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死刑制度についてひと言お願いします

2118カレーライス:2009/06/25(木) 22:57:13
私は「近年」死刑を廃止して(絶対的)終身刑を採用するなどということはあり得ません。
と申し上げたと思うのですが…。

イギリスにおける死刑廃止の歴史
1908年 16歳以下に対する死刑の禁止
1931年 妊婦に対する死刑の禁止
1933年 18歳以下に対する死刑の禁止
1938年 死刑の全面的廃止案が下院を通過(ただしこの時は大戦の勃発により死刑廃止は立ち消えとなる)
1953年 エヴァンス事件により冤罪死刑が問題になる
1957年 一般人に対する殺人罪での死刑の停止
1964年 イギリスにおける最後の死刑執行が行われる
1965年 5年間の死刑執行停止の時限立法が成立
1969年 死刑廃止を決定(北アイルランドは除外)
1973年 北アイルランドでも死刑が廃止
1975年 死刑復活が叫ばれ死刑復活法案が提出される(大差で否決される)
1993年 マン島での死刑廃止(マン島において最後に死刑が行われたのは1987年)
1998年 海賊行為、国家反逆罪、軍事裁判における死刑の適用を禁止し、イギリス本土における全面的な死刑廃止国となる
2008年 イギリス王室領チャンネル諸島で死刑廃止(チャンネル諸島では死刑執行の事例はない)
確かにイギリスでの死刑廃止は1998年になって行われましたが、それ以前の1965年から死刑は事実上廃止されています。

グルジアに関しては私もまったく知識がありません。
1997年に死刑が廃止されたというのは聞いたことがありますがその後の司法制度がどのようになっているかは知らないのであなたの言うように絶対的終身刑を採用されていたとすれば私の認識違いでしょう。

これだけずっと絶対的終身刑についてお話をされていたのでてっきり日本に絶対的終身刑を採用するべきだと考えていらっしゃるのだと思いました。
私が右往左往しているというよりもあなたが意図的に振り回しているのではないですか?
私の文章を読んでいただければ私は一貫して絶対的終身刑は人権上の問題だと言っていると思うのですが…。

しかし死刑廃止が現実的になった時にその代替案として仮釈放なしの終身刑が設けられるというのは「近年」ではありませんが1980年以前ではごく普通でした。
アメリカに関して言うとお詳しいということなので私から特に言う必要もないとは思うのですが1967年に全米で死刑停止(モラトリアム)が行われたため、死刑と終身刑(相対的も絶対的も)存在する結果となったのでしょう。
まぁわずか4年でそのモラトリアムも解除されましたが、このモラトリアムはアメリカの大失敗と言えるものでしょう。


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