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死刑制度についてひと言お願いします

642真性ニート:2005/01/27(木) 16:35:48
俺は死刑制度はいらないと思いますよ。
なぜなら「押しつけがましい」と思うからです。

死刑賛成派はいつも必ずこう言いますね。
「お前が家族を殺されたら、その犯人を殺したいと思わないのか?」
もちろん思いますよ。だから何だって言うんです?犯人を死刑にすれば、それで満足できるとでも?

たとえばの話です。
こないだ奈良の事件がありましたね。「小林」という人が捕まりましたね。
俺があの事件の被害者だったとしましょう。当然、犯人は憎いですよ。殺してやりたいと思いますよ。
でも、あの犯人を殺せば済むのか?ちっとも済みませんね。
全国に「小林」という名前の人間はたくさんいます。どこにでもいる名前でしょう。これから生きていく
うちに何人の「小林」という人間と出会うか分かりませんね。
「小林」という名前を見たり聞いたりするたびに、俺は事件のことを思い出し、不愉快な思いをすると
思いますね。犯人への怒り、憎しみ、世の中の不条理に心をかき乱されるでしょうね。
それを防ぐには、ひとつしかありません。全国の「小林」を1人残らず死刑にしてしまうことです。
極論でしょう。しかし、そこまでしないと「被害者の無念」は晴れないと思うのですよ。
死刑はそこまで「被害者の無念」に応えているでしょうか?いや、応えるべきなのでしょうか?
もし、応えるべきだとしたら、そこまで応えなければ、死刑が被害者感情を代弁しているとは思えないのです。
「犯人を殺してやったんだからいいだろ?これで文句ないだろ?」
という国家の無言の威圧、押しつけだと思うのです。

以上のことから、俺は制度としての「死刑」に反対です。
被害者は国家に「犯人の処刑」を委ねるのではなく、殺したいほど憎ければ自分で殺すべきなのです。
当然、被害者が加害者を私的に殺せば「私刑」です。殺せば殺人罪に問われることでしょう。
しかし、国家が制度として、犯罪者を殺すよりはマシだと思います。自分の手で恨みを晴らせるからです。
被害者も「殺人」にそれだけの覚悟を持つべきでしょう。国家の死刑を認めるべきではないのです。


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