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万博で新しい紛争解決の糸口、コミュニケーションの方策を探る

193ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/01/08(日) 16:49:03

ここでは、国(集団)同士の争点を「相手に言うことを聞かせるための方法の相違」というところに仮に集約していますが、これは個人間にも言えることなのでは。
自分の正義を絶対に曲げないという人=独裁思考の人と、他人の意見を取り入れることで正義に修正を図ってもいいという人=多数決/合理主義/民主主義思考の人との間に例えることができます。
もし、「全体としてのスムーズな解決」を望んだ場合、自分の正義を絶対に曲げない人を矯正するより、ハイハイワロスワロスと従ってしまったほうが「前進」はするでしょうけれども、そうすると常に少数者(正義を曲げない人)に支配されるという構図が「正しい」ということになってしまい、従ってはいるけれども不満を抱えた人が増え、膨張したその集団は遠からず崩壊してしまいます。

いずれにしても、「プロトコルの違う相手との間に接点を見つけるにはどうしたらよいか?」がカギになっていますね。
これは、集団同士でも個人同士でも基本的な部分では変わらない。

その解決方法の提案として、「より大きな敵/共通の障害(=大集団)と対峙する」ことで、小集団同士の協力を図る、という案は現実味を持っていると思います。
これは、個人間にも援用できますよ。

例えば、私と中葉さんが異なる主張で対立しているとします。(今、模索の最中ですが協力できていないことは確かですね)
我々が協力して、別の外敵と対応する場合、初めて私と中葉さんは「協力体制」「暫定的な友好関係」を結ぶことができる、ということになります。
この場合の外敵は、例えば野卑な話ですが、エロ宣伝の荒らしが来たとして私と中葉さんが意見としては対立しているけれども、どちらもそうした投稿を削除する資格/権限を持っていた場合、対立は棚上げしてエロ宣伝の削除には当たることになるでしょう。(もし、この意見交換の場に対する重要度が高いなら。別にどうでもいい、というなら話はご破算ですが)
この場合の「エロ宣伝荒らし」が共通の外敵、それへの協力した対応が「対立を棚上げできる、より優先度の高い問題への協力」となるわけで。

こうした、「相違を解決せずに棚上げして協力し、事に当たる」という解決方法は、SF映画ではよく題材にされますよね。宇宙人が攻めてきたり巨大隕石が落下したり。
この方法は、個人というミクロな場でも集団というマクロな場でも、どちらにでも援用可能であり、そうであるが故に両者はフラクタルであるなあと思ったりするわけですが。

これはクソもミソも一緒ですか?


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