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死刑制度についてひと言お願いします

2124紫煙狼:2009/06/26(金) 00:51:52
ちょいと仕事が忙しいので、ちゃんとしたお話は月曜以降にさせてくださいね。
>>2121
>もしも応報刑を否定して目的刑や教育刑だけに特化させた法律を作ると
>「すべての犯罪は更生が完了するまで無期懲役」以外あり得ない
私の現在の最終的な結論は、まさしくこれに近いです。
司法が刑罰の年限を決めることが無意味だとは全く思わないのですが、
司法が定めた刑期より早く仮出所と言う形で社会復帰を認める制度があるのに、
逆に、更生が全く見られなくても刑期満了で出所させなければならないと言うのは
いかがなものか…とね。

高校や大学は年限の間在籍していれば卒業できると言うものでもないですよね。
ならば更生が見られない囚人を満期だからと言って釈放してしまうのはいかがなものか…と。
よく再犯率という言葉が出てきますが、この再犯率というのも、私にとっては若干疑問の残る
ものでして…。というのは私が高校のころ、友人が酔っ払いのおじさんにお金を脅しとられた
って事件がありまして、その犯人は前科13犯だったと。一人で頑張って再犯率を上げてくれて
いそうな感じもありますが(冗談)この人って、人体に危害を加えない程度の罪を何回も重ねて
いて、逆に、この人が凶悪な犯罪を犯していたら、前科13犯なんて重ねられないんですよ。
懲役5年を13回繰り返したら65年ですからね(笑)これは特異な例だとしても、
逆に、無期懲役の判決を受け仮釈放を得た人における再犯率ってどれくらいですか?
(これは私、正確なデータを持ち合わせていないので、良いソースがあったら教えてください。)

で、もう少しこのオジサンの話をすると、私は彼が何回仮釈放中に再犯したかは知らないんです。
ただ、仮釈放の栄誉に預かった回数も1度ではないだろうと思っていて、カレーさんの挙げた
「仮釈放するための条件と審査」が正しく働いているのか、いささか疑問ですね。
ここでカレーさんと私はおそらく同じ現象を見ても着目点がずいぶん違うでしょうね。
カレーさんは「監獄は矯正施設ではなく一定期間社会から隔絶するための施設である」と定義し、
「更生の度合いを正しく計測することは不可能である」から再犯率が減らないのは尤もだ、とするし、
私は「監獄は一定期間社会から隔離することで社会的不安要素を取り除くとともに、更生と社会復帰を
支援する教育施設である」と考えるから、そこでの更生プログラムの充実が必要であるとともに、
仮釈放の審査基準をより難しいものにして、更生しなければ刑期以上に長く留置される可能性がある
ことを制度として定めれば、更生に真剣に取り組む囚人も増えるのではないか?逆にそれがないのなら
再犯率が減らないのも尤もである、と考えるわけですね。

これは、死刑存廃に限った話ではなく、刑罰全体に言えることで、判事も神様じゃないから、
裁判と言う短い期間で被告人の人柄全てを正しく把握して更生にかかるだろう年限をピタリと
言い当てるなんて芸当は相当難しかろう。ゆえに、留置中の囚人の態度の変化などを継続的に観察して
実際に釈放する刑期はある程度流動的に変化させてよいと思うのですよ。


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