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女子高生コンクリ詰め殺人事件

95Low:2004/04/18(日) 13:17
法律を専攻している身ですが、この事件の詳細は最近ようやく知りました。
今までにも世界の残虐事件や、国内の判例を読んできましたがこれ程に反吐の出る事件は初めてでした。
人間のあらゆる尊厳を奪い、拷問より酷い責め苦を41日もの長期に渡り続け、なぶり殺しにした犯人共はまさしく人でなしでしょう。
しかも被害者は死後も好奇の目にさらされ続け、未だに陵辱され続けている…。

何より憎悪すべきは、自分自身、猟奇的な事件を知る時には犯罪者共に対する憎しみと共に、一抹の好奇心を感じているという点。
間違いなく、自分にも歪んだ本能はあり、いわば犯罪者予備軍なのだと感じざるをえない。
犯罪論の中に生来的犯罪人説というものがありますが、犯罪者は社会が生み出すだけではなく、犯罪者になるべくして生まれてくる(なりやすい)人間というものは存在すると思います。
それを、唯一封じ込める事のできるものこそ制裁に他なりません。
誰しも皆、犯罪者予備軍でありながら、理性と本能を天秤にかけ、リスクが大きくなれば手を出さなくなるのです。危険運転致死傷にはじまる一連の飲酒運転に関する刑罰の強化後、飲酒運転が極端に減った事等その顕著な例と言えます。
また本件の主犯格が数年後に出所するらしいとのことですが、世の中には更正を期待できない人間も存在するのです。
ましてや、この連中は他にも恐喝や強姦を繰り返していたと聞きます。常習者はいずれまた繰り返す傾向が強いのです。
罪刑法定主義がある以上、当時の裁判官の判断をとやかく言うつもりはありません。
所詮、司法権は正義ではなく、法律の範囲内でしか行使できないひ弱な一権力に過ぎませんから。
問題とすべきは、犯罪者が更正できたかどうか等、当人以外に分かるわけも無く、実態の分からない被害者や一般人には野放しの感が否めないことです。
アメリカでは、性犯罪者等は釈放後も当局の監視下におくことのできるシステムがあるといいます。
日本でも、同様の仕組みの構築、罰則の強化等、いっそうの取り組みが必要です。
そして、それができるのは立法権を握る国会。それに対して、唯一物申す事ができるのは我々国民です。
犯罪者に寛容な法制度、それに寄っかかって生み出される犯罪は、政治や社会に無関心となっている我々自身の責任でもあります。

長文・駄文、失礼しました。


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