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就職活動雑談スレ

18凡人:2010/06/16(水) 06:25:26
「リコイルスターター」国内シェア8割

●スターテング工業株式会社/創業者は高崎出身
高崎市大八木町777(本社:東京都)/代表取締役 原田 正夫/年 商 50億円/従業員 全社 300名(高崎工場 270名、内9割が地元採用)

 東京都杉並区に本社がある「スターテング工業株式会社」。創業者原田幹市氏は、旧榛名町生まれ。東京の学校を卒業後、旧中島飛行機(現・富士重工業の前身)創始者中島知久平氏を頼って中島飛行機へ入社し、荻窪工場でエンジン関係の技術を習得した。

 しかし、敗戦後軍需産業であった会社はなくなった。職を失った幹市氏は、会社の同僚と2人で板金工場を始めた。ほんの数坪の狭い“小屋”が社屋。プレスの機械を使った、板金外注加工が仕事だった。

 昭和25年に株式会社を創立した幹市氏は、昭和27年自転車バイクのスロットルレバーやチョークレバーを見て思いついた。当時のレバーは鋳物製。バイクが転倒するとレバーが折れてしまい操作不能となり大変危険だ。「だったら折れにくい鉄板で作ったらどうだろうか」。自社のプレス機で鉄板製のレバーを作ってみた。サンプル品を持って、幹市氏は北海道から沖縄まで全国を営業して歩いた。レバーはバイクメーカーにすぐさま受け入れられ、オリジナル製品第一号となった。また当時は国策で食糧大増産の時代、レバーは農業用機械に多く搭載された。スターテングレバーは、開発当時国内シェア100%だった。

 幹市氏が次に注目したのは、特に農機具のむき出しになっているエンジンのクランクシャフト部分。ロープを巻く回転体が露出していて、ケガをする恐れがある。板金で作ったカバーで覆い、併せてエンジンの始動ができないかと考えた。こうして昭和35年に開発されたのが「リコイルスターター」と呼ばれる小型エンジン始動装置。こちらもすぐさまエンジンメーカー、農機メーカーに採用された。

夢は、大企業に使ってもらえる専門メーカー

 スターターは、現在でも同社の主力製品で、そのシェアは国内80%という高い数字を誇る。大企業の製品中に当社の小さなロゴが確認できるものもある。「日本中の大企業に買いに来てもらえる専門メーカーになりたい」という目標をもっていた幹市氏の思いは、安全性、耐久性が認められ、時を経るごとに達成されつつあった。時代は高度成長期。幹市氏の会社もその波に乗り、売上高前年比倍々の期が珍しくなかった。

 たくさんの需要があり、本社工場(杉並)が手狭になってきた時、高崎市の大八木工業団地への募集が耳に入ってきた。旧榛名町出身の幹市氏は、一番乗りで申し込みをした。昭和39年には、約2,000坪の敷地の中に工場が竣工された。 その後、スターターだけでなく、草刈機用のナイロンコードカッターも開発された。 そのほか家庭の中でも目にするもの、たとえば、炊飯器、掃除機のコードリール部分、照明器具用昇降器も量産された。“ロープを引くとくるくる巻き戻す機能”を使った製品に基本技術が応用採用され、目標通り専門メーカーとなっていった。

(続く)


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