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死刑制度についてひと言お願いします

2867無精髭:2010/05/31(月) 23:04:48
差し出がましくもここに記させていただきますが、シェンさんの>2866は
もちろんユーさん宛てのレスではなく、五月のさん宛のレス(>>2862)です。
一瞬ですけど、びっくりしちゃった。

>2863
>でも凶悪殺人犯を仕分けする考えは正義とはとても思えないのですよね?

ああ、やっと分かった気がする。「凶悪殺人犯を仕分けする考え」というのは
死刑存置論を指していたのですね。死刑存置論が正義に基づくものであるかどうか
なんて私には判断が付きませんね。ただ、正義に基づくとは言いにくいものを
そこに感じはします。ですが、これは廃止論についても同様です。

私が意外、というか首を傾げたくなるのは、已む無しさんが「死刑存置論とは
凶悪殺人犯を仕分けする考えである」というふうに考えていらっしゃることです。
これが「死刑制度は凶悪殺人犯を仕分けする」とか「凶悪殺人犯を仕分けする
考えとは現行の刑法と司法判断に他ならない」とかだったらまだ納得できるのですが。

また、死刑存置派とは死刑存廃議論において仕分け人、あるいはマルサ的な特権を
行使するような立場であるという已む無しさんの主張には強い抵抗感を覚えます。
かといって、別に廃止派にもその特権をよこせなどと申したいわけではないです。
ただ、失礼ですが、だいたいそんなもん死刑存廃議論にどうしても必要な論点
なのかなぁという疑問が拭えません。

社会のために死刑をやむを得ず存置するというのならまだ話は分かります。
でも、社会のために死刑存廃議論で仕分け人だのマルサだのをやむを得ず
演じるというのは全く理解できません。しかも、昨年の内閣府による世論
調査で死刑容認と回答した8割以上の国民の中で、よりにもよってなぜ
已む無しさんがそういう役回りに徹しなければならないのかが不思議で
しかたがありません。

それとも>>2675でも仰っているように死刑存廃議論をいまだ「腹の探り合い」
「値切り合戦」云々と捉えていらっしゃるのでしょうか。だとすると、已む無しさん
からすれば、別に死刑廃止派がマルサや仕分け人を演じても文句はないはずですよね。
というか、誰がそれらの役回りを演じても構わないことになりはしませんか。
だとすると、マルサや仕分け人というのは特別でも重要でもない役割ということに
なってしまうと思いますけど。そして、個々人が疑心暗鬼になりながらも社会の
ためだからなどという大義名分ばかりが先走っている議論にどんな価値が見出せる
というのでしょう。死刑存廃議論を行うことが社会のためになるかどうかなんて
抽象的なことにかかずらうのではなく、死刑存廃議論に参加していない・知識がない・
関心がないなどといった国民のために開かれた議論を重ねていくべきなのでは?
そのためには、まず已む無しさん個人の些細な動機、本音、矜持など捨て去らなく
てはならないのでは?


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