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死刑制度についてひと言お願いします

1899無精髭:2008/08/11(月) 19:15:58
>>1899
委細了解致しました。詳細なご回答の程、誠に感謝致します。

>犯罪者に対する脳外科手術を罰と考えるか治療と考えるかで
>受け取り方はずいぶん違うと思います。

全く仰る通りです。実は>>1868-1870では教育刑について、罪を自覚させたり社会的良心を芽生えさせたりする
―――最終的に社会への適応力を身に付けさせるというような解釈の下で科される(正当化される?)刑罰が
受刑効果を発生するのだとしても、結局、囚人における態度の変化は、洗脳と改悛のどちらによるものなのかが
分からない、というような趣旨のことを申し上げたかった訳でして、この度のシェンロンさんとのやり取りで
扱われた問題とも深く関わる問題であると思われました。幸いにもこれからの思考にとって大きな後押しとなる
であろうシェンロンさんのご意見を賜ることが出来ましたので、この件に関しては何とか、あながち私一人の
自己満足的な問題でもないという信念を持てましたし、思考停止を免れることも出来そうです。改めて、
お礼申し上げます。

洗脳というのは、刑罰が受刑者の内心を捕縛した上でコントロールするプロセスをも含んでいるという意味でして、
その教育効果も外部的に囚人の心理に働きかけることで得られるというふうに理解するわけです。私の場合。

改悛というのは、受刑者が自分の受けている刑罰の意味を理解し、現状はどうあれ刑罰に対して積極的に自分の
自由な意志との関わりを持たせ、全てにおいて受動的に責任を感じ取るという程の意味でして、受刑過程を通して
見ても刑罰の効果が受刑者においてまずは自己内発的に生じているというふうに理解するわけです。これも私の場合。

刑罰とはそもそも強制的なものであるべきですし、事実そうであることは百も承知なので、そういったこととは
また別のことを申したい訳です。

まあ、上記も「完全より程度の問題」に当て嵌まるでしょうから、現実の運用面を無視してあまり突き詰めて
考えてしまうというと、非常にナンセンスな訳ですが。教育には、ある種の洗脳的なものが手段として切り離せない
という背景もある(というか、必須)でしょうし。

この件に関しては、私自身、早くも執着心が薄れつつあることなので、あのまま等閑に付しておこうと決めていた
のですが、今回、チャンスとばかりに思い付きを書かせて戴きました。ご容赦下さいませ。


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