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死刑制度についてひと言お願いします

2302誘導されて来た:2009/08/20(木) 15:12:24
>その点について刑期の長短だけではご不満なのですか?
例えば昔の網走刑務所は犯罪を犯すものにとっての恐怖の代名詞だった
それは脱獄の困難さや寒さなどの環境の劣悪さなどイメージ先行だったかもしれない
だがそれでも通常の刑務所の「お勤め*年」などという軽さに反して「網走送り」という一種の負のステータスにはなっていた
現状の更生プログラムではまったく効かないから再犯を犯すわけだし、懲役という罰を軽視・無視できるから重い犯罪を貸す
さらに刑に対する変な相場観もあいまって、同様の罪なら何度犯しても大丈夫とかここまでなら平気なんて感覚まである
要するに、一般人でも行う危険性がある軽い犯罪意外、刑罰による抑止力なんて働いていない状況なんだよ
しかも入れば三食食べれて寒さをしのげるのだから、秋も木枯らしが吹く頃になると「またご厄介になります」なんて言って入ってくる馬鹿もいる
ここで彼らに対する国の厚生事業の不備を指摘する人もいるだろうが、それはまた別の機会に語ってもらうとして、問題としたいのは世間より刑務所の方が楽という状況だ
これが再犯率をさらに増やしているのではないだろうか?
じゃあ世間を変えろという人もいるだろうが、それはそれを語る人にやってもらいたい

話を死刑などの重犯罪に戻すが
現状では、人によってはその危険を冒しても重犯罪を犯すメリットがあると考えている人がいるわけだ
その現状を作ったのは、犯罪者自身の想像力の無さ以上に、制度を構築してきた側の想像力の欠如もあるはず
路上生活よりも安全で安心な刑務所暮らしや、年金生活よりも優雅な生活保護などがそれに当たる
また、死という姿を隠匿することにより、死への恐怖が薄れ、生命そのものへの尊厳さえ失われている気がする
自分の生命を軽視する人間にとっては、相手の生命など路端の草も同様だろう。そんな人に殺人の重さを理解させるのは困難だろう
それら社会的な不均衡を持ったゆがみからモラルの崩壊、刑罰に対する意識の低下などが発生し、重犯罪を気軽に犯すようになったのではないだろうか

犯罪者予備軍に、今行おうとしていることが犯罪で、その犯罪を犯すリスクを想像してもらえれば犯罪は減ると考える
現状では人権というオブラートに包まれることによりそのリスクが非常に軽くなっていると思えてしまう。例えそれが「思えるだけ」であったとしてもだ
であれば、見せ掛けだけの人権なんて無意味だ
人権を尊重しない人の人権を擁護することにより、人権を尊重する人の人権が失われるのであれば、人権とは奪われることへの容認でしかない
下手に人としての尊厳を守ろうとするから、こりない人や軽視する人が出てくる
下手な懲役刑よりも、尊厳を度外視した羞恥刑の方がはるかに効果的と考える。それには刑罰を見て「こうは成りたくない」という意識を持ってもらうことで犯罪予備軍を抑える効果もある
江戸の昔、晒し首は腐り果てるまでその首を晒したことにより犯罪の抑止を行ったが、現代では生きながらそれを行うことで更生と抑止を同時に行っているところもある
何を守って、そのために何を犠牲にするのか、もう一度考え直すべきじゃないのか?


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