市)系組幹部、鷺(さぎ)田国男容疑者(41)=同市八幡西区=と同会系組員の吉岡淳容疑者(32)=同県水巻町=を暴力団対策法違反の疑いで逮捕した。

 県警は6月、工藤会トップの総裁、野村悟被告(68)=殺人罪などで起訴=を所得税法違反の疑いで逮捕。県警本部長が記者会見で工藤会から不当要求を受けている事業者に決別するよう訴えたのを知った男性が被害届を出し、逮捕につながった。

 県警によると、男性は十数年前から工藤会にみかじめ料を毎年100万円以上支払ってきたという。県公安委員会が定める警戒区域で組員らが不当要求をした場合に即逮捕できる規定を適用した。今回の摘発は5例目。

 逮捕容疑は6月5日午後1時40分ごろ、北九州市のレストランに男性を呼び出し「6月分のお金をもらってくるように頼まれたんやけど」などと言い、工藤会の縄張りで営業することの対価として金銭を要求した疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。

543凡人:2015/10/11(日) 06:26:40 ID:da95RwFo0
こうも人権を無視して問題にならない日本で、なぜ暴力団が幅を利かすのか。人権が問題になるアメリカで、警察がマフィア組織の徹底潰しをやってのける。日本の暴力団対策がマスコミで騒がれている割には効果が出ているのだろうかと疑う。日本でもその気があれば暴力団をいくらでも潰せるが、しないところが日本の日本たるところ。それを研究すれば、日本の語らない裏側に真理の光が差すことだろう。
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山口組分裂抗争の足音 群馬
2015年10月10日10時28分 asahi

写真・図版=ある指定暴力団が、所属する組員を処分した際に関係団体に出した「破門状」。「うちとはもう無関係」と宣言するのが狙い。

 国内最大の指定暴力団「6代目山口組」(本拠・神戸市)が分裂した。現執行部に反発するグループが離脱して「神戸山口組」を設立した。警察当局が両派による抗争を警戒するなか、長野県飯田市では6日に暴力団関係者の男性が撃たれ、死亡した。容疑者として6代目山口組系の組幹部が逮捕された。男性は6代目山口組系から神戸山口組系組織に移ろうとしていたという。群馬県内外で、拳銃の調達や襲撃要員の確保など抗争に向けた準備ともとれる動きが出ている。
     ◇
 「ギョクつきで手に入らないか」

 関東在住の元暴力団幹部の携帯電話に8月下旬から、そんな依頼が相次いでいるという。元幹部は取材に「拳銃を欲しがっている。ギョクは実弾だ」と答えた。依頼は9月に入ってもあり、これまでに8件を数えた。

 山口組が2グループに割れた時期と重なる。元幹部は依頼主を明かさないが、「複数の仲介者をはさんでいるが、おそらくどちらもだ」と、両グループが拳銃調達を進めているとみる。平時には実弾付きで1丁30万円の拳銃が、100万円でも売れるという。

 暴力団関係者によると、県内でも「ヒットマン」を募る声かけが始まっているという。実際に襲撃を担う要員だ。募集する対象は山口組の組員ではない。山口組と近い関係の外国人犯罪組織や、山口組にあこがれを持つ若い人たちだ。

 20歳代の知り合いが勧誘されたという関係者の話では「高額な報酬をちらつかせ、『だれが先に手柄を挙げられるか』とあおる」のだという。
     ◇
 警察当局によると、山口組は数百の暴力団組織の集合体だ。このうち2次団体と位置づけられる72組織の組長が運営を担ってきた。彼らは「直参(じき・さん)」と呼ばれる。

 今回の分裂では、その直参のうち関西の組織を中心に13人が離脱し、「神戸山口組」を設立した。トップは山口組の前任組長の出身組織「山健組」(神戸市)の井上邦雄組長(67)だ。残った59人の多数派は、山口組の現在のトップ、篠田建市(通称・司忍)・6代目組長(73)の出身組織「弘道会」(名古屋市)を中心とする。捜査幹部によると、山健組派が弘道会派の運営に反発したのだという。

 山口組の分裂は初めてではない。大規模なのは4代目の組長人事をめぐるもので、この組長が射殺されたのをきっかけに1985年〜87年、山口組と一和会による「山一抗争」が起きた。25人が死亡、70人が負傷した。警察庁は今回の分裂でも抗争が起きかねないと、9月2日に全国の暴力団捜査幹部を東京に集めて緊急会議を開いた。

 翌日には警察庁の金高雅仁長官が、定例会見で「市民生活の安全に万全を期す」と述べた。

 県警によると、県内に山口組組員は約170人いる。2次団体はなく、その傘下団体の組織に所属している。内訳は山健組系が約100人、弘道会系は約70人だ。

 県警の小田部耕治本部長は9月17日の県議会で、分裂の影響について「上位組織の意向に従うかわからず、動向は流動的。抗争に関する情報は把握していないが、過去、分裂に端を発した抗争で一般人が巻き込まれたこともある」と答え、取り締まりの強化を約束した。
1-2

544凡人:2015/10/11(日) 06:28:01 ID:da95RwFo0
     ◇
 実際、県内では過去に暴力団同士の抗争で、一般市民が殺された。前橋市三俣町のスナックで03年1月25日深夜にあった乱射事件だ。指定暴力団住吉会系の組員2人が、当時対立していた指定暴力団稲川会系組員を殺すために拳銃十数発を発射し、たまたま店内にいた市民3人が巻き添えになり、死亡した。

 佐賀県武雄市では、やはり指定暴力団道仁会(本拠・福岡県久留米市)の分裂に伴う抗争で07年11月、入院中の一般市民が組員と間違われて射殺された。

 暴力団関係者は取材に「抗争になると、暴力団とは無関係の人が巻き添えになる危険は高まる」と話す。襲う対象者を決めるのは通常上部組織で、襲撃を担う末端組織に対象者の氏名や住所を伝える。「襲う対象者は組員に限らず、交際中の女性や知人も含まれる。そこに住んでいるかの調査がいい加減だから、誤ることが少なくない」という。

 前橋事件で殺された男性の遺族が暴力団トップに損害賠償を求めた訴訟で、代理人を務めた日弁連元民事介入暴力対策委員長の三井義広弁護士(63)は「彼らの本質は暴力」と話す。自身も、静岡県浜松市にあった山口組系暴力団を追放する市民運動を支えていた87年6月、反発する組員に刺されて重傷を負った。今回の分裂に伴って抗争が起き、一般市民が巻き添えになるおそれを否定できないという。(上田雅文、緒方健二)

     ◇視点/見直し必要な暴力団対策

 今回の山口組分裂を受け、警察トップの金高雅仁・警察庁長官は「山口組をはじめ暴力団の弱体化、壊滅に向けた取り組みを強化、推進する」と述べた。かつて山口組に対する集中取り締まりをした兵庫県警は「広域暴力団山口組壊滅史」(1968年)を内部向けに刊行した。だが、いまも国内最大の勢力を維持している。いつになれば壊滅できるのか。

 暴力団対策法の施行から23年たつのに、全国には山口組を含め約5万3千人の組員がいて、年間に2万数千人がさまざまな犯罪にかかわって摘発されている。抗争を起こすと、無関係の一般市民を巻き添えにして殺した事件も少なくない。当局の取り組みに欠陥があるのではないか。

 暴力団の存在を認めない非合法化が必要だと考える。現状は、事実上存在を認めつつ、「指定暴力団」に指定して用心棒代請求などを禁じている。三井義広弁護士らも非合法化を警察当局に求め続けてきた。だが「そうすると地下に潜って、存在が見えなくなって取り締まりが難しくなる」として暴対法改正や、新法作成に消極的だ。

 分裂で新たにできた「神戸山口組」について、警察当局は指定暴力団にするための作業を進めている。まずは指定しないと、活動を規制できないからだ。だが、暴対法で定めたさまざまな要件を満たさなければならず、指定までに1年以上かかる見通しだ。

 分裂でできた組織についてはすぐに指定する。指定前であっても抗争のおそれがあれば組事務所の使用を禁じる――。三井弁護士の提案を前向きに検討してはどうか。

 抗争に使われることの多い拳銃の押収は相変わらず低調だ。今年上半期(1〜6月)に全国の警察が暴力団から押収したのは28丁で、前年同期より42丁減った。上半期統計を取り始めた94年以降で最少だ。群馬県警の押収丁数は、昨年1年間で2丁だった。捜査幹部は「隠し方が巧妙になった」と理由を説明するが、押収につなげる情報収集力に問題がある。暴力団側が、電話1本でやすやすと入手する現状を放置してはならない。(前橋総局長・緒方健二)

◆山口組◆警察当局の資料などによると、兵庫県淡路島出身の山口春吉・初代組長が1915年に神戸で約50人を集めて設立。46年就任の田岡一雄・3代目組長時代に兵庫県以外の暴力団を傘下に収め、現在の山口組の原形をつくったとされる。警察庁によると、分裂前の6代目山口組の勢力(昨年末現在)は、群馬を含む44都道府県に約2万3400人(組員ではないが周辺から組織を助ける「準構成員」の約1万3千人を含む)。21の指定暴力団中最多で、全国の暴力団約5万3500人の43・7%を占める。2位の住吉会(東京)は約8500人、3位の稲川会(同)は約6600人。
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545凡人:2015/10/13(火) 13:26:55 ID:da95RwFo0
こうも人権を無視して問題にならない日本で、なぜ暴力団が幅を利かすのか。人権が問題になるアメリカで、警察がマフィア組織の徹底潰しをやってのける。日本の暴力団対策がマスコミで騒がれている割には効果が出ているのだろうかと疑う。日本でもその気があれば暴力団をいくらでも潰せるが、しないところが日本の日本たるところ。それを研究すれば、日本の語らない裏側に真理の光が差すことだろう。
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山口組分裂抗争の足音-群馬県
2015年10月10日10時28分 asahi

写真・図版=ある指定暴力団が、所属する組員を処分した際に関係団体に出した「破門状」。「うちとはもう無関係」と宣言するのが狙い。

 国内最大の指定暴力団「6代目山口組」(本拠・神戸市)が分裂した。現執行部に反発するグループが離脱して「神戸山口組」を設立した。警察当局が両派による抗争を警戒するなか、長野県飯田市では6日に暴力団関係者の男性が撃たれ、死亡した。容疑者として6代目山口組系の組幹部が逮捕された。男性は6代目山口組系から神戸山口組系組織に移ろうとしていたという。群馬県内外で、拳銃の調達や襲撃要員の確保など抗争に向けた準備ともとれる動きが出ている。
     ◇
 「ギョクつきで手に入らないか」

 関東在住の元暴力団幹部の携帯電話に8月下旬から、そんな依頼が相次いでいるという。元幹部は取材に「拳銃を欲しがっている。ギョクは実弾だ」と答えた。依頼は9月に入ってもあり、これまでに8件を数えた。

 山口組が2グループに割れた時期と重なる。元幹部は依頼主を明かさないが、「複数の仲介者をはさんでいるが、おそらくどちらもだ」と、両グループが拳銃調達を進めているとみる。平時には実弾付きで1丁30万円の拳銃が、100万円でも売れるという。

 暴力団関係者によると、県内でも「ヒットマン」を募る声かけが始まっているという。実際に襲撃を担う要員だ。募集する対象は山口組の組員ではない。山口組と近い関係の外国人犯罪組織や、山口組にあこがれを持つ若い人たちだ。

 20歳代の知り合いが勧誘されたという関係者の話では「高額な報酬をちらつかせ、『だれが先に手柄を挙げられるか』とあおる」のだという。
     ◇
 警察当局によると、山口組は数百の暴力団組織の集合体だ。このうち2次団体と位置づけられる72組織の組長が運営を担ってきた。彼らは「直参(じき・さん)」と呼ばれる。

 今回の分裂では、その直参のうち関西の組織を中心に13人が離脱し、「神戸山口組」を設立した。トップは山口組の前任組長の出身組織「山健組」(神戸市)の井上邦雄組長(67)だ。残った59人の多数派は、山口組の現在のトップ、篠田建市(通称・司忍)・6代目組長(73)の出身組織「弘道会」(名古屋市)を中心とする。捜査幹部によると、山健組派が弘道会派の運営に反発したのだという。

 山口組の分裂は初めてではない。大規模なのは4代目の組長人事をめぐるもので、この組長が射殺されたのをきっかけに1985年〜87年、山口組と一和会による「山一抗争」が起きた。25人が死亡、70人が負傷した。警察庁は今回の分裂でも抗争が起きかねないと、9月2日に全国の暴力団捜査幹部を東京に集めて緊急会議を開いた。

 翌日には警察庁の金高雅仁長官が、定例会見で「市民生活の安全に万全を期す」と述べた。

 県警によると、県内に山口組組員は約170人いる。2次団体はなく、その傘下団体の組織に所属している。内訳は山健組系が約100人、弘道会系は約70人だ。

 県警の小田部耕治本部長は9月17日の県議会で、分裂の影響について「上位組織の意向に従うかわからず、動向は流動的。抗争に関する情報は把握していないが、過去、分裂に端を発した抗争で一般人が巻き込まれたこともある」と答え、取り締まりの強化を約束した。
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546凡人:2015/10/13(火) 13:28:07 ID:da95RwFo0
     ◇
 実際、県内では過去に暴力団同士の抗争で、一般市民が殺された。前橋市三俣町のスナックで03年1月25日深夜にあった乱射事件だ。指定暴力団住吉会系の組員2人が、当時対立していた指定暴力団稲川会系組員を殺すために拳銃十数発を発射し、たまたま店内にいた市民3人が巻き添えになり、死亡した。

 佐賀県武雄市では、やはり指定暴力団道仁会(本拠・福岡県久留米市)の分裂に伴う抗争で07年11月、入院中の一般市民が組員と間違われて射殺された。

 暴力団関係者は取材に「抗争になると、暴力団とは無関係の人が巻き添えになる危険は高まる」と話す。襲う対象者を決めるのは通常上部組織で、襲撃を担う末端組織に対象者の氏名や住所を伝える。「襲う対象者は組員に限らず、交際中の女性や知人も含まれる。そこに住んでいるかの調査がいい加減だから、誤ることが少なくない」という。

 前橋事件で殺された男性の遺族が暴力団トップに損害賠償を求めた訴訟で、代理人を務めた日弁連元民事介入暴力対策委員長の三井義広弁護士(63)は「彼らの本質は暴力」と話す。自身も、静岡県浜松市にあった山口組系暴力団を追放する市民運動を支えていた87年6月、反発する組員に刺されて重傷を負った。今回の分裂に伴って抗争が起き、一般市民が巻き添えになるおそれを否定できないという。(上田雅文、緒方健二)

     ◇視点/見直し必要な暴力団対策

 今回の山口組分裂を受け、警察トップの金高雅仁・警察庁長官は「山口組をはじめ暴力団の弱体化、壊滅に向けた取り組みを強化、推進する」と述べた。かつて山口組に対する集中取り締まりをした兵庫県警は「広域暴力団山口組壊滅史」(1968年)を内部向けに刊行した。だが、いまも国内最大の勢力を維持している。いつになれば壊滅できるのか。

 暴力団対策法の施行から23年たつのに、全国には山口組を含め約5万3千人の組員がいて、年間に2万数千人がさまざまな犯罪にかかわって摘発されている。抗争を起こすと、無関係の一般市民を巻き添えにして殺した事件も少なくない。当局の取り組みに欠陥があるのではないか。

 暴力団の存在を認めない非合法化が必要だと考える。現状は、事実上存在を認めつつ、「指定暴力団」に指定して用心棒代請求などを禁じている。三井義広弁護士らも非合法化を警察当局に求め続けてきた。だが「そうすると地下に潜って、存在が見えなくなって取り締まりが難しくなる」として暴対法改正や、新法作成に消極的だ。

 分裂で新たにできた「神戸山口組」について、警察当局は指定暴力団にするための作業を進めている。まずは指定しないと、活動を規制できないからだ。だが、暴対法で定めたさまざまな要件を満たさなければならず、指定までに1年以上かかる見通しだ。

 分裂でできた組織についてはすぐに指定する。指定前であっても抗争のおそれがあれば組事務所の使用を禁じる――。三井弁護士の提案を前向きに検討してはどうか。

 抗争に使われることの多い拳銃の押収は相変わらず低調だ。今年上半期(1〜6月)に全国の警察が暴力団から押収したのは28丁で、前年同期より42丁減った。上半期統計を取り始めた94年以降で最少だ。群馬県警の押収丁数は、昨年1年間で2丁だった。捜査幹部は「隠し方が巧妙になった」と理由を説明するが、押収につなげる情報収集力に問題がある。暴力団側が、電話1本でやすやすと入手する現状を放置してはならない。(前橋総局長・緒方健二)

◆山口組◆警察当局の資料などによると、兵庫県淡路島出身の山口春吉・初代組長が1915年に神戸で約50人を集めて設立。46年就任の田岡一雄・3代目組長時代に兵庫県以外の暴力団を傘下に収め、現在の山口組の原形をつくったとされる。警察庁によると、分裂前の6代目山口組の勢力(昨年末現在)は、群馬を含む44都道府県に約2万3400人(組員ではないが周辺から組織を助ける「準構成員」の約1万3千人を含む)。21の指定暴力団中最多で、全国の暴力団約5万3500人の43・7%を占める。2位の住吉会(東京)は約8500人、3位の稲川会(同)は約6600人。
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547凡人:2015/10/13(火) 13:30:33 ID:da95RwFo0
少年事件-背後に暴力団員
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目立つわいせつ犯罪 少年事件考える討論会【千葉】
2015年10月12日東京中日

少年事件について意見を述べた討論会=千葉市で

 少年事件を考える討論会が、千葉市の千葉家裁であった。非行に手を染めた少年たちと向き合う家裁の裁判官や調査官たちが、最近の事件の傾向などを発表し、意見を交わした。

 千葉家裁は、二〇〇五〜一四年まで十年間の全国の少年事件に関する統計を分析し、発表。少年事件の数は全体で減る一方、わいせつ事件が一四年は六百二件で〇五年より約二百件増えた。盗撮や痴漢、公然わいせつの増加ぶりも目立つという。大野恵美・主任家裁調査官は「インターネットの発達で犯行のノウハウが得られ、『みんなやっている』と間違った認識から事件を起こすことがある」と指摘した。

 詐欺事件は一四年に千五百三十一件で、〇五年と比べ約五十件増えた。千葉家裁の管内も多く、少年はニセ電話詐欺で受け子などを担い、背後に暴力団員がいて逆らえない環境で犯行に関わる場合もある。「被害者の心情を考えられるようになることが、再び非行に走らないようになるために重要だ」などの意見が出た。 (中山岳)

548凡人:2015/10/22(木) 15:23:44 ID:da95RwFo0
逮捕状執行日、組員に漏らす 容疑の北海道警警部補を書類送検
2015/10/22 13:28 日経

 北海道警は22日までに、暴力団組員に詐欺事件の逮捕状執行予定日を漏らしたとして、札幌・中央署の50代の男性警部補を地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで書類送検し、21日付で懲戒免職処分とした。

 書類送検容疑は昨年11月28日から12月2日、山口組系暴力団の会長らが関与した詐欺事件について、捜査中であることと逮捕状の執行予定日をそれぞれ別の暴力団組員に漏らした疑い。この暴力団会長は中央署が12月3日に逮捕した。

 道警監察官室は「証拠を一部隠滅された疑いはあるが、捜査への大きな問題はなかった」と説明している。

 監察官室によると、警部補は1978年採用で、2011年4月から中央署で組織犯罪対策を担当。詐欺事件の捜査に加わっており「恩を売れば、他の事件の情報を提供してもらえると考えた」と話しているという。

 外部から情報が寄せられ、今年1月に警部補の行為が発覚。他に関与した捜査員はおらず、賄賂の受け取りなどもなかった、としている。

 警部補は情報を漏らした組員のうち1人と、08年から昨年まで10回にわたりカニやワインを贈り合い、以前に取り扱った事件の関係者に私物の車の売却を依頼するなど、不適切な交際を繰り返していた。

 また、昨年5月から12月まで16回にわたり、知人の元警察官5人から依頼を受け、個人の暴力団登録情報の有無を回答していた。元警察官は再就職先で特定の人物が暴力団に関係していないか確かめるために依頼していたとみられ、これらの行為も処分理由に含まれているという。〔共同〕

549凡人:2015/10/22(木) 15:25:08 ID:da95RwFo0
神戸山口組の最高幹部逮捕 虚偽名義で車登録容疑
2015年10月22日(木) PM 02:18【共同通信】

 虚偽の名義で車を登録したとして、兵庫県警は22日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、指定暴力団山口組から分裂した「神戸山口組」の最高幹部寺岡修容疑者(66)を逮捕した。

 寺岡容疑者は「侠友会」(兵庫県淡路市)のトップで、山口組から絶縁の処分を受けた。捜査関係者によると、神戸山口組では最高幹部の一人である「若頭」と呼ばれるポストに就任した。

 逮捕容疑は2012年9月、実際は寺岡容疑者が使用する車であるにもかかわらず、別の男性の名義で兵庫陸運部に登録申請するなどした疑い。

550凡人:2015/11/08(日) 11:01:40 ID:da95RwFo0
Tokyo police arrest 16 over yakuza-linked health insurance fraud
JIJI Nov 7, 2015 Japan Times

Tokyo police have arrested a total of 16 gangsters and others on charges of swindling municipal governments out of public health insurance money.

The arrested include Keitaro Mito, 49, boss of a group affiliated with the Tokyo-based Sumiyoshi-kai, a major yakuza crime syndicate, and Kazuo Hayakawa, 38, an executive at an information technology-related company.

The Metropolitan Police Department arrested Mito and 13 others Friday afternoon. Two more suspects were nabbed later.

On Saturday, police raided the Sumiyoshi-kai’s head office in Minato Ward as well as eight other sites.

According to the MPD, Mito and the others have been charged with defrauding four municipalities, including Tokyo’s Shinjuku Ward, of about \450,000 by filing for public health insurance payments on fake practices at an orthopedic clinic in the capital between August 2011 and June 2013.

The clinic, which closed in October 2013, filed insurance claims totaling some \27 million to cover service costs for about 350 patients during its two years in operation.

Authorities suspect that among those claims, there are more bogus ones that have not yet been uncovered, investigative sources said.

The sources also said that Mito’s group is believed to have carried out similar schemes with other orthopedic and dental clinics in Tokyo and Chiba Prefecture, possibly defrauding municipalities of as much as \100 million in total. The money likely went into Sumiyoshi-kai coffers, they added.

551凡人:2015/11/09(月) 23:48:58 ID:da95RwFo0
日大名誉教授が山口組元幹部から投資用に2千万円借金 大学側が謝罪会見「極めて遺憾…」 教授は解雇へ
2015.11.9 20:02 Sankei

会見終了時、頭を下げる(左から)日大法学部の池村正道学部長と塚本俊久事務局長=9日午後、東京都千代田区の日大法学部本館(三尾郁恵撮影)

 日本大学の名誉教授(77)が指定暴力団山口組の元幹部から投資用に2千万円を借り、現在も返済していないことが9日、大学への取材で分かった。名誉教授は事実関係を認めており、大学は「暴力団に関わっていたことは極めて遺憾」として、10日に名誉教授から事情聴取し、解雇を含めて厳正な処分を行う方針。

 大学によると、名誉教授は「10年ほど前、当時現役だった山口組の元幹部に事業資金として借金した。まだ返していない」と話している。元幹部とは20数年前に知人を介して知り合ったという。名誉教授は相手を反社会的勢力と認識した上で交際し、「個人的には紳士的な付き合いをしている」との趣旨の説明をしている。

 今回の金銭トラブルは、山口組系元組長がさいたま地裁越谷支部に起こした民事裁判の中で明らかになった。裁判記録によると、名誉教授は昨年8月、この裁判に元組長側の証人として出廷し、10年ほど前に海外での投資に当てる資金として元組長から2千万円を借りたと証言した。

 日大法学部が問題を把握したのは大学本部から連絡を受けた今月5日。同日ごろから名誉教授に事情聴取するなどして内部調査を進めていた。

 名誉教授は日大法学部で国際法を専攻し、平成20年6月に定年退職。それ以降は非常勤講師として大学院で英米法など3講座を担当し、週1回の講義を持っていた。今回の問題発覚後、休講している。

 池村正道法学部長らは9日夕、都内で記者会見し、「反社会的勢力と付き合いがあったのは大変残念なことで、あってはならない。大学の名誉を傷つけたということであれば、解雇せざるを得ない」と話した。

552凡人:2015/11/15(日) 08:45:45 ID:da95RwFo0
レンタルルームでぼったくり相次ぐ 歌舞伎町で客引きに注意を【東京】
2015年11月14日 東京中日

 新宿・歌舞伎町の客引きから「女性の性的サービスを受けられる」と誘われ、レンタルルームでキャンセル料などを取られる被害が相次いでいる。警視庁によると、歌舞伎町ではレンタルルームを悪用したぼったくりの被害相談が1〜9月、450件寄せられ、総額は2500万円に上る。

 警視庁は13日、キャンセル料を脅し取ったとして、恐喝容疑で無職佐々木美穂容疑者(27)=新宿区西新宿8=を逮捕したと発表した。逮捕容疑では、9月27日午前2時すぎ、歌舞伎町2のレンタルルーム「ラブリースポット24」で「金を払わずに生きて帰れると思うなよ」などと、客の男性会社員から5万5000円を脅し取ったとされる。

 同じレンタルルームを使って同様の手口で恐喝したとして、無職下谷内(しもやうち)雪江容疑者(30)=中野区東中野1=も先月末に逮捕。容疑を否認しているが、客引きの男(23)は容疑を認め、売春防止法違反(周旋目的勧誘)で罰金の略式命令を受けた。このレンタルルームでは同様の被害相談が110件(被害総額600万円)あった。

 保安課によると、二つの事件の被害者は路上の客引きにタブレットで女性の容姿を見せられ、それぞれ約3万円を支払った後、レンタルルームに入室。しかし、来室したのは客引きに伝えた女性とは別人の佐々木、下谷内両容疑者だったという。

 歌舞伎町商店街振興組合は「客引きを使っている店は、すべてぼったくり。知らない店に入る場合や深夜0時以降の飲み歩きは特に注意を」と呼び掛けている。

553凡人:2015/11/16(月) 04:28:01 ID:da95RwFo0
山口組直系幹部殺害される、三重 頭から出血
2015/11/16 01:38 【共同通信】

 15日午後5時40分ごろ、三重県四日市市浜田町のビルで、指定暴力団山口組愛桜会の菱田達之会長(59)が、頭から血を流して死亡しているのを妻が見つけ119番した。頭には殴られたような傷が複数あり、顔や腕も一部変色していた。凶器の可能性がある鉄パイプが現場で見つかり、県警は殺人事件として捜査を始めた。

 菱田会長は「直参」と呼ばれる山口組直系幹部。県警は、山口組の分裂騒動が背景にある可能性もあるとみて調べている。このビルは4階建てで菱田会長の別宅として使われていた。

554凡人:2015/11/25(水) 05:27:43 ID:da95RwFo0
工藤会幹部ら逮捕へ 北九州、暴排標章のビル放火容疑
2015/11/25 2:10 日本経済新聞 電子版

 北九州市小倉北区の繁華街で2012年8月、暴力団の入店禁止の標章を掲げていた飲食店が入るビルに放火したとして、福岡県警が暴力団工藤会(本部・北九州市)幹部ら10人前後を現住建造物等放火の疑いで25日に逮捕する方針を固めたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。

 事件は12年8月14日早朝に発生。飲食店などが入居する小倉北区の繁華街にあるビルのエレベーターから出火し、煙を吸うなどして数人のけが…

555凡人:2016/08/26(金) 05:25:27 ID:HOhnqx9A0
山口組系「抗争」、認定以降で37件 逮捕900人以上
2016/8/26 1:17 日経

 警察庁の坂口正芳長官は25日の記者会見で、分裂した暴力団山口組(神戸市)と神戸山口組(兵庫県淡路市)が対立抗争状態にあると認定した3月7日から今月24日までに、抗争とみられる事件が17都道府県で37件発生したと明らかにした。逮捕者は900人以上に上るという。

 山口組の分裂から27日で1年となる。坂口長官は「実行犯にとどまらず、トップの関与も含めて徹底した捜査を行う」と組織の壊滅を目指す考えを強調した。

 兵庫県警は今月10日、神戸市の山口組総本部前に「特別警戒所」を新設。捜査員が組関係者の出入りを確認する監視の拠点とするなど警戒を強めている。

556凡人:2016/11/26(土) 04:41:57 ID:/9hL6NYE0
澤藤統一郎の憲法日記
改憲への危機感から毎日書き続けています

http://article9.jp/wordpress/?p=7746
ここまで来た「表現の自由」の危機。右翼暴力と警察権力との癒着を批判しなければならない。ー東京新聞「天皇制反対デモを右翼が襲撃」報道紹介

昨日(11月23日)の東京新聞「こちら特報部」欄。見過ごしてはならない重い内容の記事となっている。是非とも拡散したい。多くの人に読んでいただき、この国が歴史的にどんな位置にあるかについて考えていただきたい。このような貴重な記事を提供してこその、さすが東京新聞であり、さすが「こちら特報部」であると思う。

メインの大見出しは「警察 暴挙見て見ぬふり」。サブの見出しとして、「天皇制反対デモを右翼が襲撃」。そして中見出しが、「車ボコボゴ、けが人も 政治的中立性どこに」というもの。これだけで、あらかたは推察できる。

リードに、「特報部」の問題意識が、よく表れている。
「東京都内で二十日、天皇制に反対するデモを複数の右翼団体が襲い、デモを先導する車のフロントガラスが割られたり、負傷者が出る騒ぎになった。警視庁の機動隊が現場で規制をしていたが、逮捕者はいなかった。沖縄県の米軍施設建設反対運動では、参加者を警察官が「土人」と中傷した。昨今の警察は政治的中立性という「建前」すら無視してはいないか。」

問題とされているのは、天皇制の是非やデモの主張の当否ではない。民主主義社会において国民に保障されている「表現の自由」の行使が暴力によって蹂躙されているとき、「警察が暴挙見て見ぬふり」をしたという重大事なのだ。こと、政権が押し進める沖縄の基地拡張問題となれば、あるいは政権を支える右翼勢力にとってセンシティブな天皇制の問題となれば、「昨今の警察は政治的中立性という『建前』すら無視する」ということなのだ。

記事の全文を引用して紹介したい。
http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/6/a/6a83aa7f.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Cx_y-QtUAAAcNSJ.jpg

 襲撃されたのは「11・20天皇制いらないデモ」。生前退位議論に絡んで、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅南口周辺で、約百人が参加して実施された。
 インターネット上にアップされた動画を見ると、右翼団体がワゴン車を囲み、左右に揺さぶったり、日の丸を付けたポールでフロントガラスを突くなどした。右翼団体の拡声器からは「殺せ、殺せ」という怒声が響き、ヘルメット姿の機動隊が制止に入ったが、右翼団体はそれを押しのけ、ワゴン車への襲撃を続けた。
 このデモに参加した男性(37)によると、ワゴン車はデモの先導車で、デモの開始前、井ノ頭通りに出たところを右翼団体に襲われたという。男性は「車がボコボコにされた後、吉祥寺駅近くまで三キロ弱の距離を一時間半ほどデモしたが、ずっと右翼団体に囲まれ、横断幕は破られ、拡声器を奪われたり、地面にたたき付けられたりした。右翼団体とのもみ合いであごから出血したり、歯が折れた参加者もいた」と話す。
 右翼団体は全体で三十〜四十人。規制する機動隊は五百人ほどいたという。男性は「右翼団体は何のデモか周辺の人びとに分からないようにすることが狙いだったようだ。私たちの主張が書かれているプラカードや、拡声器を集中的に狙っていた」と振り返る。
 当日、デモ隊、右翼団体双方から逮捕者は出なかった。男性は「これまで十年ほど運動をしているが、被害の大きさは過去最高。警察は右翼団体の暴挙を意図的に見逃しているようにしか見えなかった」と憤る。
 この点について、警視庁公安部は「現在捜査中なので、回答は差し控える」とコメントしている。
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557凡人:2016/11/26(土) 04:44:35 ID:/9hL6NYE0
 ジャーナリストの斎藤貴男氏は「警察は本質的に体制の擁護者。国家の秩序維持が、その存在意義の一つだということは分かっている。そうだとしても、目の前の犯罪を取り締まらないとは度を越している」と批判する。
 沖縄県東村の米軍北部訓練場ヘリパッド移設工事に反対する運動では先月、警備にあたっていた大阪府警の機動隊員が反対派市民に「ぼけ、土人が」などと発言し、戒告の処分を受けた。だが、鶴保庸介沖縄北方担当相が「警察の(土人発言は)差別とは断定できない」と発言した件について、政府は十八日、「謝罪の必要はない」との認識を閣議で決定した。
 斎藤氏は、「土人発言を大臣が擁護することは、日本が差別を率先する国になっていることを意味する」と危機感を抱く。「戦後、少しずつ改善された人権意識が全部壊され、社会秩序を守るべき警察が、積極的に社会をぶち壊す側に回っている。ここまでひどいのは戦後初めてではないか」
 さらに、こうした警察の振る舞いの影響を危ぶむ。
 「今回は天皇制反対のデモだったが、これからはどんなテーマであれ、お上に逆らう人びとに対しては、罵詈雑言を浴びせたり、暴行しても権力が擁護する社会になるかもしれない。この無残さは人の世とは思えない。どれだけ意見に相違があろうとも、デモヘの襲撃は犯罪にほかならない」

東京新聞・特報部の焦慮にも似た問題意識がよく伝わってくる。デモの実行委員会から提供を受けたという「デモの開始前に割られた先導車のフロントガラス」の写真も生々しい。

ところで、この点に関しての他紙や電波メデイアの報道はどうなっているのだろうか。まさか、「天皇制反対の過激デモ、痛い目に遭ってもやむを得まい」と思っているはずはないだろう。しかし、「報道は、天皇制に対するデモを擁護と受けとられかねない」としての黙殺や遠慮が少しでもあるとすれば大きな問題であり、それこそが天皇制の民主主義に対する危険性を物語るものでもある。

声を上げなくてはならないと思う。今ならまだ遅くはない。小さな声の集積が差別者集団のヘイトデモを追い詰めたように、表現の自由を守るべき声を上げなければならない。ことが天皇制の評価に関わるものだからと躊躇していては、「お上に逆らうすべての言論」が封殺されてしまうことになりかねない。

「警察は襲撃者集団を特定して訴追すべきである」と発信しよう。警察が撮影したデモ襲撃現場の動画もあるはずだし、ネットにも動画が掲載されている。警察が犯人を特定して逮捕できないはずはない。

そして、被害者は証拠を保全して告訴すべきだ。暴行、脅迫、傷害、窃盗、器物損壊、だけでなく、
「暴力行為法(暴力行為等処罰ニ関スル法律)第1条 団体若は多衆の威力を示し、団体若は多衆を仮装して威力を示し又は兇器を示し若は数人共同して刑法第208条(暴行)、第222条(脅迫)又は第261条(器物損壊)の罪を犯したる者は3年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処す」「同法第1条の3 常習として刑法第204条(傷害)、第208条(暴行)、第222条(脅迫)又は第261条(器物損壊)の罪を犯したる者 人を傷害したるものなるときは1年以上15年以下の懲役に処し其の他の場合に在りては3月以上5年以下の懲役に処す」も活用すべきだ。

仮に不起訴となれば、証拠を携えて検察審査会に審査申立をすべきだし、特定できた襲撃者に対しては、損害賠償請求訴訟も提起を考慮すべきだ。附和雷同の襲撃加担者に、軽挙が高くつくことを知らしめなければならない。

いま右翼は、政権も社会も自分の味方だと思いあがっているのだ。政権にも、右翼暴力にも、民主主義社会は毅然たる姿勢を示さなければならない。
(2016年11月24日)
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558凡人:2016/12/31(土) 10:53:37 ID:/9hL6NYE0
米、神戸山口組幹部に制裁 資金洗浄に関与
2016/12/31 5:22

 【ワシントン=共同】米財務省は30日、麻薬密輸やマネーロンダリング(資金洗浄)に関与しているとして、日本の指定暴力団神戸山口組と傘下の山健組、神戸山口組トップの井上邦雄組長ら幹部3人を経済制裁の対象に指定した。2団体と3個人の米国内の資産を凍結し、米国の個人、企業に取引を禁じる。

 財務省は声明で「国際的な犯罪集団の有害な影響から国際金融システムを守る」のが目的だと強調した。財務省はこれまでに指定暴力団山口組や住吉会などに経済制裁を科しており、今回の追加で日本の暴力団関連の制裁対象は17個人、7団体になった。

559凡人:2017/02/01(水) 00:05:55 ID:/9hL6NYE0
山口組ナンバー2、国を提訴 「刑務所の医療不十分」
2017年1月31日(火) PM 07:24 jomo

 府中刑務所(東京)に服役中の指定暴力団山口組ナンバー2、高山清司受刑者(69)が、刑務所の医療が不十分だとして、国に1100万円の賠償と、自身が指名した外部医師による診療の許可を求めて提訴していたことが31日、分かった。同日の東京地裁の第1回口頭弁論で、国は請求棄却を求めた。

 訴状によると、高山受刑者は背骨の難病「後縦靱帯骨化症」を患い、適切な治療やリハビリを受けなければ体が硬直し、生命の危険が生じると主張。移送前の大阪拘置所では毎日1時間半のマッサージを受けられたのに、府中刑務所ではリハビリの時間が限られ、内容も不十分だとしている。

560凡人:2017/05/01(月) 04:58:14 ID:jTwUztzs0
暴力団神戸山口組から新組織 分裂状態に、幹部が離脱【社会】
2017年4月30日 20時55分(共同)

 指定暴力団神戸山口組(本拠地・兵庫県淡路市)から離脱する動きが指摘されていた直系組長らが30日、同県尼崎市で、新組織の結成に向けた会合を開いたことが同日、捜査関係者への取材で分かった。会合後に関係者が取材に応じ、新組織の名称を「任侠団体山口組」とし、代表を傘下の有力団体「山健組」(神戸市中央区)の幹部が務めると明らかにした。

 神戸山口組は2015年8月、指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から分裂し、対立抗争状態にある。神戸山口組が事実上の分裂状態に入ることが確実となり、兵庫県警は情報収集を進め、警戒を強めている。

Pic=新組織結成に向けた会合が開かれた暴力団事務所(左奥)周辺=30日午後、兵庫県尼崎市

561凡人:2017/09/24(日) 06:39:05 ID:tzjDGPFY0
恐喝未遂
男3人を逮捕 仁科亜季子さんを脅す
毎日新聞2017年9月23日 20時49分(最終更新 9月23日 21時56分)

 女優の仁科亜季子さん(64)から現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁町田署は23日、神戸市中央区相生町5、自称元暴力団組長、笠岡和雄容疑者(73)ら男3人を恐喝未遂容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は2012年2月〜15年5月、東京都港区の仁科さんの自宅に「金を返済していない」と書いた封書を複数回郵送するなどして4600万円を脅し取ろうとしたとしている。いずれも容疑を否認しているという。

 同署によると、笠岡容疑者は仁科さんの元夫で俳優、松方弘樹さん(故人)と仁科さんが共同経営する会社に金を貸したと主張しているが、借用書は確認されていないという。仁科さんが15年7月、「いわれのない借金の返済で言いがかりをつけられ怖い」と同署に相談していた。【五十嵐朋子】

562凡人:2017/10/26(木) 11:07:04 ID:tzjDGPFY0
<不動産侵奪容疑>他人の土地に通路 暴力団組長逮捕
10月26日(木)9時44分 毎日新聞

 千葉県警旭署は24日、他人の土地に勝手に通路を作ったとして、旭市行内、指定暴力団住吉会系組長、斎藤忠久容疑者(46)を不動産侵奪容疑で逮捕した。斎藤容疑者は昨夏、国道126号に面した自宅近くの所有地にラーメン店やカラオケ店などの屋台村を開設。県警は屋台村の売り上げが組の資金源になっており、自宅と屋台村の間にある土地に通路を作ることで行き来しやすくし、自分の利便性を高める狙いがあったとみて調べている。

 逮捕容疑は昨年10月〜今年5月ごろまでの間、自宅に隣接する他人所有の休耕地の一部(約36平方メートル)に盛り土をして通路を作ったとしている。「盛り土はしたが通路にはしていない」と容疑を一部否認しているという。

563凡人:2018/02/09(金) 23:17:48 ID:HC7cQp4.0
生徒44人の髪切る、高校側「服装指導の一環」
2018年02月09日 11時11分Yomiuri

 富山県立水橋高校(富山市、全校生徒477人)で今年度、教員6人が服装指導の一環として男女計44人の生徒の髪の毛をはさみで切っていたことが分かった。

 中田靖弘校長は9日朝の全校集会で生徒に謝罪し、指導方法を見直す考えを示した。

 同校は校則で、男女とも前髪は眉にかからない程度、男子の側頭部は耳にかからない程度、女子の長髪はゴムで留めるなどと定めており、毎月、全ての生徒の頭髪を検査していた。同校によると、その際、校則の基準を超えた部分の髪を切っていた。切った髪は数ミリで、生徒の了承は得ていたという。

 中田校長は取材に対し「あってはならない指導で、生徒や保護者に申し訳ない。時代に合わせて、校則や検査のあり方を考えたい」と話した。検査は以前から行われており、同校は頭髪を切る指導が過去にも行われていたかどうかを調査する。


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