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死刑制度についてひと言お願いします

3108無精髭:2012/05/24(木) 02:05:27
>>どうして「では冤罪をなくす方法を考えよう」と、その不安を取り除き、気持ちよく死刑に賛成できる
>>方向に持って行こうとしないのでしょうね?
>これはぜひ廃止派の方にも答えていただきたいと思っています
>冤罪をなくす方法を考えるのではなく、死刑のみをなくすことばかり主張する
>それはおかしいですよね? ましてや冤罪を理由に死刑廃止を叫んでいるんだもの

死刑廃止論について致命的な誤解があるようですが、それは後日ご説明するとして。。。

では、一部の存置派の方はどうかといえば、冤罪をなくす方法を考えるのではなく、死刑のみを
なくそうという主張をなくすことばかり主張する。死刑のみをなくそうという主張をなくす方法は、
冤罪をなくす方法を考えることの先にあるのであって、死刑のみをなくそうという主張をなくす方法を
考えることの先にはありえません。死刑のみをなくそうという主張をなくそうとしても、なくなるのは
死刑のみをなくそうという個別の主張のみであって、冤罪をなくす方法を考え出すことができなければ、
死刑のみをなくそうという新たな主張が雨後の筍のごとく出てくることは避けられません。それが道理です。

ところで、廃止派内には大抵取調べの可視化にも推進・賛同している人が多いという印象があります。
少なくとも取調べの可視化に阻止・反対している人を私は見かけたことがありません。反対に、取調べの
可視化に反対ないし慎重な人は、同時に存置派であることが多々見られるのではないでしょうか。とはいえ、
取調べの可視化に賛成の人は、死刑存廃とは関係なく多いとの印象がありますので、存置派の中にも
取調べの可視化に賛成している人の方が多いかと思われますけれども。

とにかく、有名どころの廃止団体が取り調べの全面可視化を訴えているのは調べればわかることです。
この「取り調べの全面可視化」に「証拠の全面開示」を加えた提案と死刑廃止は、彼らにとって車の
両輪のようなものなのです。これと冤罪を理由に死刑に反対することが矛盾しているなどという変な
議論も湧いてきそうですが*、そんなものはしょせん廃止派の出自について詳しくない人のたわ言に
過ぎないと思います。

 *その一例「冤罪が理由で死刑に反対するということは、言い換えると冤罪がなくなりさえすれば
  死刑に反対する理由もなくなるということだから、冤罪が理由で死刑に反対する一方で冤罪を
防ごうとするのは、自分が唱えている理由を自らの手で破棄しようとすることに変わりがない云々」


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