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死刑制度についてひと言お願いします

3121ufloat:2012/05/25(金) 06:25:42
あるいは、秋葉原の事件のような通り魔的大量殺人にしか適用されないのであれば、いちいち「拷問されて死刑」などと考えるほどの
余裕すらなくなっている犯人への抑止効果はないでしょうし、考えて行動する犯人が相手であれば、
「より確実に大量殺人ができて、しかも自分も確実に捕まらずに死ぬ方法」が練られるに過ぎないのではないでしょうか。
例えば刃物を銃に持ち替えるだけでも、「成功」の可能性は上がりますよね。
また、現状における死刑目的の犯人の場合は、犯行を終えた後に捕まることが目的なのでそれでおしまいでしょうが、
死ぬ覚悟はあっても捕まって拷問死刑は避けたい犯人の場合は、捕まらないための方法や手段、武器を準備したり、
万一逮捕されそうになったら徹底的な抵抗を見せて被害を拡大したり、人質を取ってでも捕まるのを回避しようとしたり、
人質を取って立てこもり、警察が踏み込むと人質と被疑者の死体が発見された、ということも発生しかねない。
もちろん、この懸念は「拷問死刑を導入すれば死刑目的の犯罪は減る」論と同じく、ただの根拠なき妄想に過ぎませんが。
それと、この場合は通り魔的大量殺人とシリアルキラー(拷問死刑を適用する境界)をどう区別するのかも不明瞭です。
「死ぬ覚悟がほしい、または社会への復讐はしたいが、逮捕されて拷問死刑は回避したい」ような犯人が増えた場合、
放火して逃げたり、爆弾や毒物を使ったり、人目のないところで殺人を犯したりする可能性が考えられますが、
これらの犯人を捕まえたら拷問死刑にすべきでしょうか。するとしたら、これらには冤罪の可能性も付随してくるわけですが。
それとも、拷問死刑だとか何だとかを考える余裕がなくなった犯人による通り魔的殺人は拷問死刑にしても、
策を練り、火や爆弾や毒を仕掛けてとっとと逃げたり、こっそり人を襲って回ったりするこれらのケースなら、「犯行が明らかでない」から捕まえても死刑執行しませんか?
徹頭徹尾矛盾している気がするのですが。

ちなみにこの問題、「司法判断で拷問死刑にするかどうか決定できる」(が、明らかな証拠なしなら死刑執行しない)のであれば最も深刻になりそうです。
そうなると理論上どんな殺人犯にも拷問死刑の可能性があるわけで、仮にとある犯人が拷問死刑は絶対回避したいと考えたら、
明白な目撃者がいたり、現行犯逮捕されれば拷問死刑の恐れ。目撃者を殺したり、捕まえようとする者を返り討ちにして逃亡すれば、
「犯行が明らかでない」からそれは避けられるかもしれない。そうなれば、犯人にとって目撃者らは殺した方が利益が大きい
(ある程度の危険を冒したとしても、積極的に殺そうとする動機づけになる)ですね。
ついでにマスメディアで「被疑者死亡のまま書類送検」という言葉を見聞きする機会が増えそうですね。
もし私が被害者または遺族ならば、きっと犯人には罪は償ってほしいし、その口で動機などを明らかにしてほしいと望むと思いますが。

>このような 内 容 のみを社会に知らせておけば
「内容のみ」?実際にはこんな運用は全く/それほどしないけど、そういう運用をしていることにしておく、ということですか?
仮にそうなら、ただでさえ密室性が指摘されている死刑をますます密室化しても、何も良いことはないと思いますが。
最悪の場合、犯人がありもしない拷問死刑におびえて死に物狂いで目撃者を殺したり抵抗したりすることだってあり得ますよね。


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