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死刑制度についてひと言お願いします

1544紫煙狼:2006/06/26(月) 01:08:32
はぁい、屁理屈コネの偽善者は元気ですよ(笑)

死刑賛成の人も、死刑反対の人も、死刑に値するような犯罪が発生しない世の中を望んでいるのは同じですよね?
「イヤ、凶悪な犯罪がドンドン増えて、片っ端から死刑にしていくような世の中が健全」
なんて思っている人、もし居たら、そういう人は別のサイトでお話してくださいね。

では、もし、死刑に値するような犯罪が発生しない世の中になったとしたら、
そもそも「死刑存廃論議」なんてのは意味を持つのでしょうか?
「形骸化していて死文化しているから、なくしてもいいんじゃないっすか?」程度の、
非常に軽いノリでお話しできる話題になってしまいますよね。
ってことは逆説的に「死刑が必要な世の中だから死刑存廃論議が白熱する」んです。
少なくとも今は、死刑は必要な刑罰なんです。

でも、私は死刑に反対していますよね?なぜだと思います?
馬鹿だから。議論に負けたのを認めるのがイヤだから。何にでも反対したい性分だから。
否、数十年後の日本を考えたときに、その時に未だ「死刑は必要な刑罰」という状況であったら、
「お前等の世代は一体何をしてきたんだ?」と次世代から凶弾されて仕方ないと思うのです。
ここで死刑反対の意見を書き込むと、死刑賛成の人達から、あらゆる指摘を受けますよね。
そして、その指摘を覆すような制度や方策を死刑以外に見つけることが出来れば、死刑は不要な制度になるんです。
ここを、死刑制度を続行させるという結論で思考停止させたくない、というのが理由の一つに挙げられます。

次に、教育のあるべき方向や世論の向きを自由に操作できるだけの力を持った国家というモノ相手に、
我々国民の監視というのがどれほどの力を持っているのか、疑問視しているという面もあります。
国家権力ってのは、その気になれば冤罪を頻発させることも出来るし、時間をかけて日本を軍国主義国に
逆戻りさせることも出来るのです。確かに、警察と司法当局が協力して無実の人を冤罪に陥れるなんて
想像する方がおかしい、そりゃ杞憂ってものかもしれません。しかし憂いて過ぎるという問題でもないでしょう。
どういう教育を行っていたものか、なぜそこまで暴走してしまったのか、私なんてのは非常に理解に苦しむ
のですが、当時既に民主主義の考え方が広く浸透していたはずのドイツは多くのユダヤ人を虐殺したんです。
自由と民主主義の国アメリカにも、政治的思想の異なる者を弾圧するレッドパージは着々と進められたのです。
と、なれば、死刑なんて危なっかしい制度を国家に持たせておいて大丈夫なの?という心配も沸くでしょう?
民主主義国日本が同じ轍を踏むわけはないと、誰が言い切れますか?

と、言うわけでね、死刑賛成論者は死刑廃止論を「感情的で馬鹿げている」という一言で片付けて欲しくないし、
死刑廃止論者は死刑賛成論を打ち負かすことではなく、廃止するに当たって必要なことを一緒に考えてもらう事に
心血を注いで欲しいのね。平行線に見えていても「次世代にどんな社会を残すか」という責任さえ忘れなければ、
喧嘩別れの時間の浪費にはならないはずですよ。ええ。私はそう信じていますよ。だからね、屁理屈といわれようが、
偽善といわれようが、犯罪者の言い訳といわれようが、今はじっと我慢なんですよ。
内心穏やかじゃないですけどね(笑)


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