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ドウテイの方募集です

21名無しさん:2012/07/31(火) 19:13:55
「岬くん...」
岬くんに唇を奪われ、頭の中が真っ白になってしまった翼くん。
翼くんの頭の中では岬くんがつぶやいた言葉が何度も繰り返されていた。
翼くんはなかば呆然としながら、自分の席に戻ったけれど、まだ頭の中では
岬くんの言葉が何度もよみがえり、翼くんは何度も頭を振った。
まもなく、担任の先生がやってきたものの、まだ呆然としている翼くん。
学級当番の生徒が「きりーつ、礼ー」と言うと、翼くん以外の生徒はみんな
立ち上がり、先生に「おはようございまーす」と声を出した。
しかし翼くんだけ、席を立たず、まだ呆然としたままだった。
その様子を見た担任の先生は翼くんに声をかけた。
「こらぁ、大空ぁ!ちゃんと挨拶せんかあ!」
その言葉にはっとした翼くん。あわてて立ち上がり、
「あっ、はい、せ、先生、お、おはようございます!」
慌てながら先生に挨拶する翼くん。
しかし、翼くんの狼狽ぶりに不審に思った先生。
「ん〜?大空ぁ?お前、今日は何かおかしいぞ〜?」
先生の声にますます慌ててしまう翼くん。
「せ、先生、な、何でも、ないです...」
手をぶんぶんと振って先生の問いを否定する翼くん。
その様子を見ていた岬くんが、すかさず声をあげて先生に対して声をあげた。
「先生!翼く...あ、大空君は昨日のサッカーの練習で頭にボールが当たって地面に倒れちゃったんです!
 そのあと病院に行ったて検査してもらったんです。」
「なに〜?本当か〜?」 岬くんの発言に、翼くんに問いただす担任の先生。
「は、はい......あ、あの......び、病院の先生には.......い、異常なしと言われました......」
「大空ぁ、それは本当か〜?」翼くんに問いかける担任の先生。
「は、はい......」小声で答える翼くん。
「そうか...まあいい。ただし、なんかあったら保健室に行くんだぞ。わかったか〜?」
「は、はい......」先生の言葉にまたもや小声になる翼くん。


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