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死刑制度についてひと言お願いします

566はな:2004/09/06(月) 05:00
 >反省や謝罪の気持ちや行動に問題が無かったら・・・う〜ん、難しいとこですね。
死刑囚といっても、中には同情すべき、情状酌量すべき事例も、中にはあるかもしれませんね。
そういった場合、時には、考えてもいいかもしれません。(基本的にはあまり賛同しかねますが・・・)
だけど、これが凶悪犯罪者の場合は、果たして本当に改悛したかどうか、判断するのは、
極めて難しいと思うし、疑問もあります。
 自分の罪の重さに気付き、被害者の受けた恐怖や苦しみ、遺族の悲しみや痛みに、
本当に共感できたなら、ある意味真に、罪を償うことになるのかもしれませんね。
また、逮捕され服役する中で、自分の罪を本当にに悔い改める人も、中にはいることでしょう。
 ですが、「反省しなければ、死刑にする」ということで、
凶悪犯の場合、「真」に改悛するものでしょうか?
「あんなことをしなければ、死刑になるかどうか、怯えることなくすんだのに」とか
自分の行為によって、自分の人生を台無しにし、周囲の人間にも非常な迷惑を
かけた事とか、後悔するかもしれません。でも本当に「被害者の痛みや苦しみ」が分かり
「共感」し、自らを顧み、心の底から懺悔する気持ちになるものだろうか?
 ちょっと話が変わりますが、あの凶悪なコンクリート事件の犯人の一人が、
出所後再犯して捕まりましたね。
彼は、弁護士の前で、いかにも反省し、悔やんでいるように泣いたそうです。
彼は「自分は、検察官や裁判官が望むような、罪を悔やみ反省しているかのような
答え方や、振舞い方は熟知してる。自分の処遇を守るための、上手い切り抜け方、
立ち回り方を良くわきまえてるから、大人を欺くのはチョロイ。」というようなことを
出所後、周囲の人間に吹聴していたそうです。
また、被害者の少女をどのようにしてリンチしたかを、詳細に得意げに話し、
自分が事件の加害者であることを、まるで手柄であるかのように自慢していたのです。
そして「一人人間を殺してるんだから、一人殺すも二人殺すも同じだ」というような
ことも、周囲に脅しのように言っていたそうです。
 自分の命に執着のない死刑囚や、死刑を自ら望む死刑囚以外は、
もし、そうすることで死なずにすむのならば、例え反省などしてなくても、
自分の犯した罪を反省し、悔やんでいるように、全力で振舞うと思います。

 それに、被害者の遺族の心情を考えると、やはり、
「反省さえすれば、それでいいのか?何をしてもいいのか?それで済まされるのか?」と
思わずにはいられません。
死刑囚は、自らの「死」を目の前にした時、本当に被害者の恐怖や苦しみ絶望が分かり
反省し、後悔するかもしれません。
でもそれでも、やはり、自分の犯したことの報いと責任は、
自分で払うべきだし、そしてその覚悟を当人が持つのは当然の事だと思います。
 私は、法律とは「加害者の人権」より「被害者の人権」に重きを置いて欲しいと思います。


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