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死刑制度についてひと言お願いします

3114無精髭:2012/05/24(木) 03:50:37
長々と書いて参りましたが以上のような次第なので、もちろん無駄なコストを抑えたことによって得られたお金を
どのように使うかを次の予算案に盛り込んで国会に提出するのは内閣の仕事、ということに形式上なっているのは
確かなのですが、たとえ死刑執行によって抑えられた支出があるのだとしても、一部の民意が望むところの人たちへと
抑えた分のお金がそっくりそのまま再分配されるとは限りませんし(行政のシステム上おそらくありえないと思われる)、
現政権下・現行制度下では到底無理なんじゃないかなぁ、と思う次第であります。

にch炭さんは現行制度で満足するしかない、と仰いましたが、こと今の財政に着目すれば、にch炭さんの提案ないし
存置理由というのは非現実的なものと言わざるをえませんから、もし死刑囚を養うことは止めて他の人を救うために
税金を使うべきだという理由にこだわるのでしたら、その前にちゃんとした財政改革案を出すのが筋ではないかなぁ
と思います。

もう一つ。にch炭さんの考えに沿うとなれば財政改革と同時に死刑執行を推進していかなければ意味がないので、
現行制度のようになかなか執行されないような仕組みも変えていく必要があるかと思います。この点についても
何かしら意見を述べていただきたかったですね。


―――さて、まだまだ続きますよ?


死刑に(正確に言うと死刑囚収容費に)いったいいくらかかっているのかについては
諸説あるようですが、大体200万〜1000万辺りの額ではないかなどとネット上では
噂されているみたいです。ではその間を取って一人当たり毎年600万円かかるとしても、
死刑執行は年に数件。1977年以降の2桁執行は2008年の15件きりだそうで、その際は
9000万円の無駄を抑えたことになるのでしょうか。でも9000万円で救える命って?
生命の危機にある人たちがいったいこの国に何人いるのでしょうか? 9000万円を各人に
均等に配らなければならないとして、その数が多ければ多いほど救える命も救えなくなります。
100万円あれば命が助かる人が1万人いたとしたら、1万人の中から90人選びますか?
残り9990人の人たちのことは?

また、1万人すべての身辺を調査し、そこから優先的に90人選出するというだけで
馬鹿にならない費用がかかりそうなのは容易に想像がつきます。そういう費用も
計算に入れたら救える命の数はさらに減るかもしれません。

では、1万人に対し一人当たり9000円配りますか? でも、命が助かるために100万円
必要な人にとって、9000円ぽっちじゃぁ焼け石に水でしょう。しかも、ただ配るだけでも
相当のお金がかかるでしょうから、その額はもっと少なくなるでしょう。


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