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死刑制度についてひと言お願いします

2148カレーライス:2009/06/27(土) 01:53:03
>>2137
別に私はどちらか選べと言っているわけではありませんよ。
そのことを前提に文章を読んでほしかっただけです。
確かに今の日本において更生を全く目指していないということはありませんね。
色々と試作を重ねていることも知っています。
しかしそれでもやはり更生への意欲がなければどうしようもないんです。
これからどんなに教育刑や目的刑の技術が発展したとしても、その意思がない受刑者には意味がないことはご理解いただけると思います。
更生がどれだけ難しいかというのを1つ例をあげて紹介します。
これは昔、書籍で読んだことがあるのですが、私がなぜ更生がそれほど難しいと考えているかをお分かりいただけると思います。

あなたはどんな容姿の女性が好みですか?と問われた時その答えは様々に返ってくるでしょう。
身長の高い女性、身長の低い女性、痩せていてモデルみたいな女性、ふくよかで肉感的な女性、胸の大きな女性、胸の控えめな女性、若い女性、妙齢の女性などなど…。
人によってそれは違います。
例えば、若くてモデルみたいに痩せていながら胸の大きな女性が好きだと答えた人がいたとします。
あなたはこの人に「明日から妙齢のふくよかなのに胸が控えめな女性を好きになってください。」と言ってその通りに好みが変わると思いますか?
あなたの好みの女性(男性)を頭に思い描いてください。
次に、その好みの女性(男性)とは全く正反対の相手を頭に思い描いてください。
あなたはその自分の好みと全く正反対の相手に明日から好意を持てるようになれと言われてなれますか?
すべての人はNOと答えるでしょう。
これが更生の難しさです。
殺人という行為に興奮を覚え、その感覚をまた味わいたいと考えた加害者、自分の欲求のために他人をないがしろにすることをいとわない加害者、恋愛の対象が少女でしかない加害者。
これらの加害者に対してそれらを否定することは非常に困難です。
例えそれを社会的に悪だと認識していても、それらが自分自身の欲求を満たすに値する行為であり、それらを1度でも経験したことがあればそれを否定することはとても難しい。
加害者が自ら自分の変革を望み、自分の過去の罪を悔い改めなければ更生への道は開けることはないでしょう。

私は更生という言葉は知っていてもその内実は全く知りませんでした。
この書籍を読んだ時に、更生の難しさを初めて理解できたと思いました。
Kenさんはいかがでしょうか?


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