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死刑制度についてひと言お願いします

2236無精髭:2009/07/05(日) 10:14:21
>>2218の補足

たとえば1億2千万人の日本人がですね、衆議院議員480名と参議院議員242名に厳選されるにしても
ですよ、国会議員における各々の報復感情は全然抽象的ではないですよね。トーフさんの仰るとおり、
法案化もしくは法文化されない限りは決して抽象的とは言えないのでしょうけど。

ところで、もしかしたらトーフさんの考えでは特殊報復感情には内容の違いはなく程度の差のみ存在すると
捉えられているかも。要するにどんな報復感情にも「復讐を遂げたい」とか「やられた分をやり返したい」
という共通の志向性があるから、そこのところを内容と捉えれば違いなどないのだと。個々の特殊
応報感情に差異があるとすれば、強弱、つまるところ「復讐を遂げたい気持ちが強い」とか「やられた
分をやり返したいという気持ちが弱い」といった程度の差になるのかもしれません。どのように報復したい
かと思うことと、報復したいという気持ちがどのくらい強いかということとの違い。その恨みはどんな感じ
かということと、恨みがどのくらい強いかということとの違い。

でも、トーフさんが上のような見解をお取りだと致しますと、私の感情観とはだいぶ捉え方が異なると
言わざるを得ませんね。たとえば個々人において感情の内容が応報への欲求ということで一致するにしても、
どんな手段で応報を遂げたいか、とか、どんな応報を望むかという点では、その人が受けた被害の内容・
あるいはその人の身体・精神・生活・財産・家族等々に即して将来被るかも知れない犯罪被害の内容という
ものによるはずでしょう? それと、個々人の犯罪被害やその可能性は感情・意識レベルでそもそも比較
できるものなのかという問題も出てきそうです。「お前にこの気持ちが分かってたまるか」と言われたら、
本当のところは分かりませんと答えるしかないでしょう。しかし、ちょっとは分かる、いや分かる気がする、
というのもやはり実感としてありますけど、でもその人の心の中にまでは入って行けない以上、外側から
見たり感じたりして比較できるようなものでしょうか、果たして「感情」というのは。

・・・感情があらゆるモラルの根底にありそれを支え・生み出すような源泉である、という思想だったら
まあ分かりますけどね。


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