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誹謗中傷って、何?

65ヤスツ </b><font color=#800000>(CnaUXqoo)</font><b>:2004/06/26(土) 09:06
>>64
そういえば昔、「政治的に正しいおとぎ話」っていう本がプチヒットになったことありましたね。

「唖然とする」「押し黙る(本来語義は唖黙る)」は、どちらも「驚いて言葉を失い沈黙する」という一般的表現なわけですが、いずれも「驚きのあまり聾唖者(聾はほんとは関係ないけど、唖は聾の場合が多いから、ということでしょうか)になる」という慣用句的表現。
つまりは、「聾唖者のようになってしまう」という揶揄ということになるのですが、それを言っていくと、言葉というのはどんどん簡素化されていく(慣用句的表現や比喩は減らされていく)ことに。
昔、日本語をどんどん減らして1000語くらいで成立する超日本語みたいなのを作ろうという話があったとかなんとかという話をかなり曖昧に記憶しているのですが(^^;)、その場合も表現が非常に乏しいものになってしまい、芸術文学の分野では「使い物にならない」ものだったとかなんとか。
同様の話は世界語/エスペラント語がなぜ普及しなかったかという話にも見て取れるらしいです。
人間はいろいろなことを学ぶと、どんどん語彙が増えていくわけですが(その中からどれほどが自分のものとして残るかは不明ですが)、それらの多くを人と話をするために使おうとすると「まるで○○○のような」という比喩としての使用になっていくんだろうな、と。

自分が見たもの、知っているものについて説明するときに、相手も知っていそうなものに喩えることで共通の理解を引き出そうとする、というのが会話の中での比喩の目的だと思います。
が、誹謗中傷を未然に避けるために言葉を禁止するというのは、この「共通の理解を妨げる」ことにもなります。
また、「未然に使ってはいけない語を羅列表示する」ということは、逆にそれまでその語とその語の負の意味を知らなかった人に、新たな「そういう意味の語」という認識を植え付けることにもなり、最初からそういう負の意味の語として言葉を記憶し、何かの拍子に「罵倒語」として恣意的に使われてしまう、という。
未然に使ってはいけない語を選び抽出して一覧にすることは、逆に「誹謗中傷の苗床を用意するようなもの」でもあるように思います。
いちいちそれをチェックし続けるというわけにもいかないし、「使ってはいけない共通項」を作り出すのは容易ではなく……。

すみません、話がどんどん脱線しています(^^;)





パン食い競争は、私の頃にはすでになかったですねえ。
カタワに悪いから(笑)




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