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死刑制度についてひと言お願いします

3106無精髭:2012/05/24(木) 01:37:22
>死ぬまで閉じ込めて勝手にくたばる分には構わないと?
>しかも死ぬまで閉じ込めておくのは廃止国が否定してるような

ずいぶんとテキトーな書き方? いい加減な認識? をされる方のようですね。
そういう癖を改めないといつまで経ってもちゃんとした議論はできませんよ。

>>この手の廃止派に対し、存置派の答えは「死刑以外なら冤罪でも構わないのか?」という
>>大暴投が非常に多い。
>冤罪を理由に死刑に反対する以上、こう聞かれるのは当然のことでは?

いや、死刑もしくは冤罪については言わずもがな、犯罪とか司法とか刑罰とかに少しでも関心があるなら、
冤罪救済団体と死刑廃止団体の親和性、近接性についてはおのずと知れようものかと思っておりましたが。
冤罪救済団体が死刑廃止を求める声明を出しているケースや、死刑廃止派団体が冤罪者支援や冤罪問題に
ついて何らかのアクションを起こしているケースは珍しくないのです。日本国民救援会とか日弁連の活動は
有名でしょう。AIやHRWだってたびたび冤罪問題を取り上げています。死刑廃止を党是として掲げている
日本共産党も、白鳥事件での因縁がありますから、冤罪に無関心ではいられないでしょう。これと組織的に
対立している部落解放同盟が狭山事件の石川一雄氏を冤罪被害者として支援しているのは周知の事実ですが、
彼らも死刑廃止運動を行っているようですね。

したがいまして、実際に廃止派は死刑以外の冤罪問題にもきちんと取り組んでいますので、
「死刑以外なら冤罪でも構わない」なんてことは、何よりもまず「事実」としてありえません。

「冤罪を理由に死刑廃止を求めるのは全く理解できない。死刑冤罪なんて世にある冤罪のごく一部に過ぎない
じゃないか。痴漢冤罪のほうがよほど深刻なのに、なぜ死刑廃止派はそれを無視しているんだ」という批判を
目にすることがあるんですが、
http://www.amaochi.com/blog/2012/02/22351.html
んなことないだろ、と思って少し調べてみたら
http://blog.livedoor.jp/false_charge/archives/1236799.html
そこは抜かりなく支援してたようでw

(特定の)死刑廃止派団体は死刑だけを問題視するために冤罪の話を持ち出している、というのはまったくの誤解、
というか逆の理解であって、むしろ冤罪を問題視するために死刑の例を持ち出しているのではないでしょうか。

 死刑以外の冤罪だと、捜査や裁判を行う上で非常に低確率なら起きても仕方がない、
 起きたとしても補償制度があるので大丈夫などと社会が許容する恐れがあるが、
 これでは冤罪は国家犯罪に他ならないという事の重大性が見過ごされてしまう。
 しかし死刑冤罪であれば、本当に取り返しが付かないので絶対に起きてはならない
 というのが多くの人にとって共通の認識になりうると期待できるから、これを国家
 犯罪の糾弾の種として使うのは実に有効であろう。

といった具合に。

畢竟、人権団体っていうのは、死刑廃止だけに興味あるわけじゃないんですよ。人権保護を錦の御旗にして
あらゆる議論に口を出し、いろんな問題に首を突っ込むからこそ、あんなにまで評判を落としているわけでw
逆に「人権屋⇒冤罪全般に無関心」という発想の方が私には納得できないw

他の問題をなおざりにして特定の問題にだけ取り組むのは悪だ、という批判は、いわゆる人権屋とか
プロ市民の人々には全く通用しませんね。むしろ、あらゆることに対して反対、批判、抗議をする、
そのクレーマー的なスタンスこそがうざったいと多くの人々には思われているわけですし(ノイジー・
マイノリティの問題)、先述したような批判を廃止派に向けて放つ人たちも同じ感想を共有しているのでしょう? 

いくぶんまともな死刑存置派なら、廃止団体が冤罪問題に取り組みすぎている(政治利用している)ことを
知っているでしょうから、「死刑は行政の問題、冤罪は司法の問題。ごっちゃにするな」と言い返すでしょう。
それならわかる。

しかし、「他の冤罪は無視なんだな?」とかうっかり口走っちゃう自称存置派の方々は、
廃止団体やその関係団体等が死刑冤罪以外の冤罪問題にも熱心であることを知らない、そして
冤罪に無関心であるのは本当は自分たちの方だということを自ら白状していることになります。


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