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靖国問題について考える
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>>34 【剣恒光 さん】
>また、正月の伊勢神宮参拝を問題視しない点からみても、逆に靖国参拝反対者が政教を合わせて、政治的に利用しているように見える。
国家の首長が、公務として伊勢神宮へ参拝しているとしたら、これも問題です。
都道府県段階では、住民が、首長の地鎮祭参加や玉ぐし料に対する裁判を起こしてもいます。
しかし、前にも述べましたが、
靖国神社は、侵略戦争に果たした役割によって、A級戦犯の合祀だけではなく、神社の存在自体が戦争責任を帯びています。
A級戦犯とは、侵略戦争を計画し、準備し、開始し、遂行した、もしくはそのための共同謀議に参加したとして、「平和に対する罪」に問われた指導的立場の人々がである。主要戦争犯罪人とも呼ばれる。
B級戦犯とは、「通例の戦争犯罪」に問われた人々であり、占領地の人民に対する殺人、虐待、奴隷労働などが該当する。訴追されたのは、占領地の将校クラスが多い。
C級戦犯とは、「人道に対する罪」に問われた人々であり、この罪の対象は多岐にわたる。
戦争前か戦争中かは関係なく、占領地であるか否かも問わない。すべての人民に対して行われた行為が対象になる。
ただ、B、CはAに関連するものであるから、A級戦犯はB、Cの罪にも問われていると云える。事実、A級戦犯とされる松井石根陸軍大将は、Aは無罪であったにもかかわらず、B、Cにおいて有罪とされ絞首刑に処された。したがって、松井石根陸軍大将は、正確に云えばA級ではなくBC級戦犯である。
罪の重軽の意味ではなく、戦争遂行の指導者と、戦争の中で個人的に犯した罪との違いでしょう。
個人的には、A級戦犯の分祀をしたところで、「心ならずも」も含めて戦争に加担した人たちを祀る靖国神社に、現日本の責任者が参拝することには反対です。
不戦の誓いをするためなら、他にもっとふさわしい場所がいくらでもあります。
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