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死刑制度についてひと言お願いします

1495Ken:2006/04/27(木) 04:58:15
私が論理的理由からではなく感情に訴えるのには理由があります。敵(賛成派)は
被害者の痛みを思い知れ、遺族の悲しみを思い知れ、極悪人は許せんって感情に
訴えてきますから、こちらも感情で返すのは有効な手だと思います。

紫煙狼さんの言ってることは正しいですよ。何が野蛮で何が野蛮でないか、それは
絶対的な軸があるわけではなくて相対的なことです。ですから当然時代とともに
移ろうものでもあります。江戸時代までは衆人環視の元、獄門磔、斬首といった
ことが当たり前に行われていましたが、おそらく現代では全ての人がそれは野蛮だ、
間違っていると感じるでしょう。そんな江戸時代でも子どもを死罪にするのは
かわいそうだと15歳以下は殺人でも島流しにしかしませんでした。秀吉の時代には
政敵は子どもも含めて虐殺していたことを思い出してください。まあ、現代でも
沖縄では日本軍が住民を勝手にスパイにして子どもまで殺したりということは
やってるんですけどそういうのは極限状態における例外的なことですね。この
ように刑罰に対する観念は時代とともに変わる。なぜなら紫煙狼さんが言う通り
何が野蛮かということは相対的だからです。

今の日本はどうか。すでに死刑を廃止した外国と比べるても凶悪事件は極端に
少ない。しかも年々減り続けている。戦争もテロもない。殺人が日常茶飯だった
戦国時代と違って現代日本人が目にする死体は病死したお年寄りくらいです。
現代の日本人の野蛮の定義はどんどん広くなっているはずです。なのになぜ未だに
大多数は野蛮な死刑制度に賛成するのか。それはこの問題をよく理解している
日本政府が死刑に秘密のベールをかぶせて一般大衆の目に届かないようにして
いるからです。私がいつも言ってることです。つまり紫煙狼さんが言うように
「死刑は野蛮ではないと考える人」がいるのではなくて、死刑が野蛮であることを
「知らない」人が多いのです。ですから私はこうやって死刑がいかに野蛮であるのかを
啓蒙しているわけです。理屈好きの紫煙狼さんにはあんまり面白く感じられない
かもしれないですけどね。


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