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テロを根絶するためには・・・・

47ヤスツ </b><font color=#800000>(CnaUXqoo)</font><b>:2004/09/25(土) 13:31
>>46 に同意いただけたら、次は「テロの根絶」についてです。

【テロの根絶方法について】

→A)政治的要求(抑圧の回避、独立その他)の実現について、テロ行為(暴力による政治要求)よりも、【実現の可能性が高く】【コスト(金銭、人命)がかからない】の2点を改善した手法をテロリストに提案する。
  ※本項での目的は「暴力を伴う政治的要求方法」の根絶であって、「政治的要求そのものの根絶」ではない。
   暴力を伴う政治要求がよくないなら、それを伴わない方法で効率(コスト、実現性)のよい方法を提案できれば、非効率なテロ行為は減少する、のではないか。

→B)テロ行為を「犯罪」と見なす場合は、テロリスト及び協力者を徹底的に処罰する(現在行われている方法)。
  ※テロリストの主張の正当性については、テロ行為(暴力を伴う政治的要求方法)を採用した時点で、その主張の正当性は一切否定される。
   テロリスト及び協力者を物理的に撲滅することで、テロが行われる回数を減少させる。(現在行われているが、充分に効果があるとは言えない。ただ、「味をしめたテロリストを放置しない」という意味においては、ヒグマ退治と同程度には効果があると言える)

→C)テロリストがテロ行為をせざるを得ないような環境(政治的、社会的)を改善する。
  ※レジュームチェンジを含めた改善になるが、第三国によるレジュームチェンジへの介入とは、「現政権に対する反政府勢力による革命の手助け」を意味する。(1960〜80年代に世界のあちこちで起きた)
   しかし、レジュームチェンジが起きた場合でも、今度は追い落とされた側が新たな「テロリスト」になってしまうため、単純なレジュームチェンジは問題の解決にならない。

→D)弱者がテロ行為によって強者に政治的要求を行う原因を改善する。
  ※共同体の中で下された決定に対して、多数意見(強者)と、少数意見(弱者)に分かれる。このとき、少数意見(弱者)が共同体の決定(多数意見)に暴力を伴う反論を行うのが「テロ行為」である。
   暴力を伴う反論は本来禁止されているが、「共同体が意志決定を下すときに、多数意見と少数意見(しかも一致した多数意見はひとつだが、それに賛同しない少数意見は複数存在する)に分かれ、少数意見が【採用】されないこと」がテロリストがテロ行為に及ぶ原因である。
   共同体の中での意志決定の方法として、現状の方法は、

   1)多数決により民意(多数意見)に従う(選出された首相・大統領に従うのも同様)
   2)王・独裁者の命令に従い、反対は一切できない(人治主義)
   3)一党独裁政権のエリートの命令に従う(中国共産党などがこのスタイル)

   などが考えられる。(2)(3)の場合、少数意見は圧殺されるか、反論者は投獄処罰処刑される。
   (1)の場合、少数意見は「尊重はされるが採用はされない」。
   少数意見が尊重ではなく「採用」される(少数者に不満が出ない)、なおかつ多数意見も採用される(共同体の中で多数を占める一致した意見に不満が出ない)という、意志決定方法を模索する必要がある。


以上から、

(A)「テロ行為に代わる、効率(金銭、人命を消費せず、政治的要求が実現しやすい)のいい「弱者の政治要求方法」を広く普及させる」
(D)「民主主義/多数決に代わる、共同体の中での意志決定方法を模索する。少数意見が犠牲にならず、多数意見にも不満が出ない方法を考える」

の2点が次の議題になるのではないでしょうか?



以上、まずは脱線から復帰し、「道筋を付ける」というところまでをまとめさせていただきました。


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