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誹謗中傷って、何?

911イカフライ:2004/11/18(木) 17:22
例えば「お兄さん」と「国が燃える」の例で言えば、抗議してくるのは勝手である。
けれど、その対処の方法については、ダブスタがあってはいけない。

 編集者が個人的に前者の抗議には賛同するが、後者の抗議には反対する、というのは、個人の考えだから、構わない。
けれど、「お兄さん」については、「訂正や回収や謝罪などの処置を考え」る反面、「国が燃える」については、「異議があるから断固戦う」というのは、ダススタの姿勢ではないだろうか?
 勿論、実際には、一編集者の考え方なんかは通らない、雑誌の責任者は編集長であり、その上に編集局長がいて、さらには会社の役員、株主という流れがあって、それは別に出版社ならずともどこの組織でもそうなのは常識だろうが、まあ、この場合、ひとまずそれを置いておいても良いとして。
 この場合、その編集者は「お兄さん」側の抗議に賛成、共感する人かもしれないが、当然逆もある。
かつて「お兄さん」を担当をし、その抗議の内容がナンセンスで取るにたらないと判断し、その抗議に断固として戦った編集者が「国燃え」担当になる、とする。
南京のくだりを読んで、内心苦々しい思いを秘めつつも、
「しかし、仕事だから」
と耐えていたかも知れない。それが、「憂国の志士」の心意気と行動に感銘を受けて「訂正、謝罪、回収」を行うと決意したとする。
 
 しかし、それははたから見ると作家への裏切り行為ではないだろうか?
「お兄さん」の時、断固として戦った編集者が、「国燃え」には、そうそうといい分を飲む。
 逆であってもそうだ、
「国が燃える」には断固として戦う編集者が「お兄さん」なら、要求を受け入れてしまう。
 それこそ、かつて身を張って作家を庇った(抗議に断固戦う、ッてのはそういう事。上に睨まれて窓際送りになるのも覚悟だからね)編集者が、今度は、そうそうそ主張を取り下げる。

 「お兄さん」の抗議内容には正当性があるが、「国が燃える」の抗議には正当性が無い、というのは、今のトコロ、証明は出来ていない。
 むしろ、現在裁判中と言う事で、まだ、「国が燃える」のほうが、客観的に見れば、ちょっとは正当性に近いのかもしれないな、とは思えるが、とは言え、ルポルタージュとして書かれたわけではなくあくまでノンフィクションの娯楽作にどこまでそれがあてはまるのか、は難しい問題だとは思う。
 実際、あまたの歴史ノンフィクションをみても、歴史的、史料的に不確かなものは沢山ある。




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