したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

死刑制度についてひと言お願いします

2007ufloat:2009/06/15(月) 23:00:32
お初にお目にかかります。
この掲示板の高度な議論についていく自信がなかったため、今までは
閲覧にとどめていましたが、カレーライスさんの書き込みに触発されまして、
私も愚考をつづってみることにします。お手柔らかにお願いいたします。
この掲示板はかなり以前から読んでおり、保持されているほとんどの記事にも
目を通しておりますので、過度のお気遣いは無用にてお願いします。

私は特に死刑廃止論者というわけではありませんが、カレーライスさんの
ご意見に対して、どちらかといえば死刑廃止の論調から、少しばかり
愚考をさせていただきました。
紫煙狼さんが言外におっしゃられていることを、一部でも表現できていれば
良いのですが、なにぶん勉強不足ゆえ、意図されたものとは異なることを
書いてしまっているかもしれません。その際はご容赦のほどお願いいたします。
1.一般予防効果について
カレーライスさんが「絶対的終身刑は残酷」とおっしゃられているように、
絶対的終身刑が死刑と同等程度に、あるいはそれ以上に残酷であるのなら、
死刑と同等程度の一般予防効果が実現される可能性は
大いにあるということになります。
少なくとも、死刑より極端に劣ることはないものと、私は考えています。
この仮定が正しければ、一般予防の観点では、絶対的終身刑は死刑の
代替案になりえるといえます。
2.特別予防効果
絶対的終身刑は永久に社会に出さない刑罰であるので、脱走などといった
まれな事情でもない限り、特別予防効果は死刑と同等です。
この点でも絶対的終身刑は死刑の代替案となりえます。
3.応報刑論
遺族や人々の感情は千差万別で、死刑が良いとも絶対的終身刑が良いとも
いえませんし、そもそも応報刑論を重視すべきかも定かではないので、
ひとまず保留とさせてください。
ここまではカレーライスさんのご意見をなぞっているだけですが、私が
大いに主張したいのは、以下の点です。
4.冤罪などに対する耐性
4大冤罪事件などを見ての通り、冤罪と死刑は切っても切れない関係です。
最近でも富山強姦事件などのような冤罪は発生していますし、足利事件は
最近の裁判所なら死刑を下してもおかしくないほどの事件でした。
死刑を執行してしまえば、後で冤罪が判明したとしても、処刑された人を
生き返らせることはできません。終身刑であれば、失われた時間は
取り戻せませんし、刑が長期にわたると獄中死の可能性もあるとはいえ、
冤罪で命を奪い去ることは回避できます。
これを考えると、一概に「絶対的終身刑は代替案になり得ない」とは
いえないのではないでしょうか。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板